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Ricoh FF-9SD Limitedレビュー 世界に20,000台 発売当日に完売したスケルトンボディ

本日はFF-9sDの紹介をしたいと思います。
FF-9sDは見ての通りスケルトンのボディが特徴的だ。

ずっとスケルトンのカメラが気になっていたというのがあり、
たまたまヤフオクで出ていたので購入した。

個人的に機械のスケルトンって凄く惹かれるし、
同じ方も多いかもしれない。

FF-9SD Limitedは
1992年3月に限定20000台として発売されその日で完売になったカメラだ。

やはり機械のスケルトンって惹かれるという人が多いというのは
間違いなさそうだ。

では、カメラの使い方や商品について紹介したいと思います。

最後に実際に撮影をした写真を紹介しているよ!

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世界初のスケルトンカメラ

このカメラはフィルムカメラので、
スケルトンだと光線もれをしそうで、
「それが撮影に影響しないだろうか?」
と思ってしまう。

もちろんカメラとして成立しているわけだから、
その部分も計算されているわけだが、
そういった部分も魅力的な点だろう。

しかし、さすがに背面はスケルトンにしてしまうと、
撮影に影響してしまうので、背面だけはスケルトンにはしていない。
ということだろう。

外観

もう一点ボディについて説明させてほしい。。。

ボディの基盤にはAU-TKと書かれている。


これは何かと言うと
FF-9sDの開発者が遊び心で基盤に自分たちのイニシャルを書いたらしい。

しかし、スケルトンになるとは知らなかったとのこと。

そのようなエピソードもあり、さらにこのカメラが愛おしくなってしまう。。。

現在でもスケルトンカメラは他の機種でも
ほとんど出ていないので、人を撮影すると

思わぬ驚いた表情の写真が撮れるかもしれないし、
パーティー撮影など撮影する時のコミュニケーションになり、
被写体との距離を縮めるかもしれない。

そして撮った写真を見てみるという時のわくわく感というのは
このカメラだからこそ味わえるものかもしれないだろうか。

各種名称

1.デート機能設定

日付を指定することができます。

2.裏ぶた開閉レバー

レバーをスライドすることで開閉することができます。

3.モード切替スイッチ

モードを切り変えてシーンに合わせた撮影ができます。

・遠景モード
 無限遠の風景が特にシャープに写るモードです。
・夜景モード
 夜の撮影でバックが明るく写るモードです。
・TVモード

 昔のテレビ画面を撮影する時に適しています。
・多重露光
 複数枚の写真を重ねた写真を撮影することができます。
・セルフタイマー

 60秒のセルフタイマーを設定できます。

4.フィルム巻き上げ

全てのフィルムを使い終わった後に使用することができます。

5.電源レバー

レバーをスライドするとレンズカバーが開き電源が入ります。

6.セルフタイマー

セルフタイマーで撮影ができます。

7.シャッターボタン

シャッターが切れます。

仕様

自動巻き上げタイプ

フィルムを入れて裏ぶたを閉めると自動でフィルムを巻き上げてくれる。

シャッターボタン半押しでフォーカスを合わせる

シャッターボタン半押しでフォーカスを合わせるとファインダーの横のAFのボタンが緑に光とフォーカスが合っている。

点滅がしている場合はフォーカスが合っていない。

フラッシュは自動発光

フラッシュは状況に合わせて自動で反応する。

発売日1992年3月
フィルムシステム35mmパトローネ入りフィルム(135)
画面サイズ24×36mm
レンズリコー 35mm 3.5 4群4枚構成
フォーカスアクティブオートフォーカス
ファインダーアルバダ変倍ファインダー
シャッター電子シャッター 1/4 - 1/400 セルフタイマーつき
露出制御プログラム露出AE ISO100-1600対応
電源CR-P2 1個

撮影時に使用したアイテム

コジマ楽天市場店
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個人的な評価

描写力
ボケ味
重量
レア度
価格

まとめ

実際に撮影をしてみて、コンパクトで軽いので手軽に持ち運ぶことができる。

スケルトンになることでボディの中の構造が見れるので
また撮影とは違った楽しみを得ることができる。

撮影をした時のギアが回るところなど、
これもまた面白く魅力的な部分だ。

気になった点は日中の撮影でもブレよく起きていた。

ある程度ブレないように撮影していたつもりだが
さらにもっとブレないように持つ必要がありそうだ。

こんな方におすすめ

  • スケルトンのカメラを使いたい。
  • パーティーなどで変わったカメラを活用したい。
実写も紹介しているよ!

実写

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