広告 ZV-E10 II 操作方法

SONY ZV-E10 Ⅱ撮り鉄入門!電車をキレイに撮るための基本ガイド

こんな方におすすめ

  • 初めて電車を影してみたい方
  • 動いている電車をブレずに撮る方法を知りたい方
  • ZV-E10 Ⅱの操作にまだ慣れていない方

「鉄道を撮影したけど、上手く撮れなかった…」という方も多いです。

しかし、あるポイントを押さえるだけで簡単に綺麗に撮影することができます。

そこで今回は「初心者でも上手く電車を撮影する方法」をわかりやすく解説します!電車の撮影って難しそう…そう感じていませんか?
ZV-E10 Ⅱあれば、鉄道写真が誰でも撮れるようになります。

この記事では、シャッタースピードの選び方から構図のコツまで、撮り鉄初心者でもすぐに実践できるテクニックをわかりやすく解説します。

 

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三脚を使用する

電車をしっかりとブレずに撮影するには、カメラを安定させることが最も重要です。
特に望遠レンズを使用する場合や、流し撮り・連写撮影を行うときは、手ブレの影響を受けやすいため、三脚の使用がおすすめです。

三脚と聞くと「高そう…」と思うかもしれませんが、Amazonなどで数千円前後の手ごろなモデルも販売されています。
最初の1本としては、軽くて持ち運びやすい三脚でも十分活躍してくれますよ。
「まずは試してみたい」という方は、エントリーモデルを選ぶと安心です。

一本で幅広く対応!撮り鉄に便利な高倍率ズームレンズ

電車撮影では、撮影ポイントから電車までの距離が遠くなることもしばしば
そんなときに便利なのが、高倍率ズームレンズです。

1本で広角から望遠まで対応できるため、

  • 遠くの被写体を大きく写すことができる
  • フレーミング(構図)の調整がしやすい
  • 移動せずに複数の構図が撮れる

といったメリットがあります。

高倍率ズームがあると撮影の幅がぐんと広がります

動きの速い電車には「Sモード」!ブレを防ぐ!

電車のような高速で動く被写体を撮影する場合、ブレを防ぐためにはシャッタースピードの調整がとても重要です。
そんなときに便利なのが、**シャッタースピード優先モード(Sモード)**です。

このモードでは、自分でシャッタースピードを設定し、明るさ(露出)はカメラが自動で調整してくれます。

STEP.1

Fnを押す→撮影モードを選択
Sモードを選択

シャッタースピードの基本を知ろう!写真の明るさとブレの関係

シャッタースピードを理解しておかないと、上手く対応できない場合があるので、少しでも理解しておくことをおすすめします。

シャッタースピードをコントロールすることで、被写体をブレずにしっかり撮影することができるよ!

ポイント

シャッタースピードが速い→被写体をブレずにしっかり撮影できる
シャッタースピードが遅い→被写体がブレる

下記の画像はシャッタースピードを変更して撮影したものです。
「電車のぶれ具合が違う」のがお分かり頂けるかと思います。

シャッタースピード1/4     シャッタースピード1/15
シャッタースピード1/125     シャッタースピード1/1000

電車をブレずに撮る!シャッタースピードは1/800秒以上で設定

走行中の電車をブレずに、くっきり止まったように写すためには、シャッタースピードを速くすることがとても重要です。
目安としては、最低でも1/800秒以上を基準に設定すると安心です。

電車のスピードによってシャッタースピードを調節しよう

STEP.1

背面のダイヤルを回してSSを1/800にする

まずはオートでOK!ISO設定はカメラにまかせしよう

シャッタースピードやF値の設定に集中したいときは、ISO感度を「オート」に設定するのが便利です。
ISOオートにすることで、カメラが周囲の明るさに応じて自動でISO値を調整してくれるため、撮影の手間が減り、失敗も少なくなります。

ただし、ISOが高くなりすぎるとノイズが目立ってしまうため、設定で「上限ISO」を決めておくのがおすすめです。
例えば、ISOの上限を3200程度にすれば、画質を保ちながらオートの利便性も活かせます。

STEP.1

ISOを選択→ISOAUTO→上限を3200に設定する

写真が暗い・明るすぎる…露出補正でちょうどよく整えよう

撮影した写真を見て「なんだか暗いな…」「明るすぎるかも」と感じたことはありませんか?
そんなときに便利なのが、**露出補正(±のボタンやダイヤル)**です。

露出補正を使うと、写真の明るさを手軽に微調整することができます。

特に電車の撮影では、日陰や逆光で自動露出が迷いやすい場面も多いので、露出補正を使って**“見たままの印象”に近づける**のがポイントです。

STEP.1

露出補正の画面をタップ→適切な明るさに設定する

決定的瞬間を逃さない!置きピンで先読み撮影をしよう

走ってくる電車にピントを合わせるのって、意外と難しいですよね。
特に連写中にピントが迷ったり、撮りたいタイミングでピンぼけになることもあります。

そんなときに有効なのが、「置きピン(置きピント)」という撮影テクニックです。

置きピンとは
あらかじめ電車が通過する位置にピントを合わせておき、その場所に来た瞬間にシャッターを切る方法です。

たとえば、レールの分岐点やカーブの途中など、ピントを固定しておけば、AF(オートフォーカス)の迷いがなくなり、シャープでブレのない写真が撮りやすくなります。

設定方法は、

  1. ピントを合わせたい場所でカメラのAFを使ってピントを合わせる
  2. その後、AFを「マニュアルフォーカス(MF)」に切り替えることでピントが固定される

という流れです。

STEP.1

Fnを押す→フォーカスモードを選択

STEP.2

AF-Sを選択

STEP.3

Fnを押す→フォーカスエリアを選択

STEP.4

スポットを選択する

STEP.5

任意のエリアにフォーカスを移動させる

STEP.6

シャッターボタンを半押しする

STEP.7

Fn→フォーカスモードを選択

STEP.8

MFを選択

ピント精度を高める!拡大表示で細かく確認しよう

マニュアルフォーカスや置きピンで撮影する際、ピントが合っているかどうかを目視だけで判断するのは意外と難しいものです。
そこでおすすめなのが、カメラの画面を拡大してピントを確認する方法です。

これを使えば、レールの特定の部分や電車が通過するピンポイントの位置に、正確にピントを合わせることができます。

STEP.1

画面をタップして拡大し、十字キーで場所を移動します。

決定的瞬間を逃さない!連写モードでチャンスを広げよう

電車の撮影は、一瞬のタイミングが勝負です。
特に、走行中の電車を狙う場合、**シャッターを1回だけ切るとタイミングがずれてしまった…**ということも珍しくありません。

そこで活用したいのが、「連続撮影モード(連写)」です。

複数の写真からベストな1枚を選べるのが大きなメリットです。

ポイント

※シャッターを押すベストなタイミングは?
ベストショットの少し前から通り過ぎるぐらいまで押し続けると極力失敗を防ぐことができます。

STEP.1

十字キーの左を押す→ドライブモード→連続撮影を選択

まとめ

以上が電車を撮影する方法になります。

今説明した内容を元によりベストな数値に調整して下さい。

さらにもっと理解したい方へ

「Mモードを理解したいけど難しい。。。」という方も多いですが
決してそんなことはなく、理解するだけで格段と技術が上がり撮影の表現の幅が広がります。

なので「もっと良い写真を撮りたい!」という方のためにMモードについてアニメーションを使った動画を作成しました!
簡単に理解することができますので、是非ご覧ください!
ではまた!

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