
2022年の8月にPIXPRO FZ55は2万円で発売し、コンパクト、ノスタルジーな写真が撮れるのでSNSでバズり、人気のカメラとなりました。
そして2025年6月KODAK PIXPRO C1が発売され、さらに値段もFZ55より抑えられて自撮りも出来るようになりました。
しかし、FZ55の方がスペックが高い部分も多く、どちらが自分に合った機種なのか悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は実機を使用し、外観や操作性、実際の撮影で分かった特徴を詳しくレビューしていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
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結論
| PIXPRO C1 | FZ55 | |
| 操作性 | あまり良くない | あまり良くない |
| 性能 | 低い | 普通 |
| 価格 | 約1.7万円(2026年時点) | 約2万2千円 (2026年時点) |
- C1がおすすめな人
- ・自撮りをよくする人
・USB-Cのスマホと充電器を統一したい人
・とにかくレトロなデザインにこだわりたい人
- FZ55がおすすめな人
- ・ズーム撮影もしたい人
・電池交換など実用性を重視する人
・旅行や遠出でいろんなシーンを撮りたい人
仕様一覧
数あるスペックの中から、特に比較の際に注目しておきたいポイントをピックアップして一覧にまとめました。
| C1 | FZ55 | |
| 発売日 | 2025年6月 | 2022年8月 |
| カメラ部有効画素数/総画素数 | 1300万画素 / 1/3型 BSI CMOS | 1635万画素 / 1676万画素 |
| サイズ・タイプ | 1/3型 BSI CMOS | 1/2.3型 BSI CMOS |
| 焦点距離[35mmフィルム換算] | 26mm | 28〜140mm |
| 開放F値 | F2.0(固定焦点) | F3.9(Wide)〜 F6.3(Tele) |
| 光学ズーム倍率 | 非搭載 | 5倍 |
| デジタルズーム倍率 | 4倍 | 6倍(最大30倍) |
| 撮影距離 | 通常:60cm〜∞ / マクロ:8cm〜∞ | 通常:Wide 60cm〜∞ / Tele 100cm〜∞ / マクロ:5cm〜∞(Wideのみ) |
| 液晶モニター | 2.8インチ 230K画素 180°チルト | 2.7インチ TFTカラー液晶(固定式) |
| フォーカス制御 | 固定焦点 | シングルAF、マルチAF(TTL9ポイント)、自動追尾AF、顔検出 |
| 測光方式 | 平均測光、スポット、中央部重点 | AiAE、スポット、中央部重点、顔AE |
| 露出補正 | ±2EV(1/3ステップ刻み) | ±3EV(1/3ステップ刻み) |
| ISO感度(標準出力感度) | Auto / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 | Auto / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 |
| ホワイトバランス | 自動、晴天、曇天、蛍光灯、蛍光灯CWF、白熱電球 | 自動、晴天、曇天、蛍光灯、蛍光灯CWF、白熱電球、手動、色温度指定(1900K〜10000K) |
| シャッタースピード | 1/10000〜2秒 | 4〜1/2000秒(手動:30秒) |
| 絞り | F2.0(固定) | F3.9 / F8.0(Wide) |
| 光学手ブレ補正(IS) | 非搭載 | 非搭載(電子式手ブレ軽減) |
| セルフタイマー | 対応 | 対応 |
| 連続撮影 | 対応 | 対応 |
| ファイルフォーマット | Exif 2.2 (JPEG) | Exif 2.3 (JPEG) |
| 記録媒体 | microSD / microSDHC(最大32GB) | SD / SDHC / SDXC(最大512GB)/ 内蔵メモリー63MB |
| データタイプ 静止画 | JPEG | JPEG |
| データタイプ 動画 | 画像圧縮:MOV(H.264)、音声:リニアPCM(モノラル) | 画像圧縮:MOV(Motion JPEG)、音声:リニアPCM(モノラル) |
| 静止画圧縮率 | Exif 2.2 (JPEG) | 精細、標準、普通 |
| 記録画素数 静止画 | (4:3) 13MP: 4160×3120、5MP: 2592×1944 (16:9) 10MP: 4160×2340、2MP: 1920×1080 | (4:3) 16MP: 4608×3456、10MP: 3648×2736、5MP: 2592×1944、3MP: 2048×1536 (16:9) 12MP: 4608×2592、2MP: 1920×1080 |
| 記録画素数 動画 | 1920×1080: 60/30fps、1280×720: 60/30fps | 1920×1080: 30fps、1280×720: 60/30fps、640×480: 30fps、高速ムービー640×480: 120fps |
| インターフェース 有線 | USB-C | USB 2.0(Micro 5-pin USB) |
| Wi-Fi/NFC | 非搭載 | 非搭載 |
| Bluetooth® | 非搭載 | 非搭載 |
| 電源 | 内蔵リチウムイオン電池(3.7V 700mAh) | 充電式Li-ion電池 LB-012(3.7V 700mAh)取り外し式 |
| USB充電 | 対応(約2.5時間) | 対応(本体装着で充電可) |
| 大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 103 × 60 × 20.3 mm | 約91.5 × 56.5 × 22.9 mm |
| 質量(本体のみ) | 約115g | 約106g(本体のみ) |
| カラー | ブラック / ブラウン | ブラック / レッド |
さらにここは重要だと思う点をピックアップしました。
| 機種 | C1 | FZ55 |
| ズーム | デジタル4倍のみ | 光学5倍 |
| 自撮り | 180°チルト液晶対応 | 非対応 |
| 充電端子 | USB Type-C | マイクロUSB |
| USB充電 | 対応 | 対応 |
| 価格 | 約1.7万円〜(2026年時点) | 約2.2万円〜(2026年時点) |
| 光学式手振れ補正 | 非対応 | 非搭載(電子式手ブレ軽減) |
今紹介した点も踏まえてさらに詳しく解説していきたいと思います!
外観の比較
カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、両機種の外観デザインやサイズ感、重さなどを比較していきます。
各面から撮影をしました。






サイズと重さ

前面から見た場合はC1の方がわずかに大きいですが、触った感じは違いはほとんど変わりません。

薄さは若干C1の方が薄く両機種共ポッケに入れても邪魔にならないサイズなのが魅力的です。

C1はチルト液晶を搭載しながら厚さ約20mmを実現!レンズが繰り出さない固定式だからこそできる薄さですね。

質量はバッテリーを含めるとFZ55の方がわずかに重いですが、誤差です。
サイズ・質量共にほとんど違いは見られませんでしたので、サイズや質量では比べる必要はないと感じました。
ただ1点FZ55にはレンズを守るレンズバリヤーが付いていますが、C1には備わっていません。
レンズに傷がいくと撮影にも影響するので、カメラケースを持っておくと安心ですが、そうなると一回り大きくなるので、カメラケースを使いたい方はケースのサイズも考慮しておいた方がいいですね。
パネルの展開

FZ55はパネルは固定式ですが、C1は上に展開させて自撮りやローアングルの撮影にも対応しています。
旅行先で自撮りをしたいという方はC1がオススメです。
端子
両機種とも端子から充電ができるので、端子のタイプを知っておくとスマホなどのケーブルと共有も出来ます。

FZ55はUSB Type-Bを採用し、少し古い規格です。
C1はUSB Type-Cに進化しており、最近のスマートフォンと同じケーブルで充電できます。
スマホと同じケーブルの端子だと旅行先でも共有できるので便利です。
SDカードの違い
記録メディアが異なるので、購入する際に間違わないようにチェックしておくことをおススメします。

| 機種 | C1 | FZ55 |
| 記録媒体 | microSD / microSDHC(最大32GB) | SD / SDHC / SDXC(最大512GB)/ 内蔵メモリー63MB |
記録メディアはC1の方がコンパクトです。
また、C1の対応micro SDの最大容量が32GBと少なめですが、32GBもあれば、旅行先でも十分撮影ができる容量です。
購入する時は間違わないように注意するポイントです。
電池の扱い方

FZ55は電池を取り外せるので、予備バッテリーを持ち歩けばロングの撮影でも安心です。
C1は内蔵バッテリーで取り外し不可ですが、充電しながら使えるのでモバイルバッテリーとの併用がおすすめです!
フォーカス性能
一瞬の撮影シーンでは、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
ではシャッターを押してからどれぐらいでフォーカスが合うのかテストしてみました。
特に違いは見られませんでした。
両機種とも他のコンデジに比べてあまり性能は高くないので、早い動きの被写体を撮影などには適してないと感じました。
解像力のテスト
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。


全体的に見ると分かりづらいので、中心の部分と左上の部分を拡大しました。


中心の部分を見ると特に違いは分かりませんでしたが、左上の部分を見ると左上を見るとC1の方が縦のラインがしっかり表現されています。
FZ55は約1,635万画素、C1は約1,300万画素です。数値だけ見るとFZ55の方が上に見えますが、C1はBSI(裏面照射型)CMOSセンサーとF2.0の明るいレンズを搭載しているため、明るい場所での解像感は思いのほか高いという評価が多いです。
- BSI CMOSセンサーとは?
- 裏面照射型CMOSセンサーのことです。光を取り込む回路を裏側に配置することで、センサーに当たる光の量が増え、暗い場所でもより明るく・クリアな写真が撮りやすくなります。


スナップ撮影ではCは青空も表現出来ていますが、FZ55は空は白く色が飛んでいます。


両方とも綺麗な写真が撮れるというコンセプトではなく、昔のフィルムカメラの様なノスタルジーな写真が撮れるということで差別化が出来ているカメラなので、ここはどちらが良いというのは難しいですが、写真を見比べて自分が気に入った方を選ぶというのも1つの選択肢ですね。

最後の章で両機種の同じシーンで撮り比べているので、参考にしてね!
ISO感度の比較
両機種ともに手ブレ補正の性能は限定的で、暗い場所での撮影は不得意です。ただし、C1はレンズの明るさがF2.0と優秀なので、日中や明るい室内ならFZ55より有利になる場面もあります。夜景やライブハウスなど暗所での撮影をよくする方には、どちらも不向きであることは正直に伝えておきます。


| C1 | FZ55 | |
| ISO感度(標準出力感度) | Auto / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 | Auto / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 |
- isoとは
- ISOは、カメラの明るさを調整する機能です。
数値を上げると暗い場所でも撮影しやすくなります。
ただし、上げすぎると画質が少し悪くなります。
手ブレ補正
手振れ補正は写真や動画に影響しクオリティにも大きく関係します。
両機種とも焦点距離が広く手振れはあまり気になりませんが、どれぐらい揺れるのかテストしてみました。
一番広角だと両機種とも気になりませんでした。
ZF55は光学ズームに対応しているので、テストしましたが、やはりズームにするとかなりぶれます。
ただこれも味があって良いかもしれないですね。
焦点距離の比較
C1は光学ズーム非対応ですが、一番広角で撮影した時にどれぐらいの画角と撮れるのかテストしてみました。


| 機種 | C1 | FZ55 |
| 焦点距離[35mmフィルム換算] | 26mm | 28mm |
C1の方が2mmですが、広く撮影ができます。
FZ55は光学ズーム5倍まで搭載されています。旅行先なので、もう少し寄って撮影したい時でもFZ55は可能です。
- 光学ズームとは?
- レンズ自体が動いて焦点距離を変える仕組みです。デジタルズームと違い、画質の劣化が少ないのが特徴です。


こうやって見ると、光学5倍ズームって結構ズームできるね。
両機種の良かった点・気になった点
次は実際に触ってみて片方の機種しか備わっていない機能やここが気になったという点を紹介します。
PIXPRO C1はF値2で明るく撮影ができる

F値は数値が低ければ低いほど明るく撮影ができます。
C1はF2で固定で撮影ができるので、コンデジでも明るい部類に入ります。
しかしisoの上限が1600で暗い方の部類に入ります。
iso上限が低いのであまり明るくできないのは残念な点ですが、F2で明るさを少しでも補ってくれているので、良かった点にしました。
PIXPRO C1はUSB Type-Cで充電がシンプルになった

スマートフォンと同じケーブルで充電できるので、持ち物が減ります。これは地味ながら毎日使うときに実感できる改善点です!
PIXPRO FZ55は光学5倍ズームで遠くの被写体もしっかり撮れる
28〜140mm相当のズームは、日常のスナップから公園の動物、旅先の風景まで幅広く対応できます。ズームが必要な場面でも画質を維持できるのはFZ55だけのメリットです!
PIXPRO FZ55は電池交換ができるから長時間の外出も安心

取り外し式バッテリーは予備を持ち歩けるのが大きな強みです。旅行やイベントで「充電できない!」という場面でも、予備を交換するだけで撮影を続けられますよ!
PIXPRO FZ55は顔認識機能 搭載
- 顔認識機能とは?
- 顔認識機能とは、カメラが人物の顔を自動で見つけて、ピントを合わせ続ける機能です。
動いている人でもピントが合いやすいため動いている被写体や人物を撮りたいという人はおすすめです。
PIXPRO FZ55はMモードで撮影ができる

- Mモードとは?
- Mモードは「マニュアルモード」の略で、シャッタースピード・絞り(F値)・ISO感度をすべて自分で設定できる撮影モードです。
コンデジの中でMモードで撮影できない機種も多いです。
しかしFZ55はMモードで撮影ができます。
F値は2パターンしか選べませんが、SSはマニュアルで撮影できるのがありがたいです。
PIXPRO C1はレンズバリアが非搭載

FZ55には電源を入れると自動で開閉するレンズバリヤーが搭載されていますが、C1は非搭載です。
PIXPRO C1はカメラの設定が固定される

FZ55はMモードで自分のしたい設定にできますが、C1は固定なので、SSやF値を変更できないので、カメラ任せになります。
シャッタースピードは自分で操作できるようにして欲しかったです。
PIXPRO FZ55はスマホに取り込むのが手間がかかる

FZ55はUSB端子Type-Bでスマホへの取り込みはシームレスにできないのが残念でした。
SDカードリーダーなどで取り込めるみたいですが、それはそれで不便だと感じました。
メリット・デメリット
次にこれまで紹介してきた点も踏まえて、各機種のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
C1
- 180°チルト液晶で自撮りが簡単
- USB Type-Cで充電できる
- F2.0の明るいレンズでエモい写りが楽しめる
- バッテリーが内蔵式で交換不可
- カメラの設定が固定される
- 顔検出機能が非搭載
- レンズバリアー非搭載
FZ55
- 光学5倍ズームで遠くまで撮れる
- 顔検出機能搭載
- Mモードで撮影ができる
- 充電端子がマイクロUSB
- スマホに取り込むのが手間がかかる
- 自撮りができない
まとめ

以上がC1とFZ55の比較でした。
両機種とも
・ノスタルジーな写真が撮れる
・コンパクト
・価格が安い
ということに関しては他のコンデジと比べても圧倒的に魅力的で似ているカメラですが、
使い方によって選ぶべき機種は変わってきます。
- 結論まとめ
- ・ズームが必要・人物もよく撮影がしたい → FZ55
・自撮り重視・USB-Cで統一したい・価格を少しでも抑えたい → C1
という内容を参考にしてもらえればと思います!
皆さんのお気に入りの一枚が撮れるよう応援しています!
最後に同じシーンで撮影したものを公開していますので、良かったら参考にして下さい。





