
こんにちは。ダイキです。10年以上、映像の撮影・編集に携わり、初心者でも迷わず理解できるカメラ解説を発信しています。
今回はAX45とAX60の違いが気になっている方も多いのではないでしょうか。
どちらもソニーの人気ビデオカメラとして知られていますが、実際の撮影性能にどれほど差があるのかは分かりにくいポイントです。
特に、歩きながらの撮影で重要になる手ブレ補正や映像の安定感は、購入前にしっかり確認しておきたいところです。
そこで本記事では、AX60を実際に使用して撮影した映像をもとに、その実力を詳しくレビューしていきます!
また、AX45も基本的な撮影性能は共通しているため、どちらを選ぶべきか悩んでいる方にとっても参考になる内容となっています。
初心者の方でも分かりやすいように、実際の使用感やポイントを丁寧に解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
結論
| 機種 | FDR-AX45 | FDR-AX60 |
| 性能 | 良い | 凄く良い |
| 操作性 | 良い | 凄く良い |
| 価格 | 約128,000円 (2026時点) | 約11万円(中古) (2026時点) |
- AX45がおすすめな人
- ・できる限りコンパクトなカメラが欲しい
- AX60がおすすめな人
- ・性能が高いカメラが欲しい
それではさらに深掘りして解説していきたいと思います。
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仕様一覧
数あるスペックの中から、特に比較の際に注目しておきたいポイントをピックアップして一覧にまとめました。
比較で差が出やすいポイントを、ひと目でわかるようにまとめました。
| FDR-AX45 | FDR-AX60 | |
| 発売日 | 2018年2月9日 | 2018年2月9日 |
| イメージセンサー | 1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー | 1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー |
| 総画素数 | 857万画素 | 857万画素 |
| 記録画素数(静止画時) | 最大1,660万画素相当 | 最大1,660万画素相当 |
| 有効画素数(動画時) | 829万画素(16:9) | 829万画素(16:9) |
| 有効画素数(静止画時) | 829万画素(16:9), 622万画素(4:3) | 829万画素(16:9), 622万画素(4:3) |
| レンズカバー | 〇(自動) | 〇(自動) |
| フィルター径 | 55mm | 55mm |
| フォーカス | 自動/手動(タッチパネル) | 自動/手動(マニュアルリング・タッチパネル) |
| F値 | F2.0-3.8 | F2.0-3.8 |
| 焦点距離(35mm換算) | 26.8-536.0mm(16:9時) | 26.8-536.0mm(16:9時) |
| ズーム(動画時 ) | 光学20倍(デジタル250倍)、全画素超解像40倍(HD)、30倍(4K) | 光学20倍(デジタル250倍)、全画素超解像40倍(HD)、30倍(4K) |
| ズーム(静止画時 ) | 光学20倍(デジタル250倍) | 光学20倍(デジタル250倍) |
| 手ブレ補正機能 | ○(空間光学方式) | 〇(空間光学方式) |
| 最短撮影距離 | 約1cm(ワイド端)、約80cm(テレ端) | 約1cm(ワイド端)、約80cm(テレ端) |
| 内蔵記録メディア容量 | 64GB | 64GB |
| 記録メディア | 内蔵メモリー、XAVC S 4K(100Mbps)記録:SDHCメモリカード(4GB以上、UHS-I U3以上)/SDXCメモリーカード(UHS-I U3以上推奨)、XAVC S 4K(60Mbps)記録:SDHCメモリーカード(4GB以上、Class10以上)/SDXCメモリーカード(Class10以上推奨)、XAVC S HD記録:SDHCメモリーカード(4GB以上、Class10以上)/SDXCメモリーカード(Class10以上推奨)、AVCHD/静止画記録: メモリースティックPROデュオ™(Mark2)、メモリースティックPRO-HGデュオ™、メモリースティックXC-HGデュオ™、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨) | 内蔵メモリー、XAVC S 4K(100Mbps)記録:SDHCメモリカード(4GB以上、UHS-I U3以上)/SDXCメモリーカード(UHS-I U3以上推奨)、XAVC S 4K(60Mbps)記録:SDHCメモリーカード(4GB以上、Class10以上)/SDXCメモリーカード(Class10以上推奨)、XAVC S HD記録:SDHCメモリーカード(4GB以上、Class10以上)/SDXCメモリーカード(Class10以上推奨)、AVCHD/静止画記録: メモリースティックPROデュオ™(Mark2)、メモリースティックPRO-HGデュオ™、メモリースティックXC-HGデュオ™、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨) |
| 動画記録画素数/フレームレート | XAVC S 4K : 3840×2160/30p, 24p、XAVC S HD:1920x1080/60p, 30p, 24p、AVCHD画質:1920×1080/60p(PS), 24p(FX,FH), 60i(FX,FH), 1440×1080/60i(HQ,LP)、MP4 : 1280×720 30p | XAVC S 4K : 3840×2160/30p, 24p、XAVC S HD:1920x1080/60p, 30p, 24p、AVCHD画質:1920×1080/60p(PS), 24p(FX,FH), 60i(FX,FH), 1440×1080/60i(HQ,LP)、MP4 : 1280×720 30p |
| 端子 | 映像音声入出力端子(HDMI端子、映像出力端子、音声出力端子)リモート端子、ヘッドホン端子、マイク入力 メモリーカードスロット | 映像音声入出力端子(HDMI端子、映像出力端子、音声出力端子)リモート端子、ヘッドホン端子、マイク入力 メモリーカードスロット |
| 寸法 | 73.0×80.5×142.5mm(73×80.5×173mm(NP-FV70A)(バッテリー含む)) | 73.0×80.5×161.0mm(73×80.5×173mm(NP-FV70A)(バッテリー含む)) |
| 本体質量 | 約510g | 約535g |
さらにここは重要だと思う点をピックアップしました。
| FDR-AX45 | FDR-AX60 | |
| 4K動画撮影 | 対応 | 対応 |
| 内蔵記録 | 対応(64GB) | 対応(64GB) |
| ビューファインダー | 非搭載 | 搭載 |
| 顔検出機能 | 対応 | 対応 |
| タッチパネル | 対応 | 対応 |
| Wi-Fi | 対応 | 対応 |
| 光学ズーム | 20倍 | 20倍 |
| マニュアルリング | 非搭載 | 搭載 |
| ナイトショット | 非搭載 | 搭載 |
今紹介した点も踏まえてさらに詳しく解説していきたいと思います!
外観の比較
カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、両機種の外観デザインやサイズ感、重さなどを比較していきます。

AX45はファインダーが備わっていないのでコンパクトです。

縦と横の長さは全く一緒です。

持った感じの質量の違いは正直わからないですが、約20gほどAX60の方が重たいです。






| 機種 | AX45 | AX60 |
| サイズ | 73.0×80.5×142.5mm(73×80.5×173mm(NP-FV70A)(バッテリー含む)) | 73.0×80.5×161.0mm(73×80.5×173mm(NP-FV70A)(バッテリー含む)) |
| 本体質量 | 約510g | 約535g |

ややサイズ感はありますが、持ちやすいです。

上部の丸みがほどよく、手にフィットします。
録画ボタンは親指の所に装備されています。

人差し指のところにはズームレバーが備わっていて少しのズームでも調整がしやすいです。
端子
次に端子の違いについても見ていきたいと思います。





動画/静止画切り替えボタン

AX60には動画/静止画切り替えボタンが付いているので、すぐ切り替えれます。
AX45は搭載されていませんが、画面から操作することができます。
共通のおすすめポイント
ソニーのビデオカメラ「AX60」と「AX45」は、基本的な撮影性能が非常に近いモデルです。
そのため、この章では両機種に共通するポイントに注目しながら、わかりやすく解説していきます。
フォーカス性能
動きの速い被写体や、スポーツなど、フォーカス性能が特に重要になってきます。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
この3つの場面を通じて、オートフォーカス性能をしっかり検証していきます!
ダンスのシーンでは顔に手が重なった時の追従の性能はあまり認識しませんでしたが、それ以外のシーンでは問題なく追従ができました。
解像力のテスト
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、動画のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した動画をもとにチェックしてみました。
窓のラインもくっきりと描写されており、細部まで破綻なく表現できています。
高性能なビデオカメラらしい、安定した描写力だと感じました。
次は実際にAX60を使って撮影をしてみましたので、解像力や音声など参考にしてもらえればと思います。
iso感度の比較
動画を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?AX60でチェックしてみました!
かなり暗い環境で撮影しましたが、多少ノイズは見られるものの、想像以上にクリアに描写できていると感じました。かなり暗い状況で撮影をしました。
ノイズは見られますが、思ったよりも綺麗に撮れているのではないかと思います。
実際にAX60を使って夜に撮影を行いました。
夜に撮影をしたいという方も多いかと思いますので、どの様なイメージで撮れるのか参考にしてもらえればと思います。
画質は落ちるものの、十分綺麗に撮れているのではないかと思いました。
内蔵メモリー 64GB
両機種に内蔵メモリーが搭載されています。
- 内蔵メモリーとは?
- 内蔵メモリーとは、カメラ本体の中にあらかじめ搭載されている保存用のメモリーのことです。

カードが入っていない場合でも写真や動画を記録することができるんだね!
| 記録方式 | モード | 解像度 / フレームレート | ビットレート | 64GB記録時間 |
|---|---|---|---|---|
| XAVC S | 4K | 3840×2160 / 30p | 100Mbps | 約1時間15分 |
| XAVC S | 4K(出荷時設定) | 3840×2160 / 30p | 60Mbps | 約2時間 |
| XAVC S | HD | 1920×1080 / 60p | 50Mbps | 約2時間25分 |
| AVCHD | PSモード | 1920×1080 / 60p | 28Mbps | 約5時間05分 |
| AVCHD | FXモード | 1920×1080 / 60i / 24p | 24Mbps | 約5時間15分 |
| AVCHD | FHモード | 1920×1080 / 60i / 24p | 17Mbps | 約6時間55分 |
| AVCHD | HQモード | 1440×1080 / 60i | 9Mbps | 約10時間50分 |
| AVCHD | LPモード | 1440×1080 / 60i | 5Mbps | 約15時間50分 |

普段はSDカードを使用して、もしSDカードを忘れてしまった場合は、内蔵メモリーで記録する方が良いかもしれないね。

128GBのSDカードを選べば64GBの倍の記録ができるよ
手振れ補正の比較
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
多少の細かいブレはありますが、記録用なら十分使えるレベルだと感じました。
次に歩きながら撮影するとどのぐらい手振れ補正が効いているのかアクティブモードでテストしてみました。
歩きながらでも十分活用できるぐらい手振れ補正がしっかり効いていました。
光学ズームの比較
光学ズームでどれぐらいズームできるのかAX60でテストしてみました。
- 光学ズームとは?
- カメラに搭載されているレンズの機能を使って、被写体を拡大する仕組みのことを「光学ズーム」といいます。これは、レンズ自体が動くことで画質を保ったままズームできるため、遠くの被写体をきれいに撮影したいときにとても便利です。
4Kのアクティブの手ぶれ補正を使えば全画素超解像30倍ズームまで対応可能です。
肉眼では見えない部分も鮮明に記録してくれる頼もしい機種です。
約50m離れて撮影してみた

しかし、かなりズームができるということはわかったけど、運動会やスポーツの撮影で使いたいけど、どれぐらいの画角で撮れるのか?イメージしづらいと思います。
そこで約50m離れた位置からどれぐらいアップで撮影できるのかテストしてみました。

50mは25mのプール×2個分ということだね!
約50m離れた位置でもこれぐらい大きく撮影ができるので、運動会の撮影やスポーツの撮影も迫力のある撮影をすることができます。
本記事ではAX60でご紹介していますが、AX45もこれまでご紹介した内容と同等のスペックとなっておりますので、ぜひ参考にしてください。
音声のテスト
映像そして、もう1つ欠かせないのが音声です。
映像が綺麗でも音質が悪いと台無しになってしまいます。
そこで内蔵マイクでどの様な音質なのか録音してみました。
1m前に立った状態はそれほどクリアに聞こえなかったが残念な点でしたが、、ハンディで後ろから発した場合の声は綺麗に録音が出来ていました。
なので、正面の音を綺麗に録音したい場合はガンマイクなどアクセサリーを使うのがおすすめです。
両機種の良かったポイント

実際に使ってみて、片方の機種にしか備わっていない機能で「これはいいな!」と感じた両機種のポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
AX45の良かったポイント
まずはAX45の良かったポイントを解説したいと思います。
ax60よりコンパクト

AX60はスペックが全体的に上位です。あえてAX45の優位点を挙げるとすれば、わずかにコンパクトな点くらいでした。
ただ、AX60のスペックも人によっては全く必要ないスペックもあるので、そう思うとAX45の方が魅力的です。
AX60の良かったポイント
次にAX60の良かったポイントを解説したいと思います。
撮影中でも直感的に操作できるマニュアルレンズリング

フォーカスやズームを細かく調整できる、マニュアル操作のレンズリングが搭載されています。
撮影中でも直感的にコントロールできるので、映像表現の幅が広がります。
さらに、このリングを使えば、露出やホワイトバランスなどの設定も細かくコントロールできます。
オート任せでは難しい、意図した映像表現を作り込みたいときに役立つ機能です。
真っ暗な場所でも撮影できる「ナイトショット」機能
暗い場所で撮影するときに役立つのが、ナイトショット機能です。
この機能を使うと、赤外線を利用して撮影するため、ライトを点けなくても真っ暗な環境で被写体を撮影することができます。
通常の撮影ではほとんど見えないような暗闇でも、被写体の様子を記録できるのが特徴です。
肉眼では全く見えない状況でもはっきりと撮影できるので驚きました。
フォーカスもしっかり反応しています。
使うシーンは限定されますが、旅行先などで就寝した時に撮影すると普段撮影できない様な映像が撮影できるので面白いかもしれません。
ファインダー搭載

屋外で撮影がしたいという方にはファインダーは特におすすめです。
日中の撮影でモニターを見て撮影をすると反射して画面が見づらいということがあります。
そんな時にファインダーを覗けば遮光して撮影ができるのでより撮影に集中ができます。
メリット・デメリット
これまで紹介したものも含めメリット・デメリットにまとめました。
AX45
- AX60よりコンパクト
- ファインダー非搭載
- マニュアルリング非搭載
- ナイトショット非搭載
AX60
- ファインダー搭載
- マニュアルリング搭載
- ナイトショット搭載
- やや大きい
まとめ

以上がAX45とAX60の比較でした。
ほとんどのスペックは同じでした。
ですので、ポイントは
ファインダー、マニュアルリング、ナイトショットは無くても良い→AX45
ファインダー、マニュアルリング、ナイトショットどれか1つでも備わっといて欲しいものがある→AX60
で決めると自分に合った方を選べると思います!
皆さんの良い思い出のシーンが撮れるように応援しています!