
SONYのミラーレスを購入を検討していてZV-E10Ⅱかa6400のどちらを購入しようか悩んでいるという方もいるかと思います。
両機種共性能が高く、初心者から中級者まで幅広く支持されています。
しかし、得意分野や操作感にはそれぞれ違いがあり、選び方次第で撮影体験は大きく変わります。
そこで本記事では、両機種の魅力と違いをわかりやすく解説したいと思います!
最後まで見ていただくと、どちらが自分に合っている機種なのか?ということが分かると思いますので、是非最後までご覧ください!
結論
機種 | ZV_E10ⅱ | a6400 |
性能 | 凄く良い | 良い |
操作性 | 良い | 良い |
価格 | 約120,000円 | 約106,000円 |
ZV-E10Ⅱ
- ZV-E10Ⅱがおすすめな人
- ・長時間の動画撮影がしたい
・Vlog撮影がしたい
・動画をメインで撮影がしたい


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a6400
- a6400がおすすめな人
- ・写真をメインとして使いたい
・できるだけ安いカメラが欲しい


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仕様一覧
数あるスペックの中から、特に比較の際に注目しておきたいポイントをピックアップして一覧にまとめました。
比較で差が出やすいポイントを、ひと目でわかるようにまとめました。
機種 | ZV-E10 II | a6400 |
発売日 | 2024年8月2日 | 2019年2月22日 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X |
カメラ部有効画素数/総画素数 | 静止画時: 最大約2600万画素、動画時: 最大約1990万画素/約2700万画素 | 約2420万画素/約2500万画素 |
サイズ・タイプ | APS-Cサイズ (23.3 x 15.5 mm)、Exmor R CMOSセンサー | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
ファインダー型式 | - | 電子式ビューファインダー |
ファインダー画面サイズ | - | 1.0cm(0.39型) |
ファインダードット数 | - | 2,359,296 ドット |
液晶モニター形式 | TFT駆動 | TFT駆動 |
液晶モニター画面サイズ | 7.5 cm (3.0型) | 7.5cm(3.0型)ワイド |
液晶モニタードット数 | 1 036 800 ドット | 921 600ドット |
測距輝度範囲 | EV-3 - EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) | EV-2-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
AFエリア | 静止画時: 最大759点 (位相差検出方式)、動画時: 最大495点 (位相差検出方式) | ワイド(425点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式))/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット/トラッキング(ワイド/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット) |
露出補正 | ±5.0 EV (1/3 EV、1/2 EV ステップ選択可能) | ±5.0EV (1/3EV, 1/2EV ステップ選択可能) |
ISO感度(標準出力感度) | 静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 100 - 32000相当 *2、AUTO (ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能) | [静止画撮影時] ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) [動画撮影時] ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
ホワイトバランス | 2500 K - 9900 K | 2500K-9900K |
シャッター方式 | 電子シャッター | 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター |
シャッタースピード | 静止画撮影時 (電子シャッター): 1/8000-30 秒、動画撮影時: 1/8000-1 秒 | 静止画撮影時:1/4000-30秒、バルブ、 動画撮影時:1/4000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
連続撮影 | Hi+: 最高約11コマ/秒 | Hi+時:最高約11コマ/秒、Hi時:最高約8コマ/秒、Mid時:最高約6コマ/秒 、Lo時:最高約3コマ/秒 |
記録媒体 | SD (UHS-I/II対応)カード用スロット | メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(M2)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I 対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I 対応)、microSD メモリーカード、microSDHC メモリーカード、microSDXC メモリーカード |
データタイプ 静止画 | RAW、JPEG、HEIF (4:2:0 / 4:2:2)、RAW+JPEG、RAW+HEIF | JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.31、 MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.3フォーマット) |
データタイプ 動画 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264、XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD: MPEG-4 AVC/H.264 |
記録画素数 静止画 | APS-C時 Lサイズ: 6192 x 4128 (26 M)、Mサイズ: 4384 x 2920 (13 M)、Sサイズ: 3104 x 2064 (6.4 M) | Lサイズ: 6000 x 4000(24M),Mサイズ: 4240×2832(12M),Sサイズ: 3008x2000(6.0M) |
記録画素数 動画 | 動画記録 撮影モード (XAVC HS 4K) 3840 x 2160 (4:2:0, 10bit) (約) 59.94p (150 Mbps / 75 Mbps / 45 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps / 30 Mbps) 3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (200 Mbps / 100 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps) 動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160 (4:2:0, 8bit) (約) 59.94p (150 Mbps)、29.97p (100 Mbps / 60 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 60 Mbps) 3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (200 Mbps)、29.97p (140 Mbps)、23.98p (100 Mbps) 動画記録 撮影モード (XAVC S HD) 1920 x 1080 (4:2:0, 8bit) (約) 119.88p (100 Mbps / 60 Mbps)、59.94p (50 Mbps / 25 Mbps)、29.97p (50 Mbps / 16 Mbps)、23.98p (50 Mbps) 1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (50 Mbps)、29.97p (50 Mbps)、23.98p (50 Mbps) 動画記録 撮影モード (XAVC S-I 4K) 3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (600 Mbps)、29.97p (300 Mbps)、23.98p (240 Mbps) 動画記録 撮影モード (XAVC S-I HD) 1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (222 Mbps)、29.97p (111 Mbps)、23.98p (89 Mbps) | 動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160(30p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(24p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(30p, 60M) 約60Mbps 3840 x 2160(24p, 60M) 約60Mbps 動画記録 撮影モード (XAVC S HD) 1920 x 1080(120p, 100M) 約100Mbps 1920 x 1080(120p, 60M) 約60Mbps 1920 x 1080(60p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(30p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(24p, 50M) 約50Mbps 動画記録 撮影モード(AVCHD) 1920 x 1080(60i, 24M, FX) 約24Mbps(最高ビットレート) 1920 x 1080(60i, 17M, FH) 約17Mbps(平均ビットレート) スロー & クイックモーション撮影 (S&Q) 動画記録画素数(フレームレート) 1920x1080 (60p), 1920x1080 (30p), 1920x1080 (24p) 撮像フレームレート 1fps,2fps,4fps,8fps,15fps,30fps,60fps,120fps |
ボディー内手ブレ補正機構 | 非搭載 | 非搭載 |
インターフェース 有線 | マスストレージ / MTP、USB Type-C®端子(SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠)、 HDMI端子、HDMIマイクロ端子 (タイプD) | USB Type-B/HDMIマイクロ端子(タイプD)マイク端子 |
Wi-Fi | ○ | 〇 |
Bluetooth® | ○ | 〇 |
電源 | リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100 | NP-FW50 |
USB充電 | ○ | 〇 |
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約114.8 x 67.5 x 54.2 mm (グリップからモニターまで) | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.7 (奥行き)mm |
質量(本体のみ) | 約292 g | 約359g |
価格(2025年10月時点) | 約120,000円 | 約10,6000円 |
押さえておきたいポイント
さらにここは押さえておきたいというポイントをまとめてみました。
機種 | Z-E10Ⅱ | a6400 |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
瞳AF | 対応 | 対応 |
USB給電 | 対応 | 対応 |
自撮り | 対応 | 対応 |
4K動画撮影 | 対応 | 対応 |
ファインダーの有無 | 非搭載 | 対応 |
ZV-E10Ⅱはファインダーは非搭載ですが、スペックが優れている部分が多いので、紹介していきたいと思います。



外観の比較
カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、両機種の外観デザインやサイズ感、重さなどを比較していきます。


ZV-E10Ⅱはファインダーも搭載されていないので、全体的にコンパクトでした。


機種 | ZV-E10Ⅱ | a6400 |
サイズ(幅・高さ・奥行き) | 約114.8 x 67.5 x 54.2 mm | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.7 (奥行き)mm |



質量


機種 | ZV-E10Ⅱ | a6400 |
質量(本体のみ) | 約292 g | 約359g |
質量はZV-E10Ⅱの方がコンパクトです。
ダイヤル


エントリー機種だとダイヤルが1つのものも多いですが、両機種ともダイヤルが2つ備わっています。
カメラにダイヤルが2つある最大のメリットは、主要な撮影パラメーターを直感的かつ同時に操作できる点です。
両機種ともダイヤルの位置が同じなので特に違いは感じられませんでした。
グリップ


望遠レンズなど重量があるレンズを使用するとバランスが保ちにくくなります。
そんな時にグリップが握りやすいとカメラを安定させることができるので、ブレが少なく撮影できるというメリットがあります。
個人的にはZV-E10Ⅱの方がグリップが深くて握りやすかったです。
パネル


両機種とも自撮りが出来ますが、パネルの展開が違います。
a6400はチルト式で上に展開させて自撮りができます。チルト式はボディの横の端子と干渉することがないというメリットがありますが、自撮りは少々見ずらいと感じました。
ZV-E10Ⅱはバリアングル式のパネルです。
自由自在にパネルを展開できるがメリットで自撮りもしやすいです。



スペックの比較
次にスペックの比較をします。
ここでは、初心者の方でも安心して選べるように、多くのカメラに共通するおすすめの特徴をわかりやすくご紹介します。
購入前に確認しておくことで、自分にぴったりの一台がきっと見つかるはずです。
解像力の比較
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
解像力はレンズが関係しますが、レンズキットに付いているレンズで比較してみました。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。


全体的に見ると違いがわかりずらいので拡大してみました。
拡大


正直、特に違いは分かりませんでした。
レンズキットのレンズも新しくなったので、はっきり違いがあることを期待していたのですが、残念です。



iso感度の比較
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!


全体的に見ると違いがわかりづらいのでiso3200を拡大してみました。
拡大


機種 | ZV-E10Ⅱ | a6400 |
ISO感度(標準出力感度) | 静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 100 - 32000相当 *2、AUTO (ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能) | [静止画撮影時] ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) [動画撮影時] ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
数値的な違いは表せないので、はっきりとどちらが綺麗とは言えないですが、ZV-E10Ⅱの方がノイズが少ないと感じましたが、みなさんはどちらがノイズが少ないと感じましたか?



フォーカス性能の比較
動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました。
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
ダンスのシーンでは顔に手が被るシーンもありましたが、ZV-E10Ⅱの方がより正確にフォーカスのガイドが追従していました。
全体的にZV-E10Ⅱの方が性能が高かったです。



動画性能の比較
動画も綺麗に撮りたいという方にとっては動画性能も見ておくべきポイントになります。
動画の撮れるサイズなどで綺麗に撮れたり、フレームレートで動画の雰囲気も変わるの抑えてくと便利です。
参考までに実際に撮影した映像をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
機種 | ZV-E10Ⅱ | a6400 |
連続撮影 | 動画記録 撮影モード (XAVC HS 4K) 3840 x 2160 (4:2:0, 10bit) (約) 59.94p (150 Mbps / 75 Mbps / 45 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps / 30 Mbps) 3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (200 Mbps / 100 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps) 動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160 (4:2:0, 8bit) (約) 59.94p (150 Mbps)、29.97p (100 Mbps / 60 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 60 Mbps) 3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (200 Mbps)、29.97p (140 Mbps)、23.98p (100 Mbps) 動画記録 撮影モード (XAVC S HD) 1920 x 1080 (4:2:0, 8bit) (約) 119.88p (100 Mbps / 60 Mbps)、59.94p (50 Mbps / 25 Mbps)、29.97p (50 Mbps / 16 Mbps)、23.98p (50 Mbps) 1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (50 Mbps)、29.97p (50 Mbps)、23.98p (50 Mbps) 動画記録 撮影モード (XAVC S-I 4K) 3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (600 Mbps)、29.97p (300 Mbps)、23.98p (240 Mbps) 動画記録 撮影モード (XAVC S-I HD) 1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約) 59.94p (222 Mbps)、29.97p (111 Mbps)、23.98p (89 Mbps)Z | 動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160(30p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(24p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(30p, 60M) 約60Mbps 3840 x 2160(24p, 60M) 約60Mbps 動画記録 撮影モード (XAVC S HD) 1920 x 1080(120p, 100M) 約100Mbps 1920 x 1080(120p, 60M) 約60Mbps 1920 x 1080(60p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(30p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(24p, 50M) 約50Mbps 動画記録 撮影モード(AVCHD) 1920 x 1080(60i, 24M, FX) 約24Mbps(最高ビットレート) 1920 x 1080(60i, 17M, FH) 約17Mbps(平均ビットレート) スロー & クイックモーション撮影 (S&Q) 動画記録画素数(フレームレート) 1920x1080 (60p), 1920x1080 (30p), 1920x1080 (24p) 撮像フレームレート 1fps,2fps,4fps,8fps,15fps,30fps,60fps,120fps |
ZV-E10Ⅱ


a6400


手振れ補正の比較
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
同じ条件で撮影をしてみましたが、特に違いは感じられずこのぐらいかなという印象です。



連続撮影の比較
連続撮影とは、シャッターボタンを押し続けると、何枚も写真を連続で撮れる機能のことです。
この機能を使うと、たとえばスポーツの決定的な瞬間や、子どもや動物が動いている場面などでも、一番いいタイミングの写真をあとから選ぶことができます。
カメラによって、1秒間に撮れる枚数(コマ数)が違うので、連続撮影の速さもチェックポイントになります。
機種 | ZV-E10Ⅱ | a6400 |
連続撮影 | Hi+: 最高約11コマ/秒 | Hi+時:最高約11コマ/秒、Hi時:最高約8コマ/秒、Mid時:最高約6コマ/秒 、Lo時:最高約3コマ/秒 |
両機種とも最高約11コマでした。



両機種の良かったポイント
実際に使ってみて、片方の機種にしか備わっていない機能で「これはいいな!」と感じた両機種のポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
ZV-E10Ⅱの良かったポイント
まずはZV-E10Ⅱの良かったポイント紹介したいと思います。
レンズキットのレンズが新しくなった

ZV-E10 IIのレンズキットには、新しくなった「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」が付属。
AFの性能も向上しよりスムーズになり、動画でも静止画でも快適に撮影できます。
バッテリー容量が上がった

ZV-E10 IIは、バッテリーが前モデルの**NP-FW50(約1020mAh)からNP-FZ100(約2280mAh)**へと大幅に容量アップ。
約2倍以上になったことで、長時間の動画撮影や旅行先での撮影でも、バッテリー残量により余裕を持って臨めます。
個人的には結構長時間撮影ができると感じています。
1つだけは少し心細いので、何個か持っていますが写真の撮影は十分撮影ができます。
動画だとよく撮る方は2個ぐらい持っておくのがおすすめです。
10bitで動画が撮影ができる

- 動画の10bitとは?
- 「動画を10bitで撮影する」というのは、
映像の色の情報をより細かく記録する撮影方法のことです。
動画性能も10bitの撮影ができ、動画性能も向上しました。
ただ10bitで撮影する場合はかなり動画にこだわりがある人なので、あまり初心者に必要ない人がほとんどではないかと感じています。
縦向き横向きの表示を切り替えれる

カメラは縦・横どちらの向きにも対応していて、縦に構えると画面の表示も自動で縦向きに切り替わります。
だから、縦動画や縦構図の写真を撮るときも、操作しやすくて快適です。
またショート動画の撮影がしたいという方も縦向きで撮影しても表示が見やすくおすすめです。
ズームレバー搭載

ZV-E10 IIは、本体にズームレバーが搭載されています。
レンズ側の操作だけでなく、カメラ本体からもなめらかにズームできるというメリットがあります。
レンズ側とボディ側を使ってみたのですが、ボディ側の方が使いやすかったので便利だと感じました。
SDカードを横から挿せる

エントリークラスのカメラはSDカードをそこからタイプが多いです。
しかしZV-E10Ⅱは横からSDカードを挿せるので三脚を付けた状態でも簡単に対応できるのが良かったです。


ヘッドホン端子が付いている

エントリー〜ミドルクラスはヘッドホン端子が付いていないことが多く、動画撮影をする時に、音のノイズが出ていても気づきにくいです。
なので動画で音声もしっかり撮りたいという方はヘッドホン端子がある方が絶対良いのですが、ZV-E10 IIはヘッドホン端子が備わっています。
ですので、安心して動画撮影ができます。
a6400の良かったポイント
次にa6400のメリットを解説していきたいと思います。
ファインダー搭載

日中の明るいシーンなどモニターが見えづらいこともあります。
そんな時にファインダーを覗けば光を遮ることができるので、撮影に集中できます。
a6400はファインダーが搭載されているので、写真をメインに撮りたい方にはおすすめです。
値段も安い
a6400の方が古いですが、値段もZV-E10Ⅱよりもお得なのが魅力的な点です。


両機種の残念だったポイント
使ってみて「ここはもう少し工夫があればもっと良くなるかも」というポイントもいくつかありました。
あくまで個人の感想ではありますが、正直にお伝えします。
ZV-E10Ⅱの残念だったポイント
まずはZV-E10Ⅱの残念だったポイントを解説していきたいと思います。
ファインダー非搭載

これはVlog用のカメラなので仕方ないことですが、個人的にはファインダーが付いていないことが残念でした。。。
電子シャッターのみしか対応していない

V-E10ⅱはシャッター方式が電子シャッターのみとなっています。
電子シャッターにはデメリットがあり、動く被写体での「ローリングシャッター歪み」があります。
スポーツ撮影や乗り物、手持ちでのパン(左右振り)時に発生しやすいです。
実際に写真を撮りましたが、それほど早くない電車でしたが、歪みが見られました。
なので動きの速い写真を撮りたいというかは向いてないと感じました。
a6400の残念だったポイント
次にa6400の残念だったポイントも紹介したいと思います。
USB端子がType-B

a6400はUSB端子がType-Bになります。
現在はType-Cが主流なので、USB充電をするならケーブルを忘れないようにする必要があります。
タッチパネルが簡易的な操作しかできない

ZV-E10ⅡはMENU画面やモニターのアイコンをタップしての設定など直感的に操作できる。
一方a6400はタッチパネルが一応対応していますが、簡易的なスポットフォーカスなどの操作しか備わっていない。
なので直感的に操作できないのは初心者の方には残念な点になると感じました。
メリット・デメリット
これまで紹介したものも含めメリット・デメリットにまとめました。
ZV-E10Ⅱ
- レンズキットのレンズが新しくなった
- バッテリー容量が上がった
- 10bitで動画が撮影ができる。
- 縦向き横向きの表示を切り替えれる
- ズームレバーが付いている
- ヘッドホン端子が備わっている
- ファインダー非搭載
- 電子シャッターのみしか対応していない


a6400
- ファインダー搭載
- 値段も安い
- USB端子がType-B
- タッチパネルが簡易的な操作しかできない


まとめ

以上がZV-E10Ⅱとa6400の比較でした。
a6400は少し古いカメラにはなりますが、4Kの動画撮影もできるので、写真や動画を撮りたくてそこそこのスペックのカメラが欲しいという初心者の方におすすです。
ZV-E10Ⅱは動画のVlog撮影がメインで最新の機種が欲しい。という方にはおすすめです。
また他のカメラのレビューや機種別の設定方法の紹介もしていますので、是非ご覧ください
ではまた!


