
FZ55はスマホでは撮れない様なノスタルジックが写真が撮れるので、TikTokでもバズり超人気のコンデジです。
しかも値段も2万円ほどでコンデジの中でもかなり安いカメラなので、購入を考えている人も多いかと思います。
そこで今回はFZ55はどの様なカメラなのか紹介したいと思います!

結論
携帯性 | 良い |
性能 | 低め |
価格 | 約20,000円 |
- FZ55がおすすめな人
- ・安いコンデジが欲しい
・ノスタルジックな撮影がしたい
- おすすめシーン
- ・スナップ撮影など
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FZ55の外観の紹介

大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約 91.5 × 56.5 × 22.9 mm |
外観は正直おもちゃ?と思ってしまうぐらい簡単そうなデザインだと感じました。

カードど比べても正面からのサイズはほとんど変わらないほどの大きさなので、かなりコンパクトです。

厚みも薄いので、ポッケに入れやすく持ち運びが便利です。
端子
カメラを使っていくと、スマホやパソコンに写真を移したり、充電したりする場面がよく出てきます。
そんなときに役立つのが、本体にある「端子(たんし)」=いろいろな機器とつなぐための差し込み口です。
また、どんな端子が付いているかは、撮影スタイルによってとても重要なポイントになります。

USB 2.0 (Micro 5-pin USB) | USB 2.0 (Micro 5-pin USB) |
USB充電が可能でモバイルバッテリーなどで移動中も充電できるので、かなりありがたいです。
また差し込み口が剥き出しなので、必要最低限の装備となっています。


質量(本体のみ) | 約 106g |
質量は約120gほどでかなり軽いです。
FZ55の性能の紹介
やっぱりカメラ選びで一番気になるのは、実際の性能ではないでしょうか。
見た目がよくても、撮りたいシーンでしっかり使えるかどうかは大切なポイントです。
そこでこの章では、FZ55の基本スペックや性能面の注目ポイントを、初心者の方にもわかりやすく丁寧に紹介していきます。
発売日 | 2022年8月 |
カメラ部有効画素数/総画素数 | 1635万画素/1676万画素 |
サイズ・タイプ | 1/2.3 型 BSI CMOS |
焦点距離[35mmフィルム換算] | 28 mm(W) ー140 mm(T) |
開放F値 | F3.9(W)— F6.3(T) |
光学ズーム倍率 | 5倍 |
デジタルズーム倍率 | 6倍/光学5倍と併用時最大30倍 |
撮影距離 | 通常撮影: (Wide) 60cm — ∞ (Tele) 100 — ∞ マクロ撮影: 5cm — ∞ (Wideのみ) |
液晶モニター | 2.7インチ TFTカラー液晶モニター |
測光方式 | AiAE、スポット、中央部重点、スポット、顔AE |
露出補正 | +/- 3EV (1/3ステップ刻み) |
ISO感度(標準出力感度) | オート、 ISO 100-3200 |
ホワイトバランス | 自動、晴天、雲天、蛍光灯、蛍光灯CWF、白熱電球、手動、色温度指定 (1900K~10000K) |
シャッタースピード | 4 ~1/2000秒 (手動: 30秒) |
光学手ブレ補正(IS) | - |
セルフタイマー | 2秒後/10秒後 |
連続撮影 | 〇 |
記録媒体 | 内蔵メモリー: 63MB SDカード/SDHC カード/SDXC カード(512GBまでサポート) |
データタイプ 静止画 | Exif 2.3 (JPEG) |
データタイプ 動画 | MP4[映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:MPEG-4 AAC-LC(ステレオ)] |
記録画素数 静止画 | (4:3) 16MP: 4608×3456 10MP: 3648×2736 5MP: 2592×1944 3MP: 2048×1536 0.3MP: 640x480 (3:2) 14MP: 4608×3072 (16:9) 12MP: 4608×2592 2MP: 1920x1080 |
記録画素数 動画 | 1920x1080 (30fps) 1280x720 (60/30fps) 640x480 (30fps) 高速ムービー High Speed Movie 640x480: 120fps |
インターフェース 有線 | USB 2.0 (Micro 5-pin USB) |
Wi-Fi/NFC | - |
Bluetooth® | - |
電源 | 充電式 Li-ion電池 LB-012, 3.7V 700mAh, (本体装着で充電可) |
USB充電 | 対応 |
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約 91.5 × 56.5 × 22.9 mm |
質量(本体のみ) | 約 106g |
カラー | レッド/ブラック |
価格(2024年9月時点) | 約20,000円 |
フォーカス性能
動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
この3つの場面を通じて、オートフォーカス性能をしっかり検証していきます!
フォーカスは顔に認識しますが、迷ったり、それほど早くありません。
普段の撮影は問題ないですが、早い動きのものに対しては顔のフォーカスは難しいかと感じました。
解像力
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。

カメラ部有効画素数/総画素数 | 1635万画素/1676万画素 |
全体的に見ても綺麗に描写されていると思います。
全体では分かりづらいので、拡大してみました。
拡大画像

中央を拡大した画像を見ると窓の線も切れることなく、描写されていると思います。
正直、安いカメラだから画質は期待できないと思っていましたが、実際に使ってみると予想以上に美しく描写されていて驚きました。

iso感度
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでFZ55がどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!

ISO感度(標準出力感度) | オート、 ISO 100-3200 |
iso800ぐらいでややノイズが見られるがこれぐらいなら全然使えそうというところ。
iso1600となると中央の辺りがノイズが目立ってきています。
個人的にはiso1600ぐらいまでなら気にならないかな。という感じです。
動画性能

記録画素数 動画 | 1920x1080 (30fps) 1280x720 (60/30fps) 640x480 (30fps) 高速ムービー High Speed Movie 640x480: 120fps |
4K動画撮影には対応していません。
次の章の気になった点に入れようと悩みましたが、この価格であれば仕方ないことなのかなと思いました。
また、手ぶれ補正が搭載されていないため、綺麗な動画撮影にはあまり向いていません。しかしその分、レトロな映像表現をしたい人には、逆に味のある雰囲気が出せるかもしれません。
参考にしていただけるよう、実際に簡単な動画を撮影してみました。
光学ズーム5倍まで可能
- 光学ズームってなに?
- 光学ズームは、カメラのレンズを動かして、遠くのものを大きく撮る機能です。
レンズでズームするから、画質が落ちないというメリットがあります。
光学ズーム | 5倍 |
デジタルズーム倍率 | 6倍(光学5倍と併用して最大30倍) |
決して綺麗とは言えないですが、こんなものかなと言うのが正直な感想です。
良い意味で捉えると味があります。。。
良かった点
次は実際に使ってみて、「これはいいな!」と感じたポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
Mモードに設定できる

- Mモードとは?
- Mモードは「マニュアルモード」の略で、シャッタースピード・絞り(F値)・ISO感度をすべて自分で設定できる撮影モードです。
コンデジの中でMモードで撮影できない機種も多いです。
しかしFZ55はMモードで撮影ができます。
F値は2パターンしか選べませんが、SSはマニュアルで撮影できるのがありがたいです。
連続撮影も可能

FZ55の公式HPでは連続撮影の枚数の記載はありませんが、連続撮影にも対応しています。
ただそれほど連写速度は速くないです。

コスパがかなり良い

Mモードや解像力高めでそこそこスペックもある。
そしてコンパクトで持ち運びもしやすくてそれが約2万円でコンデジが購入るというのは、かなり魅力的だと感じました。
残念だったポイント
実際に使ってみる中で、「ここはちょっと惜しいかも…」と感じた点もいくつかありました。
どんなカメラにも完璧なものはなく、使い方やシーンによって合う・合わないがあるのも事実です。
気になる点を知っておくことで、自分の使い方に合っているかを見極める参考になるはずなので、購入前のチェックポイントとして、ぜひ参考にしてみてください。
フォーカススピードが結構遅い
特に気になったのが、シャッターを押してから、フォーカスが合うまでのスピードが遅いということ。
スナップ撮影をして「ここだ!」と思った瞬間から1秒ほど遅れるという点が残念だと感じました。
なので、スナップ撮影では連写にして少し前からシャッターを切る方が良いかもしれないですね。
スマホに転送できない

wifiとブルートゥース機能が備わっていないので、スマホに転送することができないという点です。
レトロ感のある写真が撮れるので、すぐSNSにアップしたいという人も多いと思いますが、それが出来ないのは残念な点です。
手振れ補正が備わっていない
最近のコンデジは手振れ補正が備わっているタイプがほとんどですが、FZ55は備わっていない。
個人的には他の性能にはあまり不満がなく、価格も安いので、仕方ないというところです。
メリット・デメリット
今解説した内容を踏まえて、改めてメリット・デメリットを紹介したいと思います。
- コンパクト
- 価格が安い
- Mモードで撮影ができる
- 連続撮影にも対応
- フォーカス性能が低い
- スマホに転送できない
- 手振れ補正が備わっていない
まとめ

以上がFZ55のレビューでした。
スマホカメラの性能が向上する中で逆にノスタルジックな写真が撮れる。
そして安くてコンパクト。だから流行ったんだなーと感じました。
最後に実際に撮影した画像も公開していますので、ご覧ください!


実写
















