こんな方におすすめ
- 光跡の撮影がしたい!
- ブレてしまって、何を撮っているのか全然わからない。
- 撮ったみたけど暗くて、上手くいかない。
せっかくカメラを買ったけど設定の方法がわからなくて 光跡にならないという悩みのある方が多いです。
私も現在は5年前からフリーランスのカメラマンとして活動し収入を得れるようになりましたが、 それまでは挫折や失敗を繰り返し、 たくさんの遠回りもしてきました。。。
この記事を読めば、 車のテールランプなど光を放つものに対して幻想的な撮影ができ撮影の幅が広がります。
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露出時間を長くして撮影できること
車のテールランプの光跡 | 観覧車の光跡 | ペンライトアート |
光跡の撮影は光を放つものに対してアートの様な撮影ができます。例えば、車のテールランプはもちろん観覧車ペンアートなどこれから説明する原理で応用することができます!
撮影には三脚が必要になる
シャッタースピードを遅くして撮影をするので、 ブレが発生します。
そうならないために 三脚を使うことでブレなく綺麗に撮影をすることができます。
高い三脚も沢山ありますが、 安くて数千円で購入できる三脚もAmazonなど売っていますのでぜひ用意して下さい。
それではカメラの設定方法を説明をしていきたいと思います。
モードダイヤルをMモードにする
モードダイヤルをMモードに設定する |
まずモードダイヤルをMモードに設定をして下さい。
これはカメラの設定を全てマニュアルに設定するというモードです。
シャッタースピードを10秒に設定する
isoのモニターをタップ | ダイヤルを回す |
シャッタースピードを10に設定する |
光跡の撮影はこのシャッタースピードが大きく関係しています。
メモ
EOS Kiss M2のダイヤルを左右に回すことで シャッタースピードを数値を変更する方法とモニターをスクロールして変更することもできますので、まずはシャッタースピードを10秒に設定をして下さい。
シャッタースピードを10秒に設定することで、 これはあくまでも目安なので撮影をして確認しながら 設定をして下さい。
ポイント
光跡をもっと表現したい場合→シャッタスピードを遅くする(数値を低くする)
光跡をもっと少なくしたい場合→シャッタースピードを早くする(数値を早くする)
isoを100に設定する
isoのモニターをタップ | ダイヤルを回す |
isoに設定をする |
isoを一番低い100に設定にする=一番暗い設定 ということになります。
なぜ夜なのに、一番暗い設定にするかというとシャッタースピード遅く設定するので光を取り込む時間が長くなる=明るくなります。
ですので、isoは一番低い設定にしています。
ポイント
上記のシャッタースピードの設定で暗い場合は isoを上げて適切な明るさに設定する
では逆に撮影したものが明るいという場合は次の設定で対応できます。
F値を10に設定をする
F値のモニターをタップ | ダイヤルを回す |
F値を10に設定する |
さらにさっきも言ったようにF値を上げると暗くなります。なので、F値を上げることで被写界深度が深くなるので、全体的にくっきり写すことができます。
ポイント
撮影したものが明るい場合はF値を上げて 暗くする
その時に一点気をつけて頂きたいのが、上げ過ぎると回折現象といって
画質が悪くなるので大体12ぐらいまでに設定するのがオススメです。
それでも明るいという場合は シャッタースピードを速くして暗くするということです。
最初はここのバランスが難しいですが、
調節して撮影という設定を繰り返しながらベストな設定にしてください。
セルフタイマーやスマホからシャッターを切る
SETを押す | セルフタイマーに設定する |
セルフタイマーやスマホと連携してシャッターを切って下さい。直接カメラに触れてシャッターを切るとブレが発生するので、
スマホからシャッターを切る方法はこちらからご覧下さい。
まとめ
メモ
- Mモードに設定する
- シャッタースピードを10秒に設定する
- isoを100に設定する
- F値を10に設定する
- 暗い場合はisoを上げて明るくする
- 明るい場合はF値を上げて暗くしてそれでも明るい場合はシャッタースピードを速くする
以上が光跡の設定方法になります。調節をしながら自分のお好みの数値にして下さい!