
今回はずっと気になっていた**Panasonicの高倍率ズームコンデジ「TZ99」**を、ついに手に入れることができました!どこも品切れが続いていて「本当に買えるの?」というレベルの人気ぶりでしたが、ようやくレビューできる日が来ました。
同じく人気の「SX740HS」など、高倍率ズームのコンデジは今、本当に注目されていますよね。しかもTZ99は自撮りにも対応しているので、Vlogや旅行写真にもぴったり。
とはいえ、価格は5万円超え…。
「買って後悔しないかな?」「何がそんなに良いの?」と気になる方も多いはず。
そこで今回は、TZ99の魅力や気になるポイントを分かりやすく解説していきます。
最後には、実際に撮影した作例も載せているので、ぜひ参考にしてください!
結論
機種 | TZ99 |
性能 | 凄く良い |
携帯性 | 良い |
価格 | 約64,000円 |

- TZ99がおすすめな人
- ・遠くのものを撮影がしたい
・タッチパネルで直感的に使いたい
・自撮りをしたい
・レタッチをしてもっとこだわりたい
- おすすめシーン
- ・発表会や運動会
・旅行やスナップ撮影など
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TZ99の外観の紹介
サイズ | 約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く) |
質量(本体のみ) | 約280g |

厚みが少しあるので、ポッケに入れるには少し邪魔になりましたが、軽く持ち運びがしやすいです。

6方向から撮影をしてみました。
グリップを握った感じも持ちやすく安定して撮影をすることができます。

質量はこれだけのスペックがあれば全く気になりませんでした。
撮影の時も全く手がつかれなかったので、疲れずに動画や写真をたくさん撮れました。

iphone15proと並べてみました。
厚みはTZ99の方が厚みがありますが、表面の面積はTZ99の小さいです。
付属品と端子
カメラを使っていくと、スマホやパソコンに写真を移したり、充電したりする場面がよく出てきます。
そんなときに役立つのが、本体にある「端子(たんし)」=いろいろな機器とつなぐための差し込み口です。
また、どんな端子が付いているかは、撮影スタイルによってとても重要なポイントになります。

- 付属品
- ・本体
・バッテリー
・USB電源アダプタ
・USBケーブル(Type-C)
・ストラップ
・取り扱い説明書
・元箱

端子はUSB端子(Type-C)とマイクロHDMIコネクタを接続することができる。

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TZ99の性能の紹介
やっぱりカメラ選びで一番気になるのは、実際の性能ではないでしょうか。
見た目がよくても、撮りたいシーンでしっかり使えるかどうかは大切なポイントです。
そこでこの章では、TZ99の基本スペックや性能面の注目ポイントを、初心者の方にもわかりやすく丁寧に紹介していきます。
TZ99 | |
発売日 | 2025年2月20日 |
カメラ部有効画素数 | 約2030万画素 |
サイズ・タイプ | 1/2.3型MOS |
焦点距離[35mmフィルム換算] | 24~720mm |
開放F値 | F3.3~6.4 |
光学ズーム倍率 | 30倍 |
デジタルズーム倍率 | 最大4倍(iAズーム時は最大2倍) |
撮影距離 | 通常:50cm(W端)/2m(T端)~∞ AFマクロ / インテリジェントAUTO / 動画 / MF:3cm(W端)/2m(T端)~∞ |
液晶モニター | アスペクト比3:2 3.0型 184万ドット タッチパネル搭載 液晶モニター |
測光方式 | マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 |
露出補正 | 1/3EVステップ ±5EV |
ISO感度 | オート / i.ISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400(拡張ISO感度) |
ホワイトバランス | オート / オート(C)/ オート(W)/ 晴天 / 曇り / 日陰 / 白熱灯 / フラッシュ / セットモード1,2,3,4 / 色温度、各設定で2軸微調整可 |
シャッタースピード | 静止画:4秒~1/2000秒(メカシャッター)、1秒~1/16000秒(電子シャッター) (シーンガイド「夜景をアーティスティックに撮る」時は最長30秒) 動画 :1/30秒~1/16000秒(クリエイティブ動画、MF選択時は1/2秒~1/16000秒) |
絞り | F3.3~8.0(W))、F6.4~8.0(T) |
光学手ブレ補正(IS) | ○(通常/流し撮り) |
セルフタイマー | OFF/2秒/10秒/10秒+3枚 |
連続撮影 | 連写速度(AF固定) H:10コマ/秒、M:5コマ/秒、L:2コマ/秒 連写速度(AF追従) H:5コマ/秒、M:5コマ/秒、L:2コマ/秒 最大撮影コマ数:JPEG:100コマ以上、JPEG+RAW:26コマ以上 |
記録媒体 | SDカード / SDHCカード(UHS-I UHS Speed Class3 規格対応) / SDXCカード(UHS-I UHS Speed Class3 規格対応) |
データタイプ 静止画 | RAW / RAW+ファイン / RAW+スタンダード / ファイン / スタンダード |
データタイプ 動画 | MP4 音声圧縮形式:AAC(2ch) |
記録画素数 静止画 | ・アスペクト[4:3] 設定時 5184x3888(20M L) / 3712x2784(10M M) / 2624x1968(5M S) ・アスペクト[3:2] 設定時 5184x3456(17M L) / 3712x2480(9M M) / 2624x1752(4.5M S) ・アスペクト[16:9] 設定時 5184x2920(14.5M L) / 3840x2160(8M M) / 1920x1080(2M S) ・アスペクト[1:1] 設定時 3888x3888(14.5M L) / 2784x2784(7.5M M) / 1968x1968(3.5M S) |
記録画素数 動画 | 4K:3840x2160, 30p(100Mbps/センサー出力30コマ/秒) FHD:1920x1080, 60p(28Mbps/センサー出力60コマ/秒) FHD:1920x1080, 30p(20Mbps/センサー出力30コマ/秒) HD:1280x720, 30p(10Mbps/センサー出力30コマ/秒) ハイスピード動画:HD:1280x720, 30p(センサー出力120コマ/秒) 、 VGA:640x480, 30p(センサー出力240コマ/秒) 最大記録時間:4K:15分制限あり、FHD/60p, ハイスピード動画/HD:29分59秒制限あり |
インターフェース 有線 | USB Type-C USB2.0(HighSpeed)対応 |
Wi-Fi/NFC | 対応 |
Bluetooth® | Bluetooth v5.0 |
電源 | リチウムイオンバッテリー 7.2V 1025mAh 7.4Wh |
USB充電 | 対応 |
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く) |
質量(本体のみ) | 約280g |
カラー | ホワイト/ブラック |
価格(2025年3月時点) | 約64,000円 |
フォーカス性能
動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
この3つの場面を通じて、オートフォーカス性能をしっかり検証していきます!
素早い動きにもフォーカスが反応しているので、ダンスなど機敏な動きにも対応できそうです。
ただ_遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?検証はもう少し遠くまで顔認識が反応してほしかったというところ。
解像力
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。


アップの画像を見ると中心の部分は問題なく解像力を保てていますが、周辺の部分をみると結構のラインの解像力が低いことがわかります。
ただTZ99の最大の魅力は、やはり高倍率ズームにあります。
ズーム撮影では中央の被写体を狙うことが多いため、普段の撮影では周辺の写りが気になる場面はあまりないと思います。

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ISO感度
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでTZ99がどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!

iso1600ぐらいからノイズが目立ってきているのが印象的です。
iso6400となるとかなりノイズが目立っています。
個人的な感想ですが、iso1600までぐらいなら何とか使えるかなという印象です。
手ぶれ補正
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、TZ99の手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
1050mmで撮影して感じたのが、手振れが凄く効いていると感じたこと。
手振れ補正がなしの場合と全然違うのが、お分かりいただけると思います。
高倍率のズームだけあってこの部分にかなり力を入れているんだろうなと感じさせられました。

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良かったポイント
実際に使ってみて、「これはいいな!」と感じたポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
180度チルト式モニター

チルト式のパネルは180度回転させることができるので、簡単に自撮りができます。

次にスペックの比較をします。
光学30倍ズーム
光学ズーム | 30倍 |
広角24mmから720mmまで撮影できるので、スマホでは届かない距離も、光学ズーム30倍なら画質を落とさずにしっかり寄れます。
遠くの被写体もくっきり写せるので、
たとえば──
- 子どもの運動会で遠くのわが子をしっかり撮りたい方
- 旅行先で建物の細部や景色を大きく写したい方
- 鳥や動物など、離れた位置から自然な表情を撮りたい方
にぴったりです。
ズームしても画像がぼやけにくいのは「光学ズーム」ならではの強みです。
写真はもちろん、動画撮影でも大活躍します!
Raw撮影ができる
- RAW撮影とは?
- カメラが記録する**「生の画像データ」**のことです。
JPEGは自動で明るさや色を調整してくれますが、
RAWは**「調整前のデータ」**なので、あとから自分で明るさや色を自由に編集できます。
ここはTZ99の差別化が出来るポイントです。


マニュアルリングが付いている


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動画性能
機種 | TZ99 |
記録画素数 動画 | 4K:3840x2160, 30p(100Mbps/センサー出力30コマ/秒) FHD:1920x1080, 60p(28Mbps/センサー出力60コマ/秒) FHD:1920x1080, 30p(20Mbps/センサー出力30コマ/秒) HD:1280x720, 30p(10Mbps/センサー出力30コマ/秒) ハイスピード動画:HD:1280x720, 30p(センサー出力120コマ/秒) 、 VGA:640x480, 30p(センサー出力240コマ/秒) 最大記録時間:4K:15分制限あり、FHD/60p, ハイスピード動画/HD:29分59秒制限あり |
残念だったポイント
使ってみて感じたのは、「ここはもう少し工夫があればもっと良くなるかも」というポイントもいくつかあったことです。あくまで個人の感想ではありますが、正直にお伝えします。
三脚を使うと少しフォーカスリングが干渉する

使えないということではないですが、三脚を付けた場合若干マニュアルリングが三脚の船と干渉する。
決して回らないほどではないが、ほんのわずか当たって擦れている。
この船では気にならないが、他の船のゴムの部分が厚みがある場合は、大丈夫なのかなと心配になった。
iso1600でもノイジー

個人的には、ISO1600でもノイズが目立つと感じました。
高倍率ズームレンズを使用すると、どうしてもレンズの明るさが抑えられるため、ISO感度の設定が重要になってきます。
日常シーンでもISO1600に設定せざるを得ない場面も多く、その際にノイズが目立つ点は少し気になりました。
電源ボタンと録画ボタンが場所が近くて似ている

もしかすると私だけ?と思いましたが、電源ボタンと録画ボタンがサイズ感も一緒で場所も近いので、かなり押し間違いました。
録画ボタンを押したつもりが、電源ボタンを押していて電源が落ちるということがあったので、結構ストレスがたまりました。
もし私だけならすみません。。。。

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メリット・デメリット
今解説した内容を踏まえて、改めてメリット・デメリットを紹介したいと思います。
- 自撮りが出来る
- コンパクト
- 遠くも撮影できる
- RAW撮影できる
- フォーカスリングが付いている
- TypeCのUSB充電ができる
- フォーカスリングが三脚の船と干渉する場合がある
- iso1600で結構ノイズが出ている
- Recボタンと電源ボタンが押し間違いやすい
まとめ

以上がTZ99の紹介でした。
実際にスナップ撮影で使ってみて、高倍率ズームを使うことによって普段切り取れない様な部分まで切り取ることができるので、凄く便利だなと思った。
またそれほどのスペックを持ちながら、コンパクトなので、凄く頼りになるカメラだと感じた。
高倍率ズームでスマホで撮れない様なシーンを切り取りたい方にはおすすめのカメラです!
最後に実際に撮影した画像もご覧ください。

実写
















