
ソニーの人気Vlogカメラ「ZV-1」の後継機「VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)」。新開発の18-50mmズームレンズや「シネマティックVlog設定」など、進化したポイントを中心に、「ZV-1M2 スペック」「ZV-1 II レビュー」で検索する方に向けて具体的に解説します!
自撮りや商品レビュー動画を撮る機会が多い方にとって、買い替えの判断材料になる内容になっていると思いますのでぜひ最後までご覧ください!
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結論
| 操作性 | 良い |
| 性能 | 良い |
| 価格 | 約12万円 (2026年時点) |
操作性も性能も初心者の方にとって「良い」という評価にしました。
高性能なカメラを求める人にとっては物足りなさを感じる部分はあるかもしれませんが、初心者にとっては操作も簡単で、スペックも高いので、こちらの評価にしました。
- ZV-1 IIがおすすめな人
- ・自撮りや商品レビュー動画をメインに撮影したい人
・複数人でのVlog撮影が多い人
・シネマティックな映像表現を手軽に楽しみたい人
前期種は光学式手振れ補正が搭載されていましたが、ZV-1ⅱは非搭載というのは残念ですが、広角側の焦点距離は前期種24mmから18mmにさらに広角に撮影ができるようになりました。
結果広角で手持ちで撮影すれば、ブレも目立ちにくいので、非搭載になったのかなと感じています。
では手振れやスペックなどZV-1ⅱについて詳しく解説していきたいと思います!
目次
仕様一覧|ZV-1 IIのスペックまとめ
まずは、基本仕様を一覧で整理しておきます。
数字だけ見ても分かりづらい部分は後の見出しで詳しく解説していくので、ここではざっと全体像を掴んでもらえればと思います。
撮像部
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 撮像素子 | 1.0型(13.2×8.8mm) Exmor RS CMOS、3:2 | 1.0型(13.2×8.8mm) Exmor RS CMOS |
| 総画素数 | 約2100万画素 | 約2100万画素 |
| 有効画素数 | 約2010万画素 | 静止画約2010万画素/動画約1680万画素 |
レンズ
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| F値(開放) | F1.8(ワイド端)-F2.8(テレ端) | F1.8(ワイド端)-F4.0(テレ端) |
| 焦点距離 | f=9.4-25.7mm | f=6.9-17.6mm |
| 画角(35mm判相当・静止画) | 84°-34°(24-70mm相当) | 18-50mm相当 |
| 撮影距離(レンズ先端から) | ワイド約5cm-∞/テレ約30cm-∞ | ワイド約5cm-∞/テレ約15cm-∞ |
| 超解像ズーム | 静止画約5.8〜11倍/動画約4.35倍(4K)・5.8倍(HD) | 静止画約2倍/動画約1.5倍(4K)・2倍(HD) |
モニター
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| モニタータイプ/形式 | 3.0型(4:3)/921,600ドット/エクストラファイン液晶/TFT LCD | 7.5cm(3.0型)TFT駆動 |
| タッチパネル | 対応 | 対応 |
| 角度調節機能 | オープン角約176°/チルト角約270° | オープン角約176°/チルト角約270° |
手ブレ補正
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 方式 | 光学式 | 電子式 |
フォーカス
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 測距点数 | 315点(位相差)/425点(コントラスト) | 静止画315点(位相差)/動画273点(位相差) |
露出・ISO感度
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 測光方式/モード | マルチパターン、中央重点、スポット(標準/大)、画面全体平均、ハイライト重点 | 1200分割ライブビュー分析測光 |
| 露出補正 | ±3.0EV(1/3EVステップ) | ±3.0EV(1/3EVステップ) |
| ISO感度(静止画) | ISO125-12800(拡張80/100)、マルチショットNR最大25600 | ISO125-12800(拡張下限80) |
| ISO感度(動画) | ISO125-12800相当 | ISO125-12800相当 |
連写・シャッター
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 連続撮影速度 | Hi:最高約24コマ/秒 | Hi:最高約24コマ/秒 |
| シャッター速度範囲(電子) | 30-1/32000秒 | 静止画1/32000-1/4秒/動画1/12800-1秒 |
記録
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 記録メディア/スロット | メモリースティック各種、SDXC/SDHC/SD、microSD各種 | メモリースティックデュオ・SDメモリーカード |
| 画像ファイル形式 | JPEG(Exif2.31)、RAW(ARW2.3) | JPEG(Exif2.32)、RAW(ARW4.0) |
| 圧縮形式(動画) | XAVC S、AVCHD | XAVC Sのみ |
| 音声記録方式(動画) | XAVC S:LPCM2ch/AVCHD:ドルビーデジタル2ch | LPCM 2ch(48kHz16bit) |
| 静止画記録サイズ | 3:2/4:3/16:9/1:1+パノラマ対応 | 3:2のみ |
| 動画撮影モード | 4K:30p/24p(100/60Mbps)、HD:最大120p | 4K:29.97p/23.98p(100/60Mbps)、HD:最大119.88p |
インターフェース
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| USB端子 | マイクロUSB(USB2.0) | USB Type-C(USB2.0) |
| HDMI端子 | HDMIマイクロ端子 | HDMIマイクロ端子(タイプD)、4K30p/24p等詳細対応 |
| マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック | 3.5mmステレオミニジャック |
| マルチインターフェースシュー | 対応 | 対応 |
| Wi-Fi対応 | IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯) | IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯) |
| Bluetooth対応 | Ver.4.1(2.4GHz帯) | Ver.4.2(2.4GHz帯) |
電源
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| バッテリーシステム | NP-BX1 | NP-BX1 |
| USB充電・給電機能 | 対応 | 対応 |
| 静止画撮影可能枚数 | 通常約260枚/モニター自動オフ時約410枚 | 約290枚 |
| 実動画撮影時間 | 約45分 | 約45分 |
| 連続動画撮影時間 | 約75分 | 約75分 |
その他機能
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| その他の撮影機能 | 顔検出、個人顔登録、電子水準器、各種ブラケット、ピーキング等、機能数が豊富 | 商品レビュー用設定、背景のボケ切替、美肌効果、クリエイティブルック、シネマティックVlog設定 等 |
| その他の再生機能 | ブラビアリンク、モーションショットビデオ、ビューティーエフェクト等、機能数が豊富 | 拡大表示、プロテクト、レーティング、ショットマーク、区切り画像、動画からの静止画作成 |
本体寸法・付属品
| ZV-1(無印) | ZV-1 II(ZV-1M2) | |
| 外形寸法 | 105.5×60.0×43.5mm(薄型) | 105.5×60.0×46.7mm |
| 質量(バッテリー込み) | 294g | 292g |
| 質量(本体のみ) | 267g | 266g |
| 付属品 | バッテリー、マイクロUSBケーブル同梱、ウインドスクリーン、グリップ(キットのみ) | バッテリー、ウインドスクリーン、グリップ(キットのみ)※USBケーブル非同梱 |
更にここは重要だと思うスペックを表にしました。
| ZV-1 II | |
| 4K撮影 | 対応 |
| ファインダー | 非搭載 |
| USB充電・給電 | 対応 |
| 光学式手ブレ補正 | 非搭載 |
| タッチパネル | 搭載 |
| 瞳AF | 対応 |
ここで注目したいのが「広角側焦点距離」の差です。旧ZV-1の24mm相当に対し、ZV-1 IIは18mmまで広がっているので、同じ部屋・同じ距離感でも画角に入る範囲が大きく変わってきます。買い替えを検討している人にとっては、ここが一番の判断材料になってくるのではないでしょうか。
外観・サイズ感
カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、外観デザインやサイズ感、重さなどを確認していきます。

地味に嬉しいのが、三脚穴の位置が横にずれたことで、シューティンググリップを装着したままバッテリーやメモリーカードの交換ができるようになった点です。撮影の合間の入れ替え作業がスムーズになるのはありがたいポイントですよね。長時間の撮影や、外出先でのバッテリー交換が多い人ほど、この改善の恩恵を感じやすいと思います。

サイズ感はポッケに入れて持ち運ぶのは少し邪魔になりますが、バッグなら邪魔にならずに持ち運びができるサイズ感です。

バリアングル式で自撮りもしやすく、腕も疲れにくかったです。

本体はバッテリーとメモリーカードを含めても約292gと軽量で、毎日持ち歩いてVlogを撮りたい人にとって、この軽さは地味に大きなメリットです。

端子まわりはUSB Type-C(Hi-Speed USB 480Mbps)を採用しており、給電しながらの撮影やWebカメラとしての利用もしやすくなっています。
ただし本体にUSBケーブルやACアダプターは同梱されていないので、充電する際は別売のチャージャーか市販のType-Cケーブルを用意しておく必要があります。購入直後にすぐ使いたい人は、この点を忘れずにチェックしておいてください。
フォーカス性能|自撮り・商品レビューでの使いやすさ
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
フォーカスもスピーディに顔を追いかけてくれています。
これなら動きの速い被写体でも問題なく追従してくれそうです。
また、ZV-1 IIには、複数人を自撮りする際に全員の顔がくっきり映るよう自動でぼけ量を調整してくれる「複数人顔認識」機能が搭載されています。友人や家族と一緒に撮る機会が多い人には嬉しい機能ではないでしょうか。グループVlogを撮ることが多いチャンネル運営者にとっては、この機能があるかないかで撮影のストレスがかなり変わってきます。
ISO感度
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!

個人的にはiso3200ぐらいからノイズが出ているよに感じました。
ただ、開放F値1.8で明るく撮影ができるので、あまりiso3200まで上げるシーンも少ないかなと感じました。
解像力
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。

全体の画像だと分かりづらいので拡大しました。

中央の窓と窓の縦のラインはハッキリと確認できますが、左上を拡大するとかなり解像度が落ちています。
しかし他の同じクラスのレベルと同じぐらいだと感じました。
手ブレ補正
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
ZV-1 IIの手ブレ補正は、動画専用の電子式「アクティブモード」のみの対応で、光学式の手ブレ補正機構は搭載されていません。
焦点距離が望遠側になる程手ブレは目立ちますが、18mmで使えば問題なく街中を歩きながらや自撮りをしながら歩くというのも使えると感じました。
焦点距離18-50mm


今回の目玉とも言えるのが、新開発された18-50mm(35mm判相当)F1.8-4.0のズームレンズです。広角側の18mmは、これまでのZV-1(24mm相当)と比べてかなり広い画角になっており、狭い室内での自撮りや、複数人でのグループショット、背景を広く入れたダイナミックな風景撮影がしやすくなっているのがポイントです。
音声のテスト|インテリジェント3カプセルマイクの実力
ZV-1 IIには「インテリジェント3カプセルマイク」が搭載されており、オートモード時はカメラが認識した被写体に合わせて、前方または全方位へ指向性を自動で切り替えてくれます。もちろん「前方」「後方」「全方位」への手動設定も可能なので、撮影シーンに合わせて使い分けられるのがポイントです。ナレーション中心の動画を撮る人は前方固定、環境音も入れたい人は全方位、といった使い分けがしやすくなっています。
さらにウィンドスクリーンが付属しているので、屋外での撮影時に気になりがちな風切り音もしっかり低減してくれます。屋外Vlogを撮る機会が多い人にとっては地味に重要なポイントになってくるのではないでしょうか。外部マイクを別途用意する手間を減らしたい人にとっても、心強い装備だと思います。
写真も撮影できる

もちろん写真撮影もできます。
電源横の切り替えボタンで動画モードや写真モードを簡単に切り替えられます。


シネマティックVlog設定でワンタッチで映画のような映像が撮れる

シネマティックVlog設定を使えば、映画のワンシーンのような印象的な映像を簡単に撮影できます。
- シネマティックVlogの特徴
- 動画、S&Qで設定可能
フレームレートが24fpsに固定される
上下に黒い帯が入り、黒帯を除いた部分がシネマスコープサイズ(2.35:1)のアスペクト比になる(記録される画像は16:9)
5つの[LOOK]と4つの[MOOD]があり、17通りの組み合わせが可能
また、AFトランジション速度を「Hi」「Middle」「Low」の3段階から選べるので、映像のテンポに合わせてピント送りの速さを調整できるのも便利なところです。
シネマティックというだけあっていい感じで撮れていると感じました。
ただ気になった点としてはシネマスコープサイズで撮影はできますが、上下の黒帯はデータは記録されていないということ。
要するに撮って出しするなら問題はないが、あとで編集をしたいから16:9の比率に戻したいと思っても、黒帯部分はすでに黒いデータとして記録されてしまっているため、元の16:9の映像に戻すことはできません。
商品レビュー用設定が搭載
- 商品レビュー用設定とは?
- 商品レビュー撮影などに適した設定で、画面手前の商品にピントが合いやすくなる機能です。
自撮り中に商品を近づけても顔にピントが残りがちな弱点を解消するために搭載されています。
OFFの場合は手を差し出しても顔にピントが合っていますが、ONにするとアイテムに素早く反応しています。
残念だったポイント
次に実際に使ってみてここはもう少しこうなればよかったという点も紹介していきたいと思います。
バッテリーが小さい

バッテリー容量が小さいので、軽いというメリットはありますが、電池の消耗も早いというデメリットがありますので、旅行先などで、こまめに充電や予備バッテリーで対応する必要があります。
光学式手振れ補正非搭載

手振れ補正のテストでは特にブレは気になりませんでしたが、前期種には備わっていた機能が非搭載というのは残念な点です。
ヘッドフォン端子がない

VlogCamなので、音声も重要になってきます。
映像は綺麗に撮れているけど、音が大きすぎたとか外付けのアクセサリーを使って、帰って確認するとノイズ音があったということもあり得ます。
そんな時にイヤホンで現場で確認しておけば、すぐ気づいて対応ができますが、ヘッドホン端子がないので、リアルタイムで確認できないのが、残念な点でした。
VLOGCAM ZV-1 II のメリット・デメリット
これまで紹介した点をメリット・デメリットにまとめました。
- 18-50mmの超広角ズームレンズで自撮り・グループショットが撮りやすい
- シネマティックVlog設定で手軽に映画のような映像表現ができる
- 約292gの軽量ボディで携帯性も良好
- 光学式手ブレ補正は非搭載(電子式アクティブモードのみ)
- バッテリーが小さい
- ヘッドホン端子非搭載
まとめ

というわけで今回はVLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)の主な仕様と特徴についてまとめてきました。
18mmからの超広角ズームレンズと、シネマティックVlog設定による映像表現の広がりが大きな進化ポイントです。
また、初心者に理解しやすい操作方法なので、カメラを触ったことがない人でも、扱いやすい機種だと感じました。
皆さんの理想のVlog映像が撮れるよう応援しています!