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vlog様としても候補に上がる人気の機種PanasonicG100がですが、2024/1/26に後継機種となるPanasonic DC-100Dが発売されました。
筆者も発売日当日に朝から店頭に並び、トライポッドグリップセットを購入。
今回はDC-G100Dのスペックの特徴やどこが向上したのか、またどんな人におすすめなのか調べてみた。
結論
- ファインダーを搭載で集中した撮影ができる
- グリップも握りやすい
- 快適にクオリティーの高いVlog撮影ができる
外観 | |
性能 | |
サイズ | |
価格 |
使ってみて良いなと思った点は、vlog様に的したカメラと思っていたが、静止画の撮影にもかなり使えるカメラだということです。
- こんな方におすすめ
- ・静止画の撮影の技術も上達したい
・クオリティの高いvlog撮影がしたい
・Panasonicやオリンパスの機種が好き
・初めてカメラを買いたい
この点も踏まえてさらに深堀して説明していきたいと思います!
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4パターンのラインアップ
G100Dは4パターンのラインアップがあります。
品名 | DC-G100DK | DC-G100DW | DC-G100DV | SET-G100DWHS043CL |
キット内容 | 標準ズームレンズキット | 標準ズームレンズキット トライポッドグリップ | 標準ズームレンズキット 望遠ズームレンズキット | 標準ズームレンズキット 望遠ズームレンズキット 単焦点レンズ クリーニングキット |
品名 | H-FS12032 | H-FS12032 トライポッドグリップ | H-FS12032 H-FS45150 | H-FS12032 H-FS45150 H-HS043-K SUKZ000038 |
おすすめな人 | 安く抑えたい | Vlog撮影をしたい | 遠くも撮影したい | 幅広いシーンで使いたい |
価格 | 89,100 円 | 94,050 円 | 106,920円 | 139,920 円 |
トライポッドグリップはVlog撮影に凄く役立つアイテムでおすすめです。
トライポッドグリップ DMW-SHGR2の特徴
Volgとは?
「vlog」は「video blog」の略で、ビデオブログを指します。 に個人が自分の日常や特定のテーマに関する意見や出来事をビデオ形式で記録し、オンラインで共有するためのメディア形式です
なのでトライポッドグリップがあれば様々なシーンのVlog撮影に活用できます。
自撮りが簡単にできる
トライポッドグリップは棒の様に持つことで、自撮りを快適に撮影をすることができます。
また、「RECボタン」「シャッターボタン」などが備わっているのが特徴でバッテリーはカメラから取り込んでいるので充電する必要はありません。
三脚としても使用できる
また三脚としても使うことができるので、料理をしているシーンなどカメラを置きながらでも撮影ができるというのも特徴です。
各種ボタン
各種ボタンの詳細について説明しています。
スリープボタン
スリープボタン押すと本体をスリープ(省電力)状態にする
シャッターボタン
ハーフ/フルシャッター、シャッター半押すとスリープ解除にする
REC ボタン
動画記録ボタン
Type-C
端子はType-Cになっていてカメラに差し込むことで作動する。ちなみに前期種はType-Bでした。
トライポッドグリップのサイズ
持った感じは軽すぎて驚きました。気になった点は軽すぎて少しチープ感がありました。
グリップは細いので手が小さい方でも持ちやすいサイズだと思います。また、人差し指の箇所が窪んでいるので、よりしっかりとホールドできます。
メリット・デメリット
メリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
・軽いので撮影も疲れにくい
・三脚としても使用できる
デメリット
・ケーブルを差すので取り回しが良くない
これは、好みが分かれるかもしれませんが、必要最低限のものだけで、その分軽いというイメージです。
単品で購入すると1万円程度しますが、トライポッドグリップのセットだと5,000円程度高くなるだけなので、「Vlog撮影」や「悩んでいる」という方はトライポッドグリップセットを購入する方がお得だと思います。
外観
冒頭で説明した様に「ファインダー」「グリップ」など外観の魅力的な部分です。
もう少し詳しく説明していきたいと思います。
サイズ
レンズはかなり薄くさらに軽いです。
なので鞄に入れて持ち運ぶ時も、自撮りの撮影にも快適に持ち運び、撮影ができました。
質量
サイズも小さい分かなり軽いです。またレンズ自体もかなり小さいので鞄に入れた時にも邪魔になりにくいと思います。
グリップ
Volg系のカメラというイメージが強かったので、グリップは浅いという勝手なイメージでしたが少しグリップがあります。重めのレンズは厳しいですが、ある程度なら安定した撮影ができそうです。
端子
次は端子の紹介をしたいと思います。
マイク端子
マイク端子は左側に備わっています。良かった点はバリアングルが回転をさせても干渉しないことです。
HDMI端子
HDMI端子を出力することができます。
Type-C端子
Type-c端子から充電などできます。
グリップのところに端子が付いているのは珍しいですが、左側だとパネルを回転させた時に邪魔になるので、右側に付いているのかもしれない。
ファインダーを搭載
前期種もファインダーが備わっていて従来のLCOSの約368万ドット相当からOLEDの約236万ドットになってより見やすくなったとのこと。
冒頭の結論でも説明した「静止画の撮影の技術も上達したい」というのはファインダーが関係して、より集中して撮影をすることができるので、かなりおすすめのポイントです。
ダイヤルを2つ搭載
ダイヤルも静止画の部分に凄く役立ちます。
結構このクラスのものはダイヤルが1つのものが多いのですが、ダイヤル2つがあることで「SS」「F値」を瞬時に変更することができます。
バリアングル式
最近はバリアングルが主流になっていて様々なアングルから撮影をすることができる。
また、端子が右側に備わっていることでパネルを回転させても干渉しないというのもありがたい点です。
ファンクションを9つ搭載
ファンクションボタンとは?
よく使う機能をFnに割り当ててスグに使用することができる。
例えばグリッドをよく使う場合任意のFnに割り当てることですぐに使用できる。
驚いたのが9つもあるということ。
モニターの部分にもカスタムボタンがありより自分のお好みの設定にカスタマイズができます。
外観まとめ
・ダイヤルを2つ搭載
・グリップが握りやすい
・ファインダー搭載
性能
外観は魅力的な箇所は多かったが性能についてはどうなのか詳しく説明していきたいと思います。
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
記録メディアマウント | SDメモリーカード / SDHCメモリーカード/ SDXCメモリーカード |
形式 | 4/3型Live MOS センサー |
カメラ有効画素数 / 総画素数 | 2030万画素 / 2177万画素 |
記録画素数(静止画) | [4:3]設定時:5184×3888(L)、3712×2784(M)、2624×1968(S)、3328×2496(4K PHOTO) [3:2]設定時:5184×3456(L)、3712×2480(M)、2624×1752(S)、3504×2336(4K PHOTO) [16:9]設定時:5184×2920(L)、3840×2160(M)、1920×1080(S)、3840×2160(4K PHOTO) [1:1]設定時:3888×3888(L)、2784×2784(M)、1968×1968(S)、2880×2880(4K PHOTO) |
動画記録形式 | [4K] 3840×2160, 30p記録, 100Mbps [4K] 3840×2160, 24p記録, 100Mbps [FHD] 1920×1080, 60p記録, 28Mbps [FHD] 1920×1080, 30p記録, 20Mbps [FHD]1920×1080, 24p記録, 24Mbps [HD] 1280×720, 30p記録, 10Mbps |
ファインダー | アスペクト比 4:3 / 0.39型 / 約236万ドット 有機EL(OLED) ライブビューファインダー |
手ブレ補正方式(動画) | 電子式、5軸補正(レンズ仕様、撮影条件による) |
連続撮影メカシャッター | 約6コマ/秒 |
連続撮影電子シャッター時 | 約10コマ/秒 |
静止画撮影可能枚数 | [モニター時]約270枚(付属レンズ12-32mmまたは45-150mm使用時、付属バッテリーパック) [ファインダー時]約280枚(付属レンズ12-32mmまたは45-150mm使用時、付属バッテリーパック) |
iso
ノイズはどれぐらい発生するのかを調べてみました。
iso1600
まだiso1600だと気にならない。
iso3200
まだ顔の質感も気にならいと範囲です。
iso6400
iso6400になるとノイズが目立ってきました。
iso12800
凄くノイズが出ているという感じではないですが、結構気になります。
iso25600
かなりノイズが目立っています。
個人的な感想としてiso6400ぐらいからがノイズが気になる様に感じました。
しかし「思っていたよりもノイズが少ない」というのが正直なところです。
ボケ感
ボケ感はレンズが関係しますが、レンズキットに付いているレンズのボケ感はどうなのか調べてみた。
背景のライトのボケ具合にご注目下さい。
ある程度正円を描いています。
手振れ補正
トライポッドグリップを使って手振れ補正のテストをしてみた。
順に「手振れ補正なし」「光学式手振れ補正」「光学式手振れ補正+電子手振れ補正の強」で比較しています。
手振れの結果
・手振れ補正なし…かなりブレが目立つ
・光学式手振れ補正...大分軽減されたがまだブレる
・光学式手振れ補正+電子手振れ補正の強...かなり軽減されている
「光学式手振れ補正+電子手振れ補正の強」は手振れ補正が効きすぎて少々酔いそうになったので、その場合は「手振れ補正を標準にする」と良いかもしれない。
フォーカススピード
瞳AFがどのぐらいスピーディに反応するのかテストしてみた。
AFフレーム内の十字になっている箇所が瞳AFとして反応している
あまり離れると瞳AFは反応しなくなるが、動きの速いものに対してはしっかりと反応している。
5つの志向性マイク
NOKIA社製のOZO Audioを採用し5つの志向性の音声をシーンによって切り替えることができます。
なので雑音が入りやすい環境でも5つの志向性を使い分けることにクリアに音声を収録できる。
- 5つの志向性
- 1.オートモード
撮影シーンに合わせて自動調整して収音
2.サラウンドモード
前後左右360°の広い範囲の環境音を収音
3.フロントモード
カメラ前方の音をクリアに収音
4.トラッキングモード
画角と顔・瞳認識AFに連動して、顔の位置や人数に合わせて最適な収音範囲に自動調整
5.ナレーションモード
撮影しながらカメラ後方の音声を収音
特に良いなと思ったのがナレーションモード。
前方の音声が必要な場合も多いですが「景色のみを映しながら、自分はカメラの後ろ側から感想を言う」というシーンの場合後ろからクリアに状況を伝えることができます。
どう違うのかテストしてみました。
動画性能
動画が性能を表にしてみた。
動画記録 | 3840×2160 |
4Kフレームレート | 24p/30p |
ビットレート | 約100Mbps |
動画記録制限 | 30分 |
ハイスピード | 1920×1080120p |
その他の魅力的なポイント
panasonicのおすすめしている特徴の中から特に良いと思った点を紹介したいと思います。
タッチパネルで直感的に操作できる
タッチパネルを搭載。
例えば複数人で撮影して自分がピントを合わしてほしい人にパネルをタップすればそこにピントを合わせてくれるの初心者の人にも扱いやすい仕様になってる。
完成形をイメージしながら撮影可能
1:1 / 4:5 / 5:4 / 4:3 / 9:16 / 16:9 / 2.39:1 / 2.35:1 / 2.00:1 / 1.85:1の10種類の比率のイメージが表示されます。
また、環境に合わせてフレームの色やフレームマスクの透過度を変更することも可能。
完成形をイメージしながら動画撮影時、静止画撮影時ともに表示可能なので、失敗せずに撮影ができます。
オリンパスのマイクロフォーサーズのレンズが使える
メーカーは違いますがOLYMPUSのマイクロフォーサーズのレンズとPanasonicのマイクロフォーサーズは同じマウントなので、お互いレンズを共有することができます。
もちろんAFも反応します。ですので、OLYMPUSを持っている人でも買い替えてレンズだけD100Gに使うということもできますし、D100GからOLYMPUSの機種に乗り換えたとしてもレンズを使用することができます
性能まとめ
・SNSでも使いやすい
・オリンパスのレンズも使える
・音声を切り替えてより高いクオリティーの撮影ができる
前期種との比較
ファインダーが進化した点は説明しましたが、その他についても調べてみました。
機種 | G100D | G100 |
USB端子 | USB Type-C USB 2.0(High SPEED) | Micro-B USB 2.0(High SPEED) |
静止画撮影可能枚数 | [ファインダー時]約280枚 | [ファインダー時]約250枚 |
連続撮影可能時間 | [ファインダー時]約80分 | [ファインダー時]約70分 |
実撮影可能時間 | [ファインダー時]約40分 | [ファインダー時]約35分 |
USB Type-C になり使い勝手が良くなった。
気になった点
気になった点は「ファインダーが大きくなった」「USB端子がType-Cになった」ぐらいで前期種からそんなに進化していないように感じた。
もっと進化してほしいというのが正直なところですが、元々の性能が良いので、それは仕方ないと感じた。
メリット・デメリット
トータルのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
・ダイヤルが2つある
・ファインダーを搭載
・音声もしっかり拾える
デメリット
・トライポッドグリップが若干チープ
まとめ
正直このカメラは元々あまり興味がなかったけど、色々調べると凄く良いカメラだなと思いました。
Vlog様はもちろん静止画でも使えるので、レンズを増やしたりすることでさらに表現の幅も広がりより楽しくなるカメラだと思いますので「これからカメラを始めたい」という方にもおすすめです!
ではまた!