車のテールランプの光跡の写真など、見たことがあるかと思います。
幻想的な表現をすることができるので、「この撮影をしてみたい」という方も多いと思います。
しかしある設定をしないと、光跡を上手く表現することができません。
ポイントを押さえることで、車のテールランプの表現はもちろん、光を放つものに対して幻想的な撮影ができ、撮影の幅が広がります。
こんな方におすすめ
- 光跡の撮影がしたい!
- ブレてしまって、何を撮っているのか全然わからない。
- 撮ったみたけど暗くて、上手くいかない。
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露出時間を長くして撮影できること
車のテールランプの光跡 |
観覧車の光跡 |
三脚を使用する
シャッタースピードを遅くして撮影をするので、 ブレが発生します。
そうならないために、三脚を使うことでブレなく綺麗に撮影をすることができます。
高い三脚も沢山ありますが、 安くて数千円で購入できる三脚もAmazonなど売っていますのでぜひ用意して下さい。
それではカメラの設定方法を説明をしていきたいと思います。
ポチップ
Mモードにする
上のダイヤルを回してMモードに設定をして下さい。
この設定は、カメラの設定、シャッタースピード、F値の設定を、マニュアルで撮影するという意味です。
モードダイヤルをMにする |
シャッタースピードを10秒に設定する
光跡の撮影はシャッタースピードが大きく関係しています。
シャッタースピードを10秒としていますが、あくまでも目安なので撮影をして確認しながら細かい設定をして下さい。
ポイント
光跡をもっと表現したい場合→シャッタースピードを遅くする(数値を低くする)
光跡をもっと少なくしたい場合→シャッタースピードを早くする(数値を早くする)
1/3 STEPに選択をする | 右背面(シャッタースピード)のダイヤルを回す |
シャッタースピードを10秒にする |
isoを100に設定する
isoを一番低い100に設定にする=一番暗い設定 ということになります。
なぜ夜なのに、一番暗い設定にするかというとシャッタースピード遅く設定するので
光を取り込む時間が長くなる=明るくなります。
ですので、isoは一番低い設定にしています。
ポイント
上記のシャッタースピードの設定で暗い場合→ isoを上げて適切な明るさに設定する
isoを100にする |
F値を10に設定をする
さらにさっきも言ったように、F値を上げると暗くなります。
また、F値を上げることで、被写界深度が深くなるので、全体的にくっきり写すことができます。
ポイント
撮影したものが明るい場合→F値を上げて暗くする
その時に一点気をつけて頂きたいのが、上げ過ぎると回折現象といって、画質が悪くなるので、大体F値12ぐらいまでに設定するのがオススメです。
それでも明るいという場合は、シャッタースピードを速くして暗くするということです。
最初はここのバランスが難しいですが、調節して撮影という設定を繰り返しながらベストな設定にしてください。
セルフタイマーやスマホからシャッターを切る
直接カメラに触れて、シャッターを切ると、ブレが発生するので、セルフタイマーやスマホと連携して、シャッターを切って下さい。
スマホと接続する方法は別の記事で紹介しています。
iボタンを押してドライブモードを選択 | セルフタイマーを選択 |
Lightroomでレタッチする
これは私が撮影しLightroomでレタッチしたものです。
Lightroomをレタッチすることでさらにクオリティを上げることができます。
また、もう一つメリットがあります。
それは、撮影技術も上がります。
なぜかと言うと、自分の撮ったものをレタッチすることで、
「もっとこう撮れば良かった」と課題が見つかるので、
次回に活かすことができます。
Lightroomは有料版もありますが、
無料版でも使用することができます。
Lightroomプリセット無料配布中!
私が作成したプリセットを無料で配布中!
「夕日」「自然」「夜景」用のプリセットを配布していますので
公式ラインからダウンロードできますので、是非ご使用ください!
以上が設定の方法になります。
今説明した設定の数値を調節しながら、よりベストな設定に調節して下さい。
またZfcの様々な設定の方法を公開していますので、是非ご覧ください!
ではまた!