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【2025】初心者におすすめ!コンデジ4選 /TZ99 SX740HS IXY650 FZ55比較してみた

コンパクトデジタルカメラ(通称「コンデジ」)は、スマートフォンでは物足りないけれど、一眼レフほど本格的な機材は必要ないという方にとって、手軽に高画質な写真を楽しめる人気の選択肢です。中でも「Panasonic LUMIX TZ99」「Canon PowerShot SX740 HS」「Canon IXY 650」「Kodak PIXPRO FZ55」は、いずれも持ち運びやすいサイズ感と、豊富な機能を兼ね備えたモデルとして注目を集めています。

そこでこの記事では、それぞれのモデルの特徴や違いをわかりやすく比較し、最適なコンデジを見つけるためのポイントをご紹介します。

また最後には私が一番気に入った機種も紹介していますので、是非最後までご覧ください!

結論

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
携帯性良い良い凄く良い凄く良い
性能凄く高い高い普通低め
価格約66,000円約90,000円約45,000円約20,000円

TZ99

TZ99がおすすめな人
・高倍率で遠くの被写体を撮影したい
・最新のスペックのコンデジが欲しい
・タッチパネルで直感的に使いたい
・レタッチをしてより雰囲気を出したい
・自撮りがしたい
TZ99のおすすめシーン
・発表会や運動会など離れた場所からの撮影
・スナップ撮影など

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SX740HS

SX740HSがおすすめな人
・高倍率でより遠くの被写体を撮影したい
・自撮りがしたい
・高性能で出来る限りコンパクトなものが欲しい
SX740HSのおすすめシーン
・発表会や運動会など離れた場所からの撮影
・スナップ撮影など

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IXY650

ixy650がおすすめな人
・コンパクトなカメラが欲しい
・ある程度安くて性能があるカメラが欲しい
ixy650のおすすめシーン
・スナップ撮影
・旅行先での撮影

FZ55

FZ55のおすすめな人
・コンパクトがカメラが欲しい
・ノスタルジックに撮れるカメラが欲しい
・安いカメラが欲しい
FZ55のおすすめシーン
・スナップ撮影
・旅行先での撮影

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外観の紹介

カメラ選びでは性能はもちろん、見た目や持ちやすさも大切なポイント。ここでは、デザインやサイズ感、質感など、日常での使い勝手にも関わる“外観”に注目して比較していきます。

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠)約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く)110.1 × 63.8 × 39.9mm99.6×58.0×22.8mm約 91.5 × 56.5 × 22.9 mm

サイズはTZ55がかなりコンパクトです。
実際に持った感じも断然TZ55のコンパクトでポッケに入れてもほとんど邪魔にならないのも魅力的な点です。

またIXY650もかなりコンパクトFZ55とIXY650までならポッケに入れて持ち運べるかなという感じでした。

SX740HSはやはりやや厚みがあり、ポッケに入れると膨らみがありますが、これだけの高性能なら仕方ないという感じになりました。

TZ99はさらに厚みがあり、個人的にはこのサイズまでなるとちょっと、ポッケにいれるて持ち運ぶのは厳しいかと感じました。

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
質量(本体のみ)約280g約275g約130g約106g

IXY650とFZ55はやはりかなり軽いのが魅力的な点でした。

コンパクトで軽く持ち運びたいという方はIXY650とFZ55がオススメです。

端子

カメラを使っていくと、スマホやパソコンに写真を移したり、充電したりする場面がよく出てきます。
そんなときに役立つのが、本体にある「端子(たんし)」=いろいろな機器とつなぐための差し込み口です。

また、どんな端子が付いているかは、撮影スタイルによってとても重要なポイントになります。

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
インターフェース 有線USB Type-C USB2.0(HighSpeed)対応USB (Micro)、HDMIコネクタータイプDHi-Speed USB(Mini-B)、A/V-OUT、HDMIコネクターDタイプUSB 2.0 (Micro 5-pin USB)

TZ99は Type-Cの端子で、充電する場合はiphone16などと同じType-Cのケーブルで充電をすることができます。
SX740HSとFZ55で充電する場合はType-Bの端子のケーブルが必要になります。
ixy650だけUSB充電ができないので、充電器が必要になるのが残念な点です。

性能の紹介

やっぱりカメラ選びで一番気になるのは、実際の性能ではないでしょうか。


見た目がよくても、撮りたいシーンでしっかり使えるかどうかは大切なポイントです。
そこでこの章では、基本スペックや性能面の注目ポイントを、初心者の方にもわかりやすく丁寧に紹介していきます。

TZ99SX740HSixy650FZ55
発売日2025年2月20日2018年7月31日2016年5月26日2022年8月
カメラ部有効画素数約2030万画素約2,030万画素約2,020万画素1635万画素
サイズ・タイプ1/2.3型MOS1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)1/2.3型高感度CMOS1/2.3 型 BSI CMOS
焦点距離[35mmフィルム換算]24~720mm3(W)-172.0mm(T)[24(W)-960mm(T)]4.5(W)-54.0mm(T)[25(W)-300mm(T)]28 mm(W) ー140 mm(T)
開放F値F3.3~6.4F3.3(W)-F6.9(T)F3.6(W)-F7.0(T)F3.9(W)— F6.3(T)
光学ズーム倍率30倍40倍12倍5倍
デジタルズーム倍率最大4倍(iAズーム時は最大2倍)約4.0倍約4.0倍6倍/光学5倍と併用時最大30倍
撮影距離通常:50cm(W端)/2m(T端)~∞
AFマクロ / インテリジェントAUTO / 動画 / MF:3cm(W端)/2m(T端)~∞
オート:1cm~∞(W)/2.0m~∞(T)
マクロ:1cm~50cm(W)
オート:1cm~∞(W)/1.0m~∞(T)
マクロ:1cm~50cm(W)
通常撮影: (Wide) 60cm — ∞ (Tele) 100 — ∞
マクロ撮影: 5cm — ∞ (Wideのみ)
液晶モニターアスペクト比3:2 3.0型 184万ドット タッチパネル搭載 液晶モニター3.0型TFTカラー液晶(約92.2万ドット)、視野率:約100%、チルトタイプ3.0型TFTカラー液晶(約46.1万ドット)、視野率:約100%2.7インチ TFTカラー液晶モニター
測光方式マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光評価、中央部重点平均、スポット評価、中央部重点平均、スポットAiAE、スポット、中央部重点、スポット、顔AE
露出補正1/3EVステップ ±5EV±3段(1/3段ステップ)±2段(1/3段ステップ)+/- 3EV (1/3ステップ刻み)
ISO感度オート / i.ISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400(拡張ISO感度)オート、ISO100-3200オート、ISO80ー3200オート、 ISO 100-3200
ホワイトバランスオート / オート(C)/ オート(W)/ 晴天 / 曇り / 日陰 / 白熱灯 / フラッシュ / セットモード1,2,3,4 / 色温度、各設定で2軸微調整可オート、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、マニュアルオート、太陽光、くもり、電球、蛍光灯、蛍光灯H、マニュアル自動、晴天、雲天、蛍光灯、蛍光灯CWF、白熱電球、手動、色温度指定 (1900K~10000K)
シャッタースピード静止画:4秒~1/2000秒(メカシャッター)、1秒~1/16000秒(電子シャッター)
(シーンガイド「夜景をアーティスティックに撮る」時は最長30秒)
動画 :1/30秒~1/16000秒(クリエイティブ動画、MF選択時は1/2秒~1/16000秒)
1~1/3200秒(オートモード)
15~1/3200秒
1~1/2000秒(オートモード)
15~1/2000秒

4 ~1/2000秒 (手動: 30秒)
絞りF3.3~8.0(W))、F6.4~8.0(T)F3.3-F8.0(W)、F6.9-F8.0(T)F3.6/F10(W)、F7.0/F20(T)F3.9 (Wide) — F6.3 (Tele)
光学手ブレ補正(IS)○(通常/流し撮り)マルチシーンIS
補正効果(静止画IS時):3.5段(350mm)※35mmフィルム換算での焦点距離
マルチシーンIS
補正効果(静止画IS時):2.5段(テレ端)
-
セルフタイマーOFF/2秒/10秒/10秒+3枚切/約2秒後/約10秒後/カスタム切/約2秒後/約10秒後/カスタム2秒後/10秒後
連続撮影連写速度(AF固定) H:10コマ/秒、M:5コマ/秒、L:2コマ/秒
連写速度(AF追従) H:5コマ/秒、M:5コマ/秒、L:2コマ/秒
最大撮影コマ数:JPEG:100コマ以上、JPEG+RAW:26コマ以上
約10.0枚/秒ハイスピード連写:約7.2枚/秒
記録媒体SDカード / SDHCカード(UHS-I UHS Speed Class3 規格対応) / SDXCカード(UHS-I UHS Speed Class3 規格対応)SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカードSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード内蔵メモリー: 63MB
SDカード/SDHC カード/SDXC カード(512GBまでサポート)
データタイプ 静止画RAW / RAW+ファイン / RAW+スタンダード / ファイン / スタンダードJPEGJPEG(Exif2.3)Exif 2.3 (JPEG)
データタイプ 動画MP4 音声圧縮形式:AAC(2ch)MP4[映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:MPEG-4 AAC-LC(ステレオ)]MP4[映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:MPEG-4 AAC-LC(モノラル)]MP4[映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:MPEG-4 AAC-LC(ステレオ)]
記録画素数 静止画・アスペクト[4:3] 設定時
5184x3888(20M L) / 3712x2784(10M M) / 2624x1968(5M S)
・アスペクト[3:2] 設定時
5184x3456(17M L) / 3712x2480(9M M) / 2624x1752(4.5M S)
・アスペクト[16:9] 設定時
5184x2920(14.5M L) / 3840x2160(8M M) / 1920x1080(2M S)
・アスペクト[1:1] 設定時
3888x3888(14.5M L) / 2784x2784(7.5M M) / 1968x1968(3.5M S)
[3:2時]
ラージ:5184×3456画素
ミドル:3648×2432画素
スモール:2432×1616画素
[16:9時]
ラージ:5184×2912画素
ミドル:3648×2048画素
スモール:2432×1368画素
[4:3時]
ラージ:5184×3888画素
ミドル:3648×2736画素
スモール:2432×1824画素
[1:1時]
ラージ:3888×3888画素
ミドル:2736×2736画素
スモール:1824×1824画素
[16:9時]
ラージ:5184×2912画素
ミドル1:3648×2048画素
ミドル2:1920×1080画素
スモール:640×360画素
[3:2時]
ラージ:5184×3456画素
ミドル1:3648×2432画素
ミドル2:2048×1368画素
スモール:640×424画素
[4:3時]
ラージ:5184×3888画素
ミドル1:3648×2736画素
ミドル2:2048×1536画素
ミドル:2592×1944画素
スモール:640×480画素
[1:1時]
ラージ:3888×3888画素
ミドル1:2736×2736画素
ミドル2:1536×1536画素
スモール:480×480画素
(4:3) 16MP: 4608×3456
10MP: 3648×2736
5MP: 2592×1944
3MP: 2048×1536
0.3MP: 640x480
(3:2) 14MP: 4608×3072
(16:9) 12MP: 4608×2592
2MP: 1920x1080
記録画素数 動画4K:3840x2160, 30p(100Mbps/センサー出力30コマ/秒)
FHD:1920x1080, 60p(28Mbps/センサー出力60コマ/秒)
FHD:1920x1080, 30p(20Mbps/センサー出力30コマ/秒)
HD:1280x720, 30p(10Mbps/センサー出力30コマ/秒)
ハイスピード動画:HD:1280x720, 30p(センサー出力120コマ/秒) 、 VGA:640x480, 30p(センサー出力240コマ/秒)
最大記録時間:4K:15分制限あり、FHD/60p, ハイスピード動画/HD:29分59秒制限あり
4K:3840×2160(29.97fps:約120Mbps)
フルハイビジョン:1920×1080(59.94fps:約60Mbps/30fps:約30Mbps)
ハイビジョン:1280×720(59.94fps:約26Mbps)
フルハイビジョン:1920×1080(29.97fps:約30Mbps)
ハイビジョン:1280×720(29.97fps:約8Mbps)
スタンダード:640×480(29.97fps:約3Mbps)
1920x1080 (30fps)
1280x720 (60/30fps)
640x480 (30fps)
高速ムービー High Speed Movie 640x480: 120fps
インターフェース 有線USB Type-C USB2.0(HighSpeed)対応USB (Micro)、HDMIコネクタータイプDHi-Speed USB(Mini-B)、A/V-OUT、HDMIコネクターDタイプUSB 2.0 (Micro 5-pin USB)
Wi-Fi対応対応対応-
Bluetooth®Bluetooth v5.0Bluetooth low energy 技術 採用
準拠規格:ver.4.1
--
電源リチウムイオンバッテリー 7.2V 1025mAh 7.4Wh専用リチウムイオン充電池(NB-13L)[充電時間:約130分]専用リチウムイオン充電池(NB-11LH)[充電時間:約140分]
充電式 Li-ion電池 LB-012, 3.7V 700mAh, (本体装着で充電可)
USB充電対応対応-対応
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠)約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く)110.1 × 63.8 × 39.9mm99.6×58.0×22.8mm約 91.5 × 56.5 × 22.9 mm
質量(本体のみ)約280g約275g約130g約 106g
カラーホワイト/ブラックシルバー/ブラックシルバー/ブラックレッド/ブラック
価格(2025年3月時点)約64,000円約66,000円約42,900円約20,000円

フォーカス性能

動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。

そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました

検証リスト
・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?

この3つの場面を通じて、オートフォーカス性能をしっかり検証していきます!

全体的にみてCanonの顔の追従が一番早く正確な印象でした。
そしてTZ99がその次に早く最後はFZ55という印象です。

FZ55はシャッターを押してからのピントが遅いので、早い動きのものには適していないと感じました。

解像力

カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。

そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。

拡大

全体の画像では違いが分かりづらいので、拡大してみました。

個人的には、SX740HSは全体的に描写が非常に美しく感じられました。
また、IXY650もラインの表現が滑らかで、繊細に描かれている印象を受けました。

やはりCanonは描写が綺麗だと感じました。

そしてTZ99は中心の部分は綺麗ですが、右上をアップすると結構解像力が落ちています。
結構値段も高いコンデジなので、ここは残念な点でした。

最後にFZ55は全体的にやや解像力は低いですが、値段も安いので、これぐらいかなという風に感じました。

ISO感度

写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。

ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。

またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。

そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!

全体の画像では違いが分かりづらいので、iso1600の部分を拡大してみました。

拡大

iso感度もノイズを数値化できないので、主観となりますが全体的にiso1600ぐらいでややノイズが目立ってきているかなと感じます。
やっぱり一番ノイズが少なく感じたのはSX740HSでした。
そしてIXY650もSX740HSほどではないですが、綺麗だと感じました。

ここから結構差がみられたのがTZ99ここでは結構ノイズが目立ちました。
TZ99はスナップ撮影をしていてiso1600で撮影するとノイズが気になりました。

またFZ55は一番ノイズが出ている様に感じました。

手ぶれ補正

スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。

そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります

今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
手ぶれ補正対応対応対応非対応

光学ズームをマックスまでズームしてみました。
それぞれ光学ズームの倍率が違うので、比較はできないですが、各機種がどれぐらい手振れ補正されているのか参考にしてもらえればと思います。

またFZ55は手振れ補正が非搭載なので、結構ブレが目立っています。

動画性能

動画も綺麗に撮りたいという方にとっては動画性能も見ておくべきポイントになります。

動画の撮れるサイズなどで綺麗に撮れたり、フレームレートで動画の雰囲気も変わるの抑えてくと便利です。
参考までに実際に撮影した映像をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
動画性能4K:3840x2160, 30p(100Mbps/センサー出力30コマ/秒)
FHD:1920x1080, 60p(28Mbps/センサー出力60コマ/秒)
FHD:1920x1080, 30p(20Mbps/センサー出力30コマ/秒)
HD:1280x720, 30p(10Mbps/センサー出力30コマ/秒)
ハイスピード動画:HD:1280x720, 30p(センサー出力120コマ/秒) 、 VGA:640x480, 30p(センサー出力240コマ/秒)
最大記録時間:4K:15分制限あり、FHD/60p, ハイスピード動画/HD:29分59秒制限あり
4K:3840×2160(29.97fps:約120Mbps)
フルハイビジョン:1920×1080(59.94fps:約60Mbps/30fps:約30Mbps)
ハイビジョン:1280×720(59.94fps:約26Mbps)
フルハイビジョン:1920×1080(29.97fps:約30Mbps)
ハイビジョン:1280×720(29.97fps:約8Mbps)
スタンダード:640×480(29.97fps:約3Mbps)
1920x1080 (30fps)
1280x720 (60/30fps)
640x480 (30fps)
高速ムービー High Speed Movie 640x480: 120fps

IXY650とFZ55は4K撮影が撮影ができません。
ですので、動画も綺麗に残したいという方はTZ99やSX740HSがオススメです。

TZ99

SX740HS

IXY650

FZ55

良かったポイント

実際に使ってみて、「これはいいな!」と感じたポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。

TZ99の良かったポイント

まずはTZ99の良かったポイントを解説していきたいと思います。

光学30倍ズーム

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
光学ズーム倍率30倍40倍12倍5倍

24mmから720mmまで撮影できるので、スマホでは届かない距離も、光学ズーム30倍なら画質を落とさずにしっかり寄れます。
遠くの被写体もくっきり写せるので、
たとえば──

  • 子どもの運動会で遠くのわが子をしっかり撮りたい方
  • 旅行先で建物の細部や景色を大きく写したい方
  • 鳥や動物など、離れた位置から自然な表情を撮りたい方

にぴったりです。

ズームしても画像がぼやけにくいのは「光学ズーム」ならではの強みです。
写真はもちろん、動画撮影でも大活躍します!

Raw撮影ができる

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
RAW撮影×××
RAW撮影とは?
カメラが記録する**「生の画像データ」**のことです。
JPEGは自動で明るさや色を調整してくれますが、
RAWは**「調整前のデータ」**なので、あとから自分で明るさや色を自由に編集できます。

インスタグラムにアップする時などより写真のクオリティを上げたいという場合にはおすすめです。

マニュアルリングが付いている

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
マニュアルリング×××

コンデジにフォーカスリングが付いていない場合も多いですが、このTZ99には備わっています。
前面のリングを操作することでピントを調節することできます。

より直感的に操作できるというのがメリットです。

SX740HSの良かったポイント

SX740HSの良かった点を紹介していきたいと思います。

光学40倍ズームが可能

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
光学ズーム倍率30倍40倍12倍5倍

TZ99の良かったポイントでも紹介しましたが、SX740HSも高倍率ズームが可能です。
しかも40倍までズームができるので、今回紹介している機種で最もズームができる機種となっております。

高倍率ズーム機能を活用すれば、肉眼では見えにくい遠くの風景や人物も、しっかりと捉えることができます。

また手ぶれ補正も安定しているので、旅行先の名所や野生動物、スポーツ観戦など、迫力あるシーンを手軽に撮影できるのが魅力です。

自撮りができる

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
自撮り××

モニターが可動式なら、自撮りもラクラク。旅先の思い出や日常のワンシーンも、ベストな構図でしっかり残せます。

解像力が高い

今回比較をしてみて気づいたことですが、SX740HSは解像力やISOのテストで一番解像力が高いと思いました。
特にやや暗いシーンで望遠にして綺麗に撮影したいという方はおすすめです。

IXY650の良かった点

IXY650の良かった点を紹介していきたいと思います。

コンパクト

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠)約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く)110.1 × 63.8 × 39.9mm99.6×58.0×22.8mm約 91.5 × 56.5 × 22.9 mm

FZ55ほどではないですが、IXY650の良かったと思った点はコンパクトということです。
TZ99は特にポケットに入れると膨らむので、あまり写真を撮りに行こうと思わないと持ち運ぶ気持ちにならないです。
でもIXY650はポッケに入れてもあまり膨らまないので、持ち運びがしやすいです。
ですので、気軽に持ち運びができるのが魅力的な点です。

価格が安い

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
価格約64,000円約66,000円約42,900円約20,000円

TZ99やSX740HSと比べて価格も安いのが魅力的な点です。
手軽に安くてコンパクトでそこそこなスペックをコンデジを求めている方にはおすすめです。

光学12倍ズームができる

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
光学ズーム倍率30倍40倍12倍5倍

IXY650の良かった点としてコンパクト、価格が安いと説明しましたが、FZ55までには及びません。
しかし、個人的に思った理由としてスペックはFZ55より良いので、サイズ、価格くなっていると思っています。

ではどのような部分が魅力的なのかと聞かれると「光学12倍ズーム」が魅力的な点です。
FZ55は光学ズーム5倍なので、倍以上ズームすることができます。

FZ55の良かったポイント

次にFZ55の良かった点を紹介していきたいと思います。

コンパクト

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠)約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く)110.1 × 63.8 × 39.9mm99.6×58.0×22.8mm約 91.5 × 56.5 × 22.9 mm

冒頭でも紹介しましたが、FZの良かったと思った点はコンパクトということです。
TZ99はポケットに入れると膨らむので、あまり写真を撮りに行こうと思わないと持ち運ぶ気持ちにならないです。
でもFZ55はポッケに入れてもあまり膨らまないので、持ち運びがしやすいです。
ですので、気軽に持ち運びができるのが魅力的な点です。

価格が安い

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
価格約64,000円約66,000円約42,900円約20,000円

TZ99と比べて価格も安いのが魅力的な点です。
手軽に安くてコンパクトなコンデジを探しているという方はFZ55一択かと思います。

レトロ感のある撮影ができる

スマホのスペックが上がる中、コンデジとの差別化が難しくなってきています。
そんな中FZ55は逆でスペックがそれほど高くないので、レトロ感のある撮影ができます。

残念だったポイント

実際に使ってみる中で、「ここはちょっと惜しいかも…」と感じた点もいくつかありました。
どんなカメラにも完璧なものはなく、使い方やシーンによって合う・合わないがあるのも事実です。

気になる点を知っておくことで、自分の使い方に合っているかを見極める参考になるはずなので、購入前のチェックポイントとして、ぜひ参考にしてみてください。

TZ99の残念だったポイント

TZ99の残念だったポイントを紹介したいと思います。

三脚を使うと少しフォーカスリングが干渉する

使えないということではないですが、三脚を付けた場合若干マニュアルリングが三脚の船と干渉する。

決して回らないほどではないが、ほんのわずか当たって擦れている。
この船では気にならないが、他の船のゴムの部分が厚みがある場合は、大丈夫なのかなと心配になった。

電源ボタンと録画ボタンが場所が近くて似ている

もしかすると私だけ?と思いましたが、電源ボタンと録画ボタンがサイズ感も一緒で場所も近いので、かなり押し間違いました。

録画ボタンを押したつもりが、電源ボタンを押していて電源が落ちるということがあったので、結構ストレスがたまりました。
もし私だけならすみません。。。。

SX740HSの残念だった点

次にSX740HSの残念だった点を紹介したいと思います。

タッチパネルが搭載されていない

古いということもあるかもしれないが、SX740HSにはタッチパネルが搭載されていない。
TZ99なら「フォーカスをここに合わせたい」と思った時にその部分をタップすればそこにフォーカスエリアが移動するのでワンタッチで移動できるが、SX740HSにはその機能がないので、設定から選択する必要があるので、シャッターチャンスを逃す可能性がある。

高倍率でスポーツなどここにピント合わせたいという場合にシャッターチャンスを逃す場合あるかもしれないのが残念な点。

USB端子がType-B

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
USB端子×××

最近のカメラはType-Cが主流ですがSX740HSはType-Bになります。
iphone15などType-Cなので、TZ99ならType-Cなので1本ケーブルがあれば両方の充電ができるので便利だが、SX740HSはType-Bのケーブルを用意しないといけないのが面倒な点です。

価格が高騰している

SX740HSは人気の機種で品薄になっています。
しかも生産終了ということもありかなり価格が高騰しています。
後継機種が出て欲しいというのが正直なところです。

IXY650の残念だったポイント

次にIXY650の残念だったポイントを紹介したいと思います。

タッチパネルが搭載されていない

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
タッチパネル×××

IXY650にはタッチパネルが搭載されていません。発売時期が少し前というのも理由かもしれませんが、ここは正直少し惜しいポイントです。

たとえばTZ99なら、「この部分にピントを合わせたい」と思った時に、画面をタップするだけでフォーカスエリアをすぐに移動できます。ワンタッチで直感的に操作できるのは、撮影のテンポを崩さない嬉しい機能です。

一方、IXY650ではタッチ操作ができないため、フォーカス位置の変更はメニューから手動で選ぶ必要があります。スポーツや動きのある被写体を高倍率で狙うような場面では、その操作に時間がかかり、シャッターチャンスを逃してしまう可能性もあるのが少し残念です。

4K撮影ができない

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
4K撮影××

最近はスマホなどでも4Kで動画撮影ができるというのが主流になっていますが、IXY650は4Kの動画撮影ができません。

動画も綺麗な画質で残したいというのであればおすすめできないです。

USB充電ができない

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
USB充電対応対応非対応対応

USB充電ができないので、旅行先では充電器を持っていく必要があります。
せっかくコンパクトで持ち運びがしやすいカメラなのに旅行先に充電器が必要というのは残念な点です。

Mモードがない

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
Mモード対応対応非対応対応
Mモードとは?
Mモードとは、シャッタースピード・絞り(F値)・ISO感度をすべて自分で設定できる撮影モードです。
カメラ任せではなく、写真の明るさや表現を自分でコントロールしたいときに使われます。

4つの機種の中でIXY650だけMモードがありません。
自分が思う設定にできないのが残念な点です。

FZ55の残念だったポイント

次にFZ55の残念だったポイントを紹介したいと思います。

フォーカススピードが結構遅い

特に気になったのが、シャッターを押してから、フォーカスが合うまでのスピードが遅いということ。

スナップ撮影をして「ここだ!」と思った瞬間から1秒ほど遅れるという点が残念だと感じました。

なので、スナップ撮影では連写にして少し前からシャッターを切る方が良いかもしれないですね。

スマホに転送できない

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
Wi-Fi対応対応対応非対応

wifiとブルートゥース機能が備わっていないので、スマホに転送することができないという点です。
レトロ感のある写真が撮れるので、すぐSNSにアップしたいという人も多いと思いますが、それが出来ないのは残念な点です。

手振れ補正が備わっていない

機種TZ99SX740HSixy650FZ55
手ぶれ補正対応対応対応非対応

最近のコンデジは手振れ補正が備わっているタイプがほとんどですが、FZ55は備わっていない。
個人的には他の性能にはあまり不満がなく、価格も安いので、仕方ないというところです。

メリット・デメリット

今解説した内容を踏まえて、改めてメリット・デメリットを紹介したいと思います。

TZ99

メリット
  • 自撮りが出来る
  • コンパクト
  • 遠くも撮影できる
  • RAW撮影できる
  • フォーカスリングが付いている
  • TypeCのUSB充電ができる
デメリット
  • フォーカスリングが三脚の船と干渉する場合がある
  • iso1600で結構ノイズが出ている
  • Recボタンと電源ボタンが押し間違いやすい

SX740HS

メリット
  • コンパクト
  • より遠くまで撮影ができる
  • 解像力が高い
デメリット
  • USB端子がType-B
  • タッチパネルが非搭載

IXY650

メリット
  • 手軽に高画質な撮影ができる
  • コンパクト
  • 価格も安い
デメリット
  • 4K動画撮影ができない
  • USB充電ができない
  • Mモードがない
  • 自撮りができない
  • タッチパネルが非搭載

FZ55

メリット
  • 価格が安い
  • ノスタルジックな写真が撮れる
  • Mモードがある
デメリット
  • 手振れ補正がない
  • WiFiとブルートゥースの機能がない
  • フォーカススピードが結構遅い

まとめ

以上が比較の内容でした。

最後に私がどのコンデジが一番気に入ったかというと、、、TZ99でした!

なぜかと言うと一番の決め手はRAW撮影ができるからです。

特に気に入った写真はレタッチしたいので、RAW撮影ができるTZ99にしました!

ただ、決してTZ99が皆さんにおすすめというわけではなく、どの様な撮影がしたいのかで選ぶカメラが決まってくると思います。
今回解説した内容を参考に皆さんに合ったカメラでいい写真を撮ってもらえればと思います!

ではまた!

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