OLYMPUS Micro Four Thirds MOUNT カメラレビュー

軽くてコンパクトな望遠レンズ!OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

オリンパスのPEN、OM-Dシリーズなど、
ダブルズームキットに付属されている
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

2011年9月に発売された。

アマゾンなら新品でも15,000円ほどで中古なら1万円を切っている。
他のメーカーの望遠レンズとも比べてもかなり安い。

本記事の内容を結論から先に言うと
コンパクトでかなりお得な望遠レンズです。

こんな方におすすめ

  • レンズキットを購入したが、望遠が欲しい。
  • 安い望遠で良いので使いたい。
  • コンパクトな望遠レンズが欲しい。

理由について、詳しく説明していきます。

最後に実写も公開しているよ!

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35mm判換算で80-300mm相当になる

焦点距離は40-150mmでセンサーサイズがマイクロフォーサーズになる。

これを35mm換算にすると80-300mm相当であれば
・運動会の撮影
・イベント撮影など
大きく撮影できるので、臨場感のある表現をすることができます。

外観

パッと見た印象はコンパクトなのは確認できるが、
さらに深堀して説明していきたいと思います。

ブラックとシルバーの2色

ブラックシルバーの2色が出ている。
ボディの色に合わせて購入することをおすすめします。

外装はプラスティック製

シルバーは輝いているので、
メッキの様に見えるが、実際は全体的にプラスティック製である。

またマウント部分もプラスティック製。

若干チープではあるが、この値段なら仕方ないと納得がいく。

ポジティブに捉えると、その分軽くなっているね!

コンパクト圧倒的な軽

質量はなんと190g

さっきも説明しましたが、プラスチック製で軽い。
そして、レンズに手振れ補正が搭載されてないということ。

pen、OM-Dシリーズはボディ側で手振れ補正を行うので、
結果レンズの小型軽量化が可能となっている。

コンパクトで軽いので、持ち運びにも便利ということだね!

EZレンズと組み合わせなら、持ち運びが楽!

E-PL10などダブルズームキットは下記のレンズキットになる。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

標準レンズもかなりコンパクトで軽すぎる93g

2つを足しても
標準レンズ+望遠レンズ=283g

ジョージアのカフェオレぐらい軽い。。。

ちなみにEOS R50のダブルズームキットのレンズ2本と比べてみた。
APS-Cとマイクロフォーサーズなので、突っ込まれるかもしれないが、悪しからず。

エントリークラスとしてご参考に。

いかに、E-PL10などに付属されているダブルズームキットが
コンパクトということが分かる。

鞄に入れて持って行っても全然苦にならないほどのサイズと重量感で
35mm換算で300mmまで撮影ができるのが魅力的。

ズームリングの動作

リングを回した時は程よく重量感があるので、ごくわずかな突っかかりは感じる。

高級なレンズと比べると全然差があるが、ある程度滑らかなズームができる。

気になった点がズームをした時にレンズがスレたような音が鳴る。
ズームを頻繁に使用するシーンは向かない。

マニュアルリングの動作

マニュアルリングは軽い感じはするが、
滑らかに回すことができるので、細かい微調整も快適にすることができた。

動画のピン送りもある程度滑らかに出来そうだ。

AF/MFの切り替えスイッチがない

AF/MFの切り替えスイッチが内蔵されていない。
結果、カメラ側で変更する必要があるので時間が掛かる場合がある。

ボディに付けたイメージ

望遠レンズではあるが、前に重心が持って行かれるということはない。

E-PLシリーズはグリップがほとんど無いが片手で持てるほど軽い。

E-PL9に付けてみた。

性能

解像力

解像力は凄く良いわけではない。

クオリティーの高い写真を撮ろうとする人には、おすすめしないが
しっかり記録として残したいという場合には問題ない解像度ではある。

解像力チャート

ボケ感

ボケ感はF4.0-5.6なのでそんなにぼかすことはできない。
また、マイクロフォーサーズマウントでセンサーも小さいので、
ボケがさらに弱く感じた。

フォーカス性能

フォーカス音は気にならず撮影をすることができた。

その他

圧倒的な安さ

値段も中古だと1万円を切って圧倒的に安い。

かなり手の出しやすく価格帯で望遠レンズが持てる。

前機種との違い

前期種はM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6になる

値段はそんなに変わらない。

前期種の品名は最後にRがついていない。
見た目はズームリング部分のデザインが違う。

おすすめシーン

・運動会
・スポーツ等
スナップ撮影



軽くてコンパクトなので、旅行などにも手軽に持って行くことができる。

また、最短撮影距離も0.9mで寄って撮影もできるので幅広く活用できる。

仕様

焦点距離40-150mm(35mm判換算80-300mm相当)
レンズ構成10群13枚
最短撮影距離0.9m
最大撮影倍率0.16倍(35mm判換算 0.32倍相当)
絞り羽枚数7枚(円形絞り)
フィルターサイズØ58mm
最大径×長さØ63.5mm × 83mm
質量190g

メリットデメリット

メリット

・軽くてコンパクト
・低価格

デメリット

・解像度は普通
・MFスイッチがない

評価

描写力
ボケ味
質量
レア度
価格

まとめ

実際にスナップ撮影で使ってみたが、35mm判換算で80-300mm望遠でスナップ撮影というのも、新しい気づきがあったりする。

普段a7ⅣとFE24-70GMを使っている私にとっては、
ずっと望遠を持ち歩いても、軽いので快適だった。

標準レンズでは物足りないので、安くて使い勝手の良いレンズが欲しいという方には、
今回のレンズを使うことをおすすめします。

実写

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