広告 ZV-E10 II 操作方法

SONY ZV-E10 Ⅱ 初心者でもブレずに夜景を撮影する方法を徹底解説!

こんな方におすすめ

  • 夜景を撮ると毎回ブレてしまい、うまく撮れずに悩んでいる方
  • 綺麗に夜景を撮ってみたい方
  • もっと雰囲気のある夜景写真を残したい方

夜景を撮ってみたけど、なんだか写真がブレてしまう…。
そんな経験はありませんか?

この記事では、初心者でもすぐ実践できる夜景撮影のコツを、わかりやすくご紹介していきます!

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夜景撮影でブレを防ぐための三脚を使用する

夜景を綺麗に撮るには、**シャッターを数秒以上開ける「長時間露光」**という方法を使います。その間、カメラが少しでも動くと、夜景がブレてしまい、せっかくの写真が台無しにになります。

そんなときに活躍するのが三脚です。
カメラをしっかり固定してくれるので、ブレのないクリアな夜景の写真を撮影できます。

そして三脚は、Amazonなどで数千円から購入できる手軽なアイテム。初心者でも手に取りやすく、軽量でコンパクトなモデルも多いため、持ち運びにも便利です。

さらに三脚は、夜景だけでなく、

  • 星空撮影
  • 集合写真でのセルフ撮影
  • タイムラプス動画
  • ブレを抑えたい風景写真
    など、さまざまなシーンで活躍してくれます。

ひとつ持っておくだけで、撮影の幅がグッと広がる便利なアイテムです。

夜景が美しく撮れるトワイライトタイム

時間に余裕がある方はトワイライトタイムの撮影がおすすめです。

トワイライトタイム.....日没後30分後くらいの時間帯のこと。

「完全に日が落ちた状態」「トワイライトタイム」のどちらが綺麗でしょうか?

完全に日が落ちた状態トワイライトタイム

「トワイライトタイム」の方が空がグラデーションになって綺麗ではないでしょうか。

もし時間がありトワイライトタイムの方が良いという方は、ぜひ日没30分後ぐらいを目安に撮影をしてみて下さい!

じゃあ次に設定の方法を説明していくよ!

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Mモード設定で夜景を撮る

Mモードとは、カメラの露出設定(F値・シャッタースピード・ISO感度)をすべて自分で調整できるモードです。
オートモードやAモード(絞り優先)などと違い、カメラ任せにせず、すべて自分の感覚で撮影をコントロールできるのが特徴です。

STEP.1

Fnを押す→撮影モードを選択

STEP.2

Mモードを選択

F値8に設定するメリットと注意点

F値(絞り値)は、写真の「明るさ」と「ピントの合う範囲(被写界深度)」に影響します。
夜景撮影ではF値8前後に設定することで、手前から奥までピントが合いやすくなり、街並みや建物をくっきりと描写できます。

F値8のメリット
被写界深度が深く、全体がシャープに写る
 手前の街灯から奥のビル群までピントが合いやすい

レンズの解像度が最も安定するF値帯
 多くのレンズはF5.6〜F8あたりが最もクリアに写ります
注意点と調整ポイント
・光量が少ないシーンでは暗くなりやすい
 シャッタースピードを長めにする or ISOを上げて対応
 
・F値を上げすぎるとが回折現象が起きる場合もある
 F11以上にする前に、写り具合を確認するのがおすすめ

F値8は、夜景撮影で「くっきりシャープに写したい」ときに非常に効果的な選択肢です。

STEP.1

背面のダイヤルを回してF8に設定する

シャッタースピードを8秒にするメリットと注意点

シャッタースピードを「8秒」に設定すると、シャッターが8秒間開いたままになり、その間に入ってくる光をカメラが記録します。これは、夜景や星の光跡(星の軌道)、光の軌跡(ライトトレイル)などを美しく写したいときに使う設定です。

STEP.1

背面のダイヤルを回してSSを8秒に設定する

夜景撮影ではISO400から調整しよう

ISO感度とは?
ISO感度は、カメラが光をとらえる「明るさの感度」を示す設定です。
数値が高いほど暗い場所でも明るく撮れますが、その分ノイズ(ザラつき)が発生しやすくなります。

なぜISO400から始めるの?

夜景では三脚を使用することが多く、シャッタースピードを長く取れる=ISOを抑えても十分な明るさが確保できるため、
まずはISO400程度を基準に設定するのがおすすめです。

なるほど!ノイズが少なく画質を保てるということなんだね!

ISO感度の調整について

ISO400を基準にして、以下のように調整していきましょう。

状況調整例
思ったより暗く写ったISOを800〜1600に少しずつ上げる
ブレやすいけどシャッターは速くしたいISOを2000以上にして明るさを確保
明るすぎる/ノイズが気になるISOを80〜200に下げてみる
ポイント
夜景撮影では、まずISO400を基準に設定し、状況に応じて上下に調整するのがポイントです。
ノイズを抑えつつ、明るさを確保することで、よりシャープで美しい夜景写真が撮影できます。

STEP.1

ISOボタンを押す→ISOを400に設定する

ISO・F値・SSの関係をわかりやすく整理

夜景撮影では、「ISO」「F値(絞り)」「シャッタースピード」のバランスがとても重要です。
この3つはすべて写真の“明るさ”に関係していて、どれか1つを変えると他の設定にも影響します。

とはいえ、最初は何をどう調整すればいいのか迷ってしまう方も多いはず。
そこで、3つの設定の違いや、それぞれが写真にどんな影響を与えるかを簡単な表でまとめました。

それぞれの役割や調整のタイミングを理解しておくことで、ブレずに思い通りの夜景写真が撮れるようになります。

項目 ISO感度 F値(絞り) シャッタースピード(SS)
役割 センサーの明るさ感度 レンズの光の通り道の広さ シャッターが開いている時間
数値を上げると 明るくなる/ノイズが増える 暗くなる/ピントが広く合う 明るくなる/動きがブレやすくなる
数値を下げると 暗くなる/ノイズが減る 明るくなる/背景がボケる 暗くなる/動きを止めやすくなる
主な影響 明るさ、ノイズ 明るさ、被写界深度、ボケ感 明るさ、ブレ、動きの表現
調整タイミング 暗くてF値やSSで補えないとき 背景のボケやピントを調整したいとき ブレを避けたい、動きを止めたいとき

マニュアルフォーカスの使い方と夜景撮影でのコツ

マニュアルフォーカスとは?
マニュアルフォーカス(MF)は、ピントを自分の手で調整するフォーカス方法です。
オートフォーカスが苦手な暗所や細かい構図でも、狙った場所にピントを合わせられるのが大きなメリットです。
夜景でMFが有効な理由
・暗所でAFが迷いやすい → MFなら確実にピントを合わせられる
・星や街灯など小さな光点に正確に合わせられる
マニュアルフォーカスは、「確実に狙った場所にピントを合わせたい」夜景撮影にとても有効です。

STEP.1

Fn→フォーカスモードを選択

STEP.2

MFを選択

STEP.3

フォーカスリングを回してピントを合わせる

拡大表示でピントを合わせる方法

マニュアルフォーカスでピントを合わせようとしても画面が小さくてピントが合っているのか分かりずらい場合があります。
そんな時に役立つのが**「拡大表示」を活用したマニュアルフォーカス(MF)**です。
細かい光の点や遠くの被写体に対して、より正確にピントを合わせることが可能になります。

STEP.1

画面をタップして拡大し、十字キーで場所を移動します。

スマホと接続してカメラを遠隔操作をしよう

夜景撮影では、シャッターを押すときのわずかな揺れでもブレの原因になります。そんなときに便利なのが、スマートフォンでのリモート操作です。

最近のカメラは、Wi-FiやBluetooth機能が搭載されており、スマホと簡単に接続できます。メーカーごとに専用アプリが用意されており、以下の手順で遠隔操作が可能です。

スマホが無い場合はセルフタイマーで撮影をする

スマホが使えない場合は、カメラのセルフタイマー機能を活用しましょう。
シャッターボタンを押したあとの振動を避けることで、ブレを防げます。
2秒〜10秒のタイマー設定がおすすめです。

STEP.1

十字キーの左を押す→ドライブモード→セルフタイマーを選択

まとめ

夜景撮影の基本設定
撮影モード:Mモード(マニュアル)
F値:8前後(風景全体にピントを合わせるなら)
シャッタースピード:数秒〜10秒程度(三脚使用前提)
ISO感度:まずはISO400から、必要に応じて調整
・ピント:マニュアルフォーカス+拡大表示でしっかり合わせる

夜景撮影は「設定+安定+丁寧な操作」がすべて。
焦らず、少しずつ調整しながら撮ることで、誰でも幻想的な一枚に出会えます。
ぜひ今回の内容を参考に、あなただけの美しい夜景を撮影してみてください!

さらにもっと理解したい方へ

この記事では夜景撮影の基本を解説しましたが、
「ISO・F値・シャッタースピードの関係がまだピンとこない…」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、YouTubeで図解付きでわかりやすく解説した動画を用意しています!
視覚で学びたい方は、ぜひこちらからご覧ください

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