50mm1.4は使い勝手がよく
初心者の向けのオールドレンズを購入する方にも
お勧めできるレンズであり、値段も安く4,000円で購入した。
この価格でF1.4と明るいレンズで柔らかいボケ味を出せるので満足している。
また、雰囲気もノスタルジーな表現ができる。
これからオールドレンズに挑戦したいという方にも、お勧めです。
描写や価格からみて、全体的にバランスの取れたレンズの紹介をします。
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Takumarは50mm F1.4タイプと由来
Takumarレンズの開発は旭光学工業の創業者・梶原熊雄氏。
その弟と言われているのが梶原琢磨氏。
写真家でもあり、兄の会社のタクマーレンズ開発に当たり
梶原琢磨(かじわらたくま)の名前からタクマーの由来となっているらしい。
さらにTakumarから進化を遂げて、レンズの名称が下記の様に変化してきた。
Takumarの進化
Takumar→Auto Takumar→Super Takumar→Super-Multi-Coated Takumar→SMC Takumar
すこし話はそれたけど、
Takumarの50mm F1.4は下記の4つのタイプが販売されて、
今回紹介するのは
1971年販売された
Super-Multi-Coated Takumarのシリーズになる。
50mm F1.4のレンズを購入する場合は下記を参考にすると、理解がスムーズだと思う。
Takumar50mm F1.4のシリーズ
発売日 | 名称 | レンズ構成 |
1964年 | Super Takumar | 6群8枚 絞り羽枚数6枚 |
1965年 | Super Takumar | 6群7枚 絞り羽枚数6枚 |
1971年 | Super-Multi-Coated Takumar | 6群7枚 絞り羽枚数8枚 |
1972年 | SMC Takumar | 6群7枚 絞り羽枚数8枚 |
Super Takumarが2つあるのは前期・後期と別れていて、説明すると、
混乱してしまうかもしれないので、別の機会で説明します!
放射能レンズ
放射能レンズ、(アトムレンズ)などと呼ばれていますが、健康に被害がないようなので、
気にすることはないですが、その特徴として、月日が経つと黄変するというのが分かり
現在は放射能レンズ使われていない。
撮影してみてそう言われると、若干黄色いようにも見えるが
これはレンズの状態によっても大きく変わるかもしれないが
逆にそういう歴史を辿るとそれは、それで、味があったりするかもしれない。。。
性能について
仕様 | 内容 |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽枚数 | 8枚 |
最短撮影距離 | 0.45m |
フィルター径 | 49mm |
最大径×長さ | 61.5X38.5 |
質量 | 255g |
最小絞り | F1.4 |
最大絞り | F16 |
レンズ構成図
6群7枚 ダブルガウス
マウントアダプターを使ってみた
マウントはM42マウントになる。
a7Ⅳを使ってkenkoのマウントアダプターを使用
レンズと同じぐらいの長さのマウントアダプターではあるが、
レンズ自体が軽いので、そんなに気にはならなかった。
外観
絞り羽 切り替えレバーとは、autoだと絞り羽が動かない設定になっている。
見えている方が設定されている状態を表してる。
気になった点
開放にすると周辺減光が気になった。
しかし、「味が合って良い」と思う人もいると思うので、
ご参考に下記の実写を見て下さい。
どんな撮影に適しているか
・ポートレート
50mmでにも柔らかい表現でF1.4なので、
被写体にピントを合わせれば際立たせることができる。
・スナップ撮影
ピンポイントで撮影するにはこのレンズ場合など
際立たせて表現することができる。
また、手前や背景をぼかす演出には良いレンズだと思う。
まとめ
開放で撮影すると柔らかい印象がある。
やはり、最大の魅力はF1.4が魅力的だった。
背景をぼかして被写体を際立たせるのはF1.4の魅力的な点だと思う。
ノスタルジックな写真が撮れてF1.4の明るさ、そして、値段もお得だったので、
1本目のオールドレンズを購入する方にもお勧めできる。
きっと初心者の方はこのボケ具合に撮影も楽しくなるレンズだと思います。