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OM-D E-M10 Mark Ⅳ とOM-D E-M5 Mark III比較レビュー

今回は
OM-D E-M10Mark Ⅳ と
OM-D E-M5 Mark IIIはどのように違うのか?
紹介していきたいと思います。




そもそもなんですが、
この2種類はクラスが違います。




このOM-Dシリーズは
クラスによって別れています。




EM-1
1シリーズ ハイエンドクラス


OM-D E-M1 Mark IIIが最新機種ですが、

OM-D E-M1X

2019年2月プロ向けハイエンドモデルも別で発売されています。


EM-5
5シリーズ ミドルクラス



EM-10
10シリーズ エントリークラス



ですので、OM-D E-M5 Mark IIIが

クラスが上なので、結果的にはスペックが高いのですが、

実際にどのようなスペックの違いがあるのか?

比較していきたいと思います。



発売日は
OM-D E-M10Mark Ⅳは

2020年9月18日に発売されました。



OM-D E-M5 Mark IIIは

2019年11月22日に発売されました。



2020年10月の現在で

OM-D E-M5 MarkIIIは約118,000円
OM-D E-M10Mark Ⅳは約87,000円





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外観について



まず大きな違いはモニターの可動性が違います。

OM-D E-M10 Mark Ⅳチルト式のタイプになっています。

OM-D E-M5 MarkIIIバリアングルタイプになっています。


バリンアングル式は

自由自在にパネルを動かすことができます。
ローアングル・ハイアングルはもちろん自撮りも活用できます。
また使わない時は液晶を守れるところも魅力ですね。




チルト式は

ローアングル・ハイアングル撮影もでき
自撮りをする場合はパネルを下に回転させて撮影することができます。
バリアングルよりも可動性は少ないですが、
パネルを下にして自撮りをすると
下にした場合の方がバリアングルに比べて カメラ目線がそれにくい
写真を撮れるということです。


またOM-D E-M10Mark Ⅳは
自撮りをしやすいというメリットがあり
背面には自撮り用のグリップが付いています。



これは、どちらが良いというわけではないですが、
どのような撮影を主にするかによって好みが変わってくるかと思います。


様々なカメラアングルから撮影したい場合は、
バリアングル式

とにかく自撮りをしたい方

下に回転できる
チルト式が良いと思います。




グリップ

グリップの部分ですが上から見てもあまり変わりはありませんが、

 E-M10Mark Ⅳ
小指、薬指、中指の3本の指でHOLDできるイメージです。


 OM-D E-M5 MarkIII
小指、薬指、中指、人差し指の4本でHOLDできるイメージです。




結果 OM-D E-M5 MarkIIIの方が持ちやすく安定感があります。



また背面には親指のグリップがあり

OM-D E-M5 MarkIIIの方が

背面とのグリップ相性が良いように感じました。



皆さんの手の大きさもあると思いますので
店頭などで確かめてください。




 E-M10Mark Ⅳはボディに自撮り用のグリップついているので、

自撮りをよくするという方には

こちらのチルト式の方が使い勝手が良いと思います。

ボタンの配置について


上面の左には

電源のスイッチは同じですが

OM-D E-M5 MarkIIIボタンが2つあります。

セルフタイマー&連写のボタン
設定ボタン
がついております。




OM-D E-M10Mark Ⅳ設定のみですが、
背面にセルフタイマー&連写のボタン
ついております。



モードダイヤル

OM-D E-M5 MarkIIIは
バルブ
カスタム

項目が入っています。


カスタムは自分が予め設定していた設定を
カスタムに保存しておくことができ、
またBはバルブモードの略で
花火を撮影する時など役立ちます。


もちろん

 OM-D E-M10Mark Ⅳも
バルブで撮影はできますが、


OM-D E-M5 MarkIIIの方が
ワンアクションで設定できるというメリットがあります。



また誤ってダイヤルを回さないように
中心にはダイヤルのロックボタンが設置されております。



E-M10Mark Ⅳには

2つはバルブとカスタムのモードはついていないですが、
APモードがついています。


こちらはアドバンストフォトといって
ライブコンポジットや多重露出などの
難しい撮影を手軽に楽しめるモードですね。



そして右の部分は先ほど紹介したボタンの中でも
このシャッターボタン周辺が一番重要になるのではないでしょうか?


まずシャッターの横にダイヤルが装備されていて、
お互いの機種にダイヤルが2つあるので
直感的に操作ができます。

2つのダイヤルを回した感じですが、
E-M5 Mark IIIの方が重量感があり、
思わず回しすぎたりしにくいのかなという感じがしました。


ボタンが違う部分は一番右の縦に3つに並んでいるボタンです。


OM-D E-M5 MarkIIIは上から
露出補正→REC→ISO


OM-D E-M10Mark Ⅳは上から
デジタルテレコンボタン→REC→AEL AFL

となっています。



OM-D E-M5 MarkIIIの方は
直感的にボタンを押すことができ
シャッターチャンスを逃さないような
配列になっているように感じました。



 OM-D E-M10Mark Ⅳは

よく使う露出補正のボタンがない、、、
と思ったのですが、、、


こちらボタンの割り当てを変更することができ
並んでる3つのボタンを割り当てることができます。



ただ割り当ての項目にISOは割り当てれませんでしたが、
背面部分にISOのボタンがあります。



一方OM-D E-M5 MarkIIIはさらに細かく

9個ほどのボタンに設定を割り当てることができました。

もちろん割り当てれる項目も多いです。


前面の右下には

OM-D E-M5 MarkIIIにはプレビューボタンがついております。



私の感覚的には薬指で押すイメージかなと思います。



ファインダーを覗きながら
手の位置を変えないで
違和感なく自然に押すことができました。



背面側は
OM-D E-M1 Mark IIIには
AEL AFLのボタンにレバーがついています。



ISOのボタンが単体でついています。


端子 SDカードの差し込み

SDカードの差し込み口は
OM-D E-M5 Mark III
横からSDカードを差し込む仕様となっています。


OM-D E-M10Mark Ⅳ
底のバッテリーカバーからSDカードを差し込む
仕様になっています。



三脚を使用する場合は
OM-D E-M5 Mark IIIの横からの方が取り出しがしやすいです



端子の差し込み口

端子の差し込み口は
共にmicroHDMI
micro USB type-Bを差し込むことができます。



さらに

OM-D E-M5 Mark IIIには
リモート端子マイク端子がついています。


外観はこのような違いがありました。



スペックの違い

グレードのOM-D E-M5 Mark IIIの方がスペックが
高いですが実際にどのように違うのか比較したいと思います。

有効画素数

有効画素数は

OM-D E-M10Mark Ⅳ
有効画素数 約2030万画素

OM-D E-M5 Mark III
有効画素数2037万画素


ボディ内手ぶれ補正

両機種にボディ内手ブレ補正が内蔵されています。

OM-D E-M10Mark Ⅳ
補正段数4.5段

OM-D E-M5 Mark III
補正段数5.5段

なっています。


動画で比較してますので上記の動画をご覧ください

OM-D E-M5 Mark IIIの方が細かいブレが少ないように感じました。
OM-D E-M5 Mark III
5軸シンクロ手ぶれ補正に対応していて
対応したレンズ使用時には
最大6.5段まで手ブレを効果を発揮します。



測距点

OM-D E-M10Mark Ⅳ
コントラストAF:121点

OM-D E-M5 Mark III
121点(クロスタイプ位相差AF)、121点(コントラストAF)
OM-D E-M5 Mark IIIは動きのあるものにも早くフォーカスを合わしてくれます

シャッタースピード

OM-D E-M10Mark Ⅳ
1/4000~60秒、
電子シャッター1/16000~60秒



OM-D E-M5 Mark III
1/8000~60秒
電子シャッター1/32000~60秒




連続撮影

連続撮影の一部を紹介します。

OM-D E-M10Mark Ⅳ
連写H約8.7コマ/秒
静音連写約15コ/秒



OM-D E-M5 Mark III
連写H約10コマ/秒
静音連写約30コマ/秒

防塵・防滴・-10℃耐低温設計

OM-D E-M1 Mark IIIはより過酷な環境で撮影ができます。

まとめ

外観的はグリップを持った感じは個人的には
OM-D E-M5 Mark IIIは持ちやすく安定した撮影を
することができました。

またボタンの設置位置もよく使う機能は
シャッターボタン周辺に設置されていて、
ストレスなく撮影に集中をできると思いました。



OM-D E-M10Mark Ⅳでは
パネルが下に開き自撮りができるので、
目線をそらせにくく
また液晶パネルをタッチシャッターで撮影することで、
自然な感じで自撮りができる
というメリットがあり、
自撮りを多くする方にはオススメな内容かと思います。



スペックでは

OM-D E-M10Mark Ⅳに比べて
OM-D E-M5 Mark IIIの方が
値段も高く性能も高いです。



ポイントとして早く動く被写体に対して
しっかりフォーカスを合わせて、
よりベストショットを狙いやすいのが
ポイントかと思います。



最後にどちらを購入しようか迷われている方は
OM-D E-M10Mark Ⅳ
・これから始めたいという方
・できるだけカメラを安く買いたい方
・自撮りをよくする方
・E PLシリーズから乗り換えたい方
などオススメだと思います。



OM-D E-M5 Mark III
・E-M10シリーズからワンランクあげたい方
・動きのあるものをよく撮影する方
・E PLシリーズから乗り換えたい方
・他の機種からOLYMPUSに乗り変えたい方
・カメラの初心者でもお金に余裕がある方
・雨や低温下過酷な環境で撮影をされる方
などオススメだと思います。



あくまでも個人的な意見でしたが
ぜひ参考にしていただければと思います!



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