
「海でも山でも雪でも、タフに使える最強カメラ」
スマホじゃ撮れない、でも一眼は大きすぎる──そんなシーンで頼りになるのが、OLYMPUS Tough TG-7。
防水・防塵・耐衝撃に優れ、どんなアウトドアシーンでも安心して使えるうえ、4K動画や本格的なマクロ撮影にも対応。
「気軽に持ち歩けて、しっかり写る」そんな理想を形にした1台です。
この記事では、実際にTG-7を使ってみた感想や撮影サンプルを交えながら、その魅力や気になるポイントをわかりやすく紹介します。
記事の最後には、実際に撮影した実写サンプルも掲載していますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
結論
操作性 | 良い |
性能 | 高い |
価格 | 約64,000円 |

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- TG-7がおすすめな人
- ・防水・防塵・耐衝撃に優れたカメラが欲しい
・メカニカルで近未来的なデザインのカメラが欲しい
- おすすめシーン
- ・海・山・雪などで撮影
・水中撮影
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TG-7の外観の紹介
カメラ選びでは性能はもちろん、見た目や持ちやすさも大切なポイント。ここでは、デザインやサイズ感、質感など、日常での使い勝手にも関わる“外観”に注目して解説していきます。

メカニカルで近未来的な印象は、ただのカメラという枠を超え、持つだけで気分が高まる一台です。
機能性とデザイン性を両立し、デザインが良いから欲しいという方もいるかと思います。

意外に思ったのが薄くて軽いということです。
これほどタフネスだということは、分厚いんだろうなと思っていましたが、握ってみると結構薄いなと感じました。
ポケットに入れても邪魔になりにくいサイズなので、コンパクトなカメラも重視している方も、おすすめできるサイズです。


端子
カメラを使っていくと、スマホやパソコンに写真を移したり、充電したりする場面がよく出てきます。
そんなときに役立つのが、本体にある「端子(たんし)」=いろいろな機器とつなぐための差し込み口です。
また、どんな端子が付いているかは、撮影スタイルによってとても重要なポイントになります。

端子 | USB Type-C HDMIマイクロコネクター(タイプD) |

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TG-7の性能の紹介
やっぱりカメラ選びで一番気になるのは、実際の性能ではないでしょうか。
見た目がよくても、撮りたいシーンでしっかり使えるかどうかは大切なポイントです。
そこでこの章では、TG-7の基本スペックや性能面の注目ポイントを、初心者の方にもわかりやすく丁寧に紹介していきます。
発売日 | 2023年10月13日 |
カメラ部有効画素数/総画素数 | カメラ部有効画素数 1200万画素 / 総画素数 約1271万画素 |
サイズ・タイプ | 1/2.33インチ |
焦点距離(35mmカメラ換算) | 4.5mm ~ 18.0mm(25mm ~ 100mm) |
開放F値 | W2.0 ~ T4.9 |
光学ズーム倍率 | 4x |
記録画像サイズ | RAW: 4000×3000 JPEG: 4000×3000~1280×960 |
手ぶれ補正形式 | 撮像センサーシフト式手ぶれ補正 |
手ぶれ補正効果 | 2.5段(焦点距離:18mm時 35mm換算100mm時 |
撮影距離 | W / T:0.1m ~ ∞(スーパーマクロ:f=5.4mmまで0.1m~0.3m f=5.4mm以上0.01m~0.3m、顕微鏡:0.01m ~ 0.30m) |
液晶モニター | 3.0型液晶、約104万ドット(3:2) |
AF方式 | イメージャAF |
測光方式 | コントラストAF 25点 |
フォーカスモード | シングルAF(S-AF)、マニュアルフォーカス(MF)、追尾AF、スーパーマクロ(AF)、 スーパーマクロ(MF) |
顔優先AF | 可 |
露出補正 | ±2 EV(1/3 EVステップ) |
ISO感度(標準出力感度) | 100 - 12800 |
ホワイトバランス | オート、プリセットWB 6種類、水中WB 3種類、ワンタッチWB(登録可能数:4)、CWB(色温度指定) |
シャッタースピード | 1/2 ~ 1/2000秒(Aモード:最長4秒まで) [連写H] 10fps、[プロキャプチャー連写]: 1/10~1/32000秒 [連写H] 20fps: 1/20~1/32000秒 |
連続撮影 | 〔連写H〕: 約20コマ/秒(10、20コマ/秒に設定可)*電子シャッター 〔連写L〕: 約5コマ/秒 〔プロキャプチャー連写〕: 約10コマ/秒*電子シャッター |
データタイプ 静止画 | JPEG、RAW(12bitロスレス圧縮)、JPEG+RAW |
データタイプ 動画 | MOV(MPEG-4AVC / H.264) |
記録サイズ 静止画 | RAW: 4000×3000 JPEG: 4000×3000~1280×960 |
記録画素数 動画 | 3840×2160(4K)/ 30p、25p / IPB(約102Mbps) 1920 x 1080 (FHD) / 60p、50p、30p、25p / IPB(約52Mbps、約30Mbps、約18Mbps) 1280×720(HD)/ 30p、25p / IPB(約26Mbps、約14Mbps、約10Mbps) |
ハイスピード撮影 | 1920x1080 (FHD) / 120fps 記録時間20秒 1280x720 (HD) / 240fps 記録時間20秒 640x360 (SD) / 480fps 記録時間20秒 |
インターフェース 有線 | USB Type-C/HDMIマイクロコネクター(タイプD) |
Wi-Fi | 対応 |
Bluetooth® | 対応 |
電源 | リチウムイオン充電池 LI-92B |
USB充電 | 対応 |
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約113.9mm(W) × 65.8mm(H) × 32.7mm(D) CIPA準拠 幅×高さ×奥行き 突起部含まず |
質量本体のみ | 222g |
カラー | ブラック/レッド |

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フォーカス性能
動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
この3つの場面を通じて、オートフォーカス性能をしっかり検証していきます!
フォーカス性能はあまり動いているものに対して遅いと感じました。
他のコンデジのSX740HSやTZ-99などと比べても反応が結構遅いので、あまり動きの速い被写体には適していないかなと感じました。
解像力
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。

カメラ部有効画素数/総画素数 | カメラ部有効画素数 1200万画素 / 総画素数 約1271万画素 |
拡大

解像力は端の方が解像力が落ちるのですが、TG-7は比較的綺麗な状態を保っていると感じました。

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ISO感度
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでTG-7がどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!

ISO感度(標準出力感度) | 100 - 12800 |
iso1600の状態ではまたノイズも目立ちにくいです。
iso3200からノイズが出ているなと感じます。
個人的には気にはiso1600までぐらいだと使えるかなーというイメージです。
手ぶれ補正
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、TG-7の手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
手ぶれ補正形式 | 撮像センサーシフト式手ぶれ補正 |
手ぶれ補正効果 | 2.5段(焦点距離:18mm時 35mm換算100mm時) |
4倍までズームができます。
手振れ補正は問題ないですが、少し画面が乱れるようになる感じは気になった点です。

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動画性能
高解像度の4K撮影に対応しており、細部まで鮮明な映像を記録できます。手ブレ補正やフレームレートの設定も充実しているため、シーンに応じた撮影が可能です。
記録画素数 | 3840×2160(4K)/ 30p、25p / IPB(約102Mbps) 1920 x 1080 (FHD) / 60p、50p、30p、25p / IPB(約52Mbps、約30Mbps、約18Mbps) 1280×720(HD)/ 30p、25p / IPB(約26Mbps、約14Mbps、約10Mbps) |
参考にしていただけるよう、実際に簡単な動画を撮影してみました。

良かったポイント
実際に使ってみて、「これはいいな!」と感じたポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
絞り開放F2.0と明るい

- F値とは?
- F値(絞り値)は、**レンズの「光の通り道の広さ」**を表す数値です。
開放F値は、そのレンズで設定できる最も小さいF値のこと。
つまり、「レンズが一番明るく撮れる状態」のことを指します。
暗いシーンでも明るく撮影できるのが魅力的な点です。
海の中など潜るほど暗くなるので、F値を開放にすることで明るく撮ることができます。
また画像の様にF値を開放にすることでより背景をぼかすことができます。
より被写体を目立たせることが出来るのもF値が低いカメラのメリットです。
防水15m

激しい雨の中はもちろん、シュノーケリングなどの水中シーンでも安心して使用できます。
防塵

高い気密性で、砂やホコリの侵入をしっかりガード。
カメラボディは水道水で洗い流せるため、アウトドアや砂埃の多い環境でも、汚れを気にせず安心して使えます。

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RAW撮影が可能


- RAW撮影とは?
- カメラが記録する**「生の画像データ」**のことです。
JPEGは自動で明るさや色を調整してくれますが、
RAWは**「調整前のデータ」**なので、あとから自分で明るさや色を自由に編集できます。
インスタグラムにアップする時などより写真のクオリティを上げたいという場合にはおすすめです。
マクロ撮影が可能

マクロ撮影ができると、花の細かな花びらや小物の質感まで、グッと近づいて撮影できます。日常の中にある小さな被写体を、まるで別世界のように美しく残せるのが魅力です。
残念だったポイント
実際に使ってみる中で、「ここはちょっと惜しいかも…」と感じた点もいくつかありました。
どんなカメラにも完璧なものはなく、使い方やシーンによって合う・合わないがあるのも事実です。
気になる点を知っておくことで、自分の使い方に合っているかを見極める参考になるはずなので、購入前のチェックポイントとして、ぜひ参考にしてみてください。
マニュアルモードが無い

- Mモードとは?
- Mモードは「マニュアルモード」の略で、シャッタースピード・絞り(F値)・ISO感度をすべて自分で設定できる撮影モードです。
Mモードがないのは残念でした。
個人的には設定を色々変えて撮りたいと思うことも多いので、値段も結構するので備わってほしかったというのが正直なところです。
露出補正が±2 EVまでしかない

- 露出補正とは?
- 露出補正とは、写真の明るさを調整する機能のことです。
カメラが自動で決めた明るさ(適正露出)に対して、「もう少し明るくしたい」「ちょっと暗くしたい」といった微調整ができます。
Mモードがないことにも少し関係しますが、こちらの画像は露出補正を-2で撮影したものになります。
もう少し暗くしてシルエットにしたかったです。
ですので露出補正をもう少し下げれたらと感じました。
またMモードで撮影できていれば問題なかったのに。
なので、スナップ撮影にはあまり適していないなと感じました。

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メリット・デメリット
今解説した内容を踏まえて、改めてメリット・デメリットを紹介したいと思います。
- 絞り開放F2.0と明るい
- 防水15mまで対応
- 防塵対応
- RAW撮影が可能
- マクロ撮影が可能
- Mモードがない
- 露出補正が±2 EVまでしかない
まとめ

いかがだったでしょうか?
以上がTG-7のレビューになります。
性能は他のコンデジと比べて決して高いというわけではないですが、やっぱり一番の魅力な点は過酷なシーンでも撮影ができるというのが魅力的な点です。
そういったシーンで撮影をしたいという方には凄くおすすめのカメラです!
ではまた!

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