
近年、再び注目を集めているコンパクトデジカメ。その中でも圧倒的な人気を誇る2機種があります。
それがPanasonic TZ99とCanon SX740HS
どちらもポケットサイズながら、30倍以上の高倍率ズームを搭載しており、スマホでは捉えきれない遠くの被写体をしっかりと撮影できるのが魅力。
「旅行先の風景や運動会の我が子を、もっとしっかり撮りたい」
そんな想いから、高倍率ズームのコンデジを検討している方も多いのではないでしょうか。
そんな人気を二分するこの2機種──しかし性能も価格も似ているため、「どちらを選べばいいの?」と悩んでしまう方もいるはず。
そこで今回は、実際に両方を使ってみた上で、それぞれの違いや特徴をわかりやすく解説します。
最後には「私ならどっちを選ぶか?」というリアルな視点もお届けしますので、ぜひ参考にしてください!
結論
機種 | TZ99 | SX740HS |
性能 | 凄く良い | 凄く良い |
携帯性 | 良い | 良い |
価格 | 約64,000円 | 約66,000円 |
- TZ99がおすすめな人
- ・タッチパネルで直感的に使いたい
・レタッチをしてより雰囲気を出したい
・USB Type-C端子で充電したい

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- SX740HSがおすすめな人
- ・より遠くのものを撮影したい
・少しでもコンパクトなものが欲しい

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外観の紹介
カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、両機種の外観デザインやサイズ感、重さなどを比較していきます。



機種 | TZ99 | SX740HS |
サイズ | 約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く) | 110.1 × 63.8 × 39.9mm |
質量(バッテリーおよびメモリーカード含む) | 約322g | 約299g |
全体的にSX740HSの方が軽くて若干ですがコンパクトです。
しかし個人的な感想ですが、持った感じが結構違います。
SX740HSの方が握りやすくて、薄さが太すぎないギリギリのラインじゃないかなと感じました。
なぜかと言うとTZ99は一見サイズは変わらない様に見えますが、持つと結構太いように感じます。
ですので、SX740HSの方が外観は気に入っています。

TZ99 | SX740HS |
HDMI端子、USB端子Type-C | HDMI端子、USB端子Type-B |
端子の備わっているものは一緒ですが、USB端子のType-BとUSB端子Type-Cが違います。

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仕様一覧
数あるスペックの中から、特に比較の際に注目しておきたいポイントをピックアップして一覧にまとめました。
比較で差が出やすいポイントを、ひと目でわかるようにまとめました。
TZ99 | SX740HS | |
発売日 | 2025年2月20日 | 2018年7月31日 |
カメラ部有効画素数 | 約2030万画素 | 約2,030万画素 |
サイズ・タイプ | 1/2.3型MOS | 1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型) |
焦点距離[35mmフィルム換算] | 24~720mm | 24~960mm |
開放F値 | F3.3~6.4 | F3.3(W)-F6.9(T) |
光学ズーム倍率 | 30倍 | 40倍 |
デジタルズーム倍率 | 最大4倍(iAズーム時は最大2倍) | 約4.0倍 |
撮影距離 | 通常:50cm(W端)/2m(T端)~∞ AFマクロ / インテリジェントAUTO / 動画 / MF:3cm(W端)/2m(T端)~∞ | オート:1cm~∞(W)/2.0m~∞(T) マクロ:1cm~50cm(W) |
液晶モニター | アスペクト比3:2 3.0型 184万ドット タッチパネル搭載 液晶モニター | 3.0型TFTカラー液晶(約92.2万ドット)、視野率:約100%、チルトタイプ |
測光方式 | マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 | 評価、中央部重点平均、スポット |
露出補正 | 1/3EVステップ ±5EV | ±3段(1/3段ステップ) |
ISO感度 | オート / i.ISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400(拡張ISO感度) | オート、ISO100-3200 |
ホワイトバランス | オート / オート(C)/ オート(W)/ 晴天 / 曇り / 日陰 / 白熱灯 / フラッシュ / セットモード1,2,3,4 / 色温度、各設定で2軸微調整可 | オート、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、マニュアル |
シャッタースピード | 静止画:4秒~1/2000秒(メカシャッター)、1秒~1/16000秒(電子シャッター) (シーンガイド「夜景をアーティスティックに撮る」時は最長30秒) 動画 :1/30秒~1/16000秒(クリエイティブ動画、MF選択時は1/2秒~1/16000秒) | 1~1/3200秒(オートモード) 15~1/3200秒 |
絞り | F3.3~8.0(W))、F6.4~8.0(T) | F3.3-F8.0(W)、F6.9-F8.0(T) |
光学手ブレ補正(IS) | ○(通常/流し撮り) | マルチシーンIS 補正効果(静止画IS時):3.5段(350mm)※35mmフィルム換算での焦点距離 |
セルフタイマー | OFF/2秒/10秒/10秒+3枚 | 切/約2秒後/約10秒後/カスタム |
連続撮影 | 連写速度(AF固定) H:10コマ/秒、M:5コマ/秒、L:2コマ/秒 連写速度(AF追従) H:5コマ/秒、M:5コマ/秒、L:2コマ/秒 最大撮影コマ数:JPEG:100コマ以上、JPEG+RAW:26コマ以上 | 約10.0枚/秒 |
記録媒体 | SDカード / SDHCカード(UHS-I UHS Speed Class3 規格対応) / SDXCカード(UHS-I UHS Speed Class3 規格対応) | SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード |
データタイプ 静止画 | RAW / RAW+ファイン / RAW+スタンダード / ファイン / スタンダード | JPEG |
データタイプ 動画 | MP4 音声圧縮形式:AAC(2ch) | MP4[映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:MPEG-4 AAC-LC(ステレオ)] |
記録画素数 静止画 | ・アスペクト[4:3] 設定時 5184x3888(20M L) / 3712x2784(10M M) / 2624x1968(5M S) ・アスペクト[3:2] 設定時 5184x3456(17M L) / 3712x2480(9M M) / 2624x1752(4.5M S) ・アスペクト[16:9] 設定時 5184x2920(14.5M L) / 3840x2160(8M M) / 1920x1080(2M S) ・アスペクト[1:1] 設定時 3888x3888(14.5M L) / 2784x2784(7.5M M) / 1968x1968(3.5M S) | [3:2時] ラージ:5184×3456画素 ミドル:3648×2432画素 スモール:2432×1616画素 [16:9時] ラージ:5184×2912画素 ミドル:3648×2048画素 スモール:2432×1368画素 [4:3時] ラージ:5184×3888画素 ミドル:3648×2736画素 スモール:2432×1824画素 [1:1時] ラージ:3888×3888画素 ミドル:2736×2736画素 スモール:1824×1824画素 |
記録画素数 動画 | 4K:3840x2160, 30p(100Mbps/センサー出力30コマ/秒) FHD:1920x1080, 60p(28Mbps/センサー出力60コマ/秒) FHD:1920x1080, 30p(20Mbps/センサー出力30コマ/秒) HD:1280x720, 30p(10Mbps/センサー出力30コマ/秒) ハイスピード動画:HD:1280x720, 30p(センサー出力120コマ/秒) 、 VGA:640x480, 30p(センサー出力240コマ/秒) 最大記録時間:4K:15分制限あり、FHD/60p, ハイスピード動画/HD:29分59秒制限あり | 4K:3840×2160(29.97fps:約120Mbps) フルハイビジョン:1920×1080(59.94fps:約60Mbps/30fps:約30Mbps) ハイビジョン:1280×720(59.94fps:約26Mbps) |
インターフェース 有線 | USB Type-C USB2.0(HighSpeed)対応 | USB (Micro)、HDMIコネクタータイプD |
Wi-Fi | 対応 | 対応 |
Bluetooth® | Bluetooth v5.0 | Bluetooth low energy 技術 採用 準拠規格:ver.4.1 |
電源 | リチウムイオンバッテリー 7.2V 1025mAh 7.4Wh | 専用リチウムイオン充電池(NB-13L)[充電時間:約130分] |
USB充電 | 対応 | 対応 |
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く) | 110.1 × 63.8 × 39.9mm |
質量(本体のみ) | 約322g | 約299g |
カラー | ホワイト/ブラック | シルバー/ブラック |
価格(2025年3月時点) | 約64,000円 | 約66,000円 |
共通のおすすめポイント
カメラにはそれぞれに個性がありますが、共通する分もあります。
ここでは、初心者の方でも安心して選べるように、多くのカメラに共通するおすすめの特徴をわかりやすくご紹介します。
購入前に確認しておくことで、自分にぴったりの一台がきっと見つかるはずです。
高倍率ズームが可能
高倍率ズーム機能を活用すれば、肉眼では見えにくい遠くの風景や人物も、しっかりと捉えることができます。
旅行先の名所や野生動物、スポーツ観戦など、迫力あるシーンを手軽に撮影できるのが魅力です。
そこで両機種がどれぐらいズームできるのか検証してみました。
機種 | TZ99 | SX740HS |
光学ズーム倍率 | 30倍 | 40倍 |
こうやってみるとほとんど違いが分からないですね。
どちらも高倍率ズームでかなり拡大ができるので、肉眼で見えないレベルまで撮影ができるので、撮影の幅が広がりました。
自撮りができる

モニターが可動式なら、自撮りもラクラク。旅先の思い出や日常のワンシーンも、ベストな構図でしっかり残せます。

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スペックの比較
やっぱりカメラ選びで一番気になるのは、実際の性能ではないでしょうか。
見た目がよくても、撮りたいシーンでしっかり使えるかどうかは大切なポイントです。
そこでこの章では、基本スペックや性能面の注目ポイントを、比較しながら、初心者の方にもわかりやすく丁寧に紹介していきます。
解像力の比較
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。




機種 | TZ99 | SX740HS |
カメラ部有効画素数 | 2,030万画素 | 2,030万画素 |
中心部はそれほど違いは見られないが、端の方を見ると違いが大きく見られました。
SX740HSは端の部分も綺麗ですが、TZ99は結構荒れているのが見てとれました。
そう思うと全体画像を周辺の部分に目を凝らして見ると端の部分の解像力が低いのがわかりました。
個人的には解像力はSX740HSの方が高いと感じました。
動画性能の比較
TZ99は4K撮影に加えハイスピード撮影ができるので、再生時に動きをスローモーションのように滑らかに表現できます。
またどちらの機種も4K動画撮影に対応しています。
大きな差はありませんが、参考までに実際に4Kで撮影した映像をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
機種 | TZ99 | SX740HS |
記録画素数 動画 | 4K:3840x2160, 30p(100Mbps/センサー出力30コマ/秒) FHD:1920x1080, 60p(28Mbps/センサー出力60コマ/秒) FHD:1920x1080, 30p(20Mbps/センサー出力30コマ/秒) HD:1280x720, 30p(10Mbps/センサー出力30コマ/秒) ハイスピード動画:HD:1280x720, 30p(センサー出力120コマ/秒) 、 VGA:640x480, 30p(センサー出力240コマ/秒) 最大記録時間:4K:15分制限あり、FHD/60p, ハイスピード動画/HD:29分59秒制限あり | 4K:3840×2160(29.97fps:約120Mbps) フルハイビジョン:1920×1080(59.94fps:約60Mbps/30fps:約30Mbps) ハイビジョン:1280×720(59.94fps:約26Mbps) |
TZ99で撮影してみた

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SX740HSで撮影してみた
手振れ補正の比較
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
機種 | TZ99 | SX740HS |
手ぶれ補正 | ○(通常/流し撮り) | マルチシーンIS 補正効果(静止画IS時):3.5段(350mm)※35mmフィルム換算での焦点距離 |
手振れ補正はそれほど大きな違いは感じられませんでしたが、SX740HSの方が小刻みに揺れている印象がありました。
フォーカス性能の比較
動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
この3つの場面を通じて、オートフォーカス性能をしっかり検証していきます!
顔を追従しているガイドはSX740HSの方が追従するスピードが早かったです。
またSX740HSの方が被写体が小さくなっても顔に認識するガイドが反応し続けていた。
ただたまにピントが外れる瞬間が見られたので、もしかするとTZ99の方が安定感があるのかもと感じました。

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iso感度の比較
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!


機種 | TZ99 | SX740HS |
ISO感度 | オート / i.ISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400(拡張ISO感度) | オート、ISO100-3200 |
TZ99はISO感度を高く設定できるため、暗いシーンでも明るく撮影できます。
ただし、ISO1600ではノイズが目立つ点が気になりました。ISO6400まで上げられる仕様ではあるものの、日常でもよく使うISO1600でノイズが多いのは残念です。
一方、SX740HSはISO1600でも比較的きれいな画質を維持しており、クリアな写真を残したい方にはSX740HSのほうが安心感があります。
シャッタースピードの比較
「シャッタースピードが高くできる=一瞬をブレずに捉えられる」
シャッタースピードを速く設定できるカメラは、動きの速い被写体(たとえばスポーツや走る子ども、動物など)をブレずに撮影できます。
一瞬の動きを止めて、くっきりとした写真が撮れるのが大きなメリットです。
機種 | TZ99 | SX740HS |
シャッタースピード | 静止画:4秒~1/2000秒(メカシャッター)、1秒~1/16000秒(電子シャッター) (シーンガイド「夜景をアーティスティックに撮る」時は最長30秒) 動画 :1/30秒~1/16000秒(クリエイティブ動画、MF選択時は1/2秒~1/16000秒) | 1~1/3200秒(オートモード) 15~1/3200秒 |
TZ99の方がSS1/16000まで上げることができる。
ただそこまで上げることは、まぁないので、あまり気にするポイントではないかなと思っています。
連続撮影の比較
連続撮影(連写)機能を使えば、シャッターを押し続けるだけで複数枚の写真を素早く撮影できます。
動きのあるシーンや一瞬の表情をしっかり捉えたいときに便利な機能です。
機種 | TZ99 | SX740HS |
連続撮影 | 約10.0枚/秒 | 約10.0枚/秒 |
こちらは両機種とも同じスペックです。
1秒間に10枚も撮れれば十分なレベルだと思います。

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両機種の良かったポイント
実際に使ってみて、片方の機種にしか備わっていない機能で「これはいいな!」と感じた両機種のポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
TZ99の良かったポイント
まずはTZ99の良かったポイントを解説していきたいと思います。
Raw撮影ができる
- RAW撮影とは?
- カメラが記録する**「生の画像データ」**のことです。
JPEGは自動で明るさや色を調整してくれますが、
RAWは**「調整前のデータ」**なので、あとから自分で明るさや色を自由に編集できます。
インスタグラムにアップする時などより写真のクオリティを上げたいという場合にはおすすめです。


マニュアルリングが付いている

コンデジにフォーカスリングが付いていない場合も多いですが、このTZ99には備わっています。
前面のリングを操作することでピントを調節することできます。
より直感的に操作できるというのがメリットです。

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SX740HSの良かったポイント
次はSX740HSの良かった点も紹介していきたいと思います。
コンパクト

両機のサイズ感・質量はSX740HSの方がコンパクト。
ただ数字だけ見るとそんなに変わらないと思いますが、持った感じは結構違いが分かります。
個人的な感想ですが、TZ99はちょっと分厚いなと感じますが、SX740HSはそれが感じないギリギリのサイズじゃないかなと感じました。
グリップを握った感じも持ちやすく、数字的にはあまり変わりませんが、感覚的には結構違います。

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両機種の残念だったポイント
使ってみて「ここはもう少し工夫があればもっと良くなるかも」というポイントもいくつかありました。
あくまで個人の感想ではありますが、正直にお伝えします。
TZ99の残念だったポイント
まずはTZ99の残念だったポイントを紹介していきます。
三脚を使うと少しフォーカスリングが干渉する

使えないということではないですが、三脚を付けた場合若干マニュアルリングが三脚の船と干渉する。
決して回らないほどではないが、ほんのわずか当たって擦れている。
この船では気にならないが、他の船のゴムの部分が厚みがある場合は、大丈夫なのかなと心配になった。
iso1600でもノイジー

個人的には、ISO1600でもノイズが目立つと感じました。
高倍率ズームレンズを使用すると、どうしてもレンズの明るさが抑えられるため、ISO感度の設定が重要になってきます。
日常シーンでもISO1600に設定せざるを得ない場面も多く、その際にノイズが目立つ点は少し気になりました。
電源ボタンと録画ボタンが場所が近くて似ている

もしかすると私だけ?と思いましたが、電源ボタンと録画ボタンがサイズ感も一緒で場所も近いので、かなり押し間違いました。
録画ボタンを押したつもりが、電源ボタンを押していて電源が落ちるということがあったので、結構ストレスがたまりました。
もし私だけならすみません。。。。
SX740HSの残念だったポイント
次にSX740HSの紹介をしていきたいと思います。
タッチパネルが搭載されていない。

古いということもあるかもしれないが、SX740HSにはタッチパネルが搭載されていない。
TZ99なら「フォーカスをここに合わせたい」と思った時にその部分をタップすればそこにフォーカスエリアが移動するのでワンタッチで移動できるが、SX740HSにはその機能がないので、設定から選択する必要があるので、シャッターチャンスを逃す可能性がある。
高倍率でスポーツなどここにピント合わせたいという場合にシャッターチャンスを逃す場合あるかもしれないのが残念な点。
USB端子がType-B

最近のカメラはType-Cが主流だがSX740HSはType-Bになります。
iphone15などType-Cなので、TZ99ならType-Cなので1本ケーブルがあれば両方の充電ができるので便利だが、SX740HSはType-Bのケーブルを用意しないといけないのが面倒な点です。
メリット・デメリット
TZ99
- RAW撮影できる
- フォーカスリングが付いている
- TypeCのUSB充電ができる
- フォーカスリングが三脚の船と干渉する場合がある
- iso1600で結構ノイズが出ている
- Recボタンと電源ボタンが押し間違いやすい

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SX740HS
- コンパクト
- より遠くまで撮影ができる
- 解像力が高い
- USB端子がType-B
- タッチパネルが非搭載

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まとめ

以上がTZ99とSX740HSの比較でした。
高倍率ズームができるコンデジは様々なシーンで活用できるので、凄く便利だなと改めて感じました。
そして私がどちらを持ちたいかというと、、、TZ99にしました!
凄く悩んだんですけど、理由としてRAWで撮影が出来るという点です。
普段はjpegのデータで撮影で問題ないんですけど、やっぱり、特に気に入ったシーンではRAWで撮ってレタッチしたいと思ったからです。
でも今回比較をしてSX740HSの凄いと思ったところはTZ99は2025年に発売されSX740HSは2018年で7年ぐらい古いカメラですが、スペックが高く、TZ99よりもスペックが高い点も多かったので、やっぱりキャノンって凄いなと感じました。
もしSX740HSがRAWで撮れるならSX740HSを選んでいます!
なので、どちらが良いというわけではなく皆さんの合ったカメラがあるので、今の内容を参考に、自分の合ったカメラを選んで下さい!
ではまた!

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