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魅力的なポイント
前機種よりかなりスペックが上がり
描写力も文句のない望遠レンズだということです。
これほどアップで撮影できるので、臨場感が出て、
描写力もこれだけ違い
他の視点から見ても魅力的なポイントが沢山のあります。
それでは具体的に説明していきたいと思います。
マウント
このレンズはEFマウントになり、
キャノンのボディで使用することができます。
また、マウントアダプターを使えば、RFマウントのボディ
にも使うことが出来ます。
前機種との比較
1998年(平成10年)11月
EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
質 量(g)約1,530g三脚座装着時
それから約16年後の
2014年(平成26年)12月
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMが
発売されました。
進化した大きな3つのポイント
1.画質が大幅に上がった。
2.手ぶれ補正の性能が上がった。
3.ズーム方式が変更した。ズームの回転は95度
という点です。
1.画質が大幅に上がった
【100-400mmのズーム全域において、画面周辺部まで高画質を実現】
色収差を抑える蛍石レンズ1枚とスーパーUD
1レンズ1枚を含む最新の光学設計により
焦点距離100-400mmのズーム全域において、
画面周辺部まで高画質を実現。
【フレア・ゴーストを大幅に抑制】
そして垂直に近い角度で入射する光に対して
大幅な反射防止効果を発揮する
キヤノン独自のコーティング技術を採用し、
フレア・ゴーストを大幅に抑制しているので
要するにレンズの構造上レンズの
周辺というのは画質が落ちやすいですが、
実際に撮ったものを見ても周辺まで綺麗に描写できています。
また夕日を写してもフレアや
ゴーストが出ていないので、
集中して撮影ができます。
このように前期種より大幅に性能が
上がっているということです
これが1つ目のポイントですが、
「これだけでも良いな」と
思ってしまうぐらい
重要はポイントが大幅に改善されています。
2.手ぶれ補正の性能が上がった
シャッター速度換算で
従来機種の1.5段分4段分2に大幅に向上。
また、従来機種に搭載されていた
スポーツなどの流し撮りに最適な
「IS モード2」に加え、
不規則な動きの動体撮影時に最適な
「IS モード3」を新たに搭載している。
露光時にのみ補正をするというもので
シャッターボタン半押し状態で
補正レンズをロックさせることができる
要するに手ぶれ補正を入れて
ファインダーを見て撮影すると
手ぶれ補正が効いて
後揺れ的なものが生じるが
IS モード3では
シャッターを半押しして
露光時のみ効果を適用できるので
動きが早くてランダムに機敏に
動くもの対して活用すると
便利という機能ですね。
3.ズーム方式が変更した
従来のレンズは直進式のレンズでした。
レンズの先の部分を前に送ることで
ズームができるというレンズでした。
こちらのレンズも以前に紹介しましたが、
ズームして400mmにした時に
若干コンという音が鳴ったのと
あまり動画には向いていないというのと
前にかなり重量がかかるので、
バランスが若干取りにくいという
デメリットはありましたが、
レンズを直進にするだけなので、
瞬間的に変更できる
というメリットがありました。
この機種は
ズームの回転はただ100-400mmだと
焦点距離の差がかなりあるので
回転式だとズームリングを
かなり回転させないといけないのでは?
という方もいるかもしれませんが、
100mm-400mmの焦点距離を95度で変更できます。
実際に回した感じですが、
深くズームレンズを
持たなくても大丈夫ですし、
さらに回しすぎて
手が変な位置にになる
ということもありません。
ですので、野鳥など
瞬間的に焦点距離を変える時に
無理なく瞬時に変えれるのも
魅力的なポイントです。
そのほかにも
最短撮影距離1.8mmから0.98m
防塵・防滴構造になっていることも
魅力的なポイントとなっていて
過酷な場所でも
安心して撮影をすることが出来ます。
それではさらにこのレンズの
詳細について説明していきたいと思います。
10.外観
【レンズの長さ】
100mm→約21cm
400mm→約29cm
レンズフードを付けると37cm
フィルター径→77mm
ズームリングを回した感想
ズールリングを回した感じは思ったよりも軽いですね。
個人的にはもっと重量感が
ある方が良いなと思いました。
思っている以上に軽いので、
レンズを戻す時に勢い余ってレンズのところが
「コン」と音がなるので、
レンズ衝撃を当てすぎているのでは
ないかとちょっと心配しましたが、
これは個人差があると思うので、
気になる方は店頭などで触ってみて下さい。
【バランス】
構えた時のバランスが望遠レンズなので
どうしても前に重心がいってしまう
というイメージもありますが、そういったいったことはなく
400mmにした状態でも重心を保ちやすいです。
【レンズフードに便利な開口部】
レンズフードのスライド式開口部
NGフィルターを付けている時に
スライド式開口部から
簡単に変更することができます。
【フルタイムマニュアルフォーカス】
オートフォーカス時にフォーカスが甘い場合に
フォーカスリングを回すだけでマニュアルに切り替えれます。
野鳥など、鳥ではなく木にフォーカスが
合っている場合などすぐにフルタイムマニュアルフォーカスに
切り替えができるので、すごく便利です。
スイッチ紹介
【FULL⇄3m-∞】
これはフォーカスの距離を表していて
設定することでより
スピーディにフォーカスを合わせることが出来ます。
【AF⇄MF】
フォーカスの切り替えがレンズでも行えます。
【STABILIZER】
スタビライザー(手ブレ)の
ON OFFを切り替えれます。
【STABILIZER MODE】
スタビライザーの種類を変更できます。
【三脚座】
ダイヤルを回して三脚座の位置を変更できます。
三脚座のダイヤルを回すと三脚座を外せます。
【SMOOTH⇄TIGHT】
例えば400mmにしてレンズを上に向けると
レンズの先の重量でレンズが戻ってしまします。
戻らないようにするために
SMOOTH⇄TIGHTのリングを回すことで
ロックすることができます。
これは自分が止めたいところでどこでもロックできます。
質量 | 約1,570g(三脚座を除く) |
レンズ構成 | 16群21枚 |
絞り羽枚数 | 9枚 |
フィルター径 | 77mm |
最小絞り | 32-40 |
最短撮影距離 | 0.98m |
最大径×長さ | φ94×193 |
マウント | EFマウント |
スペックの紹介
最短撮影距離
0.98mでこの焦点距離で
こんなに寄って撮影出来るので、撮影の幅が広がります。
前の機種に比べてもかなりスペックが上がってます。
描写力
縁の方まで綺麗に表現出来ています。
どんな撮影に適しているのか
「風景」「鉄道」「飛行機」など
400mmで撮影することでスマホで
撮影することが出来ない距離で
撮影をすることが出来るので、
より臨場間のある撮影をすることが出来ます。
さらに野生動物にもかなり重宝されると思います。
100mm-400mmの焦点距離が広いので、
100mmで最短撮影距離は0.98mよって
動物を撮影することができますし、
400mmで撮影することで
野生動物にも気付かれにくく
撮影をすることができます。
装着エクステンダーも活用できる
さらにこのレンズで
もっと焦点距離を伸ばしたいという方は、、、
EXTENDER EF1.4×III 140-560mm(1.4倍)
EXTENDER EF2×III 200-800mm(2倍)
も使用することができ、
オートフォーカスに対応しているのは
EXTENDER EF1.4×III
だけですが、
お互い防塵・防滴に対応しています。
注意するポイント
ここぞという時には頼もしいレンズだが
他の標準レンズに比べると
大きくそして重量もあるので、
手軽に持っていくというのは難しい。
まとめ
魅力的なポイントは前機種より
大幅にスペックが上がっていることです。
描写力も上がりより過酷なところでも
撮影が出来るので、多くの方から
人気のレンズということです。
お金に少し余裕のある方で、
風景、鉄道、飛行機、野生動物など
撮りたい方はより撮影の幅とクオリティが
上がるレンズだと思います。