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超広角レンズ SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art 実写レビュー

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レンズの特徴

 2019年8月23日に発売し

 このレンズはL マウントとEマウントに対応した

 「星景写真用レンズ」の決定版のフルサイズレンズということです。


 広角レンズの気になる画像の歪みを駆使し

 そして、F2.8通しは明るく

 さらに撮影の表現の幅を広げてくれるレンズです。


 またSigmaのページのトップには「星景写真用レンズ」とは

 書かれていますが、もちろん星景以外のシーンでも活用できますので、

 説明していきたいと思います。


レンズ名から見る特徴

 SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

 レンズの品名にはスペックが表されています。


 DGはイメージサークルを35mmを

 表しているので要するにフルサイズに対応したレンズになります。

 もちろんマウントが合うものであれば

 Aps-cタイプのレンズにも使用できます。


 例えばソニーでいうとフルサイズボディa7c等は

 もちろんaps-cのボディa6000シリーズ等にも使用できます。


 DNは

 ショートフランジバックを採用したミラーレスカメラに最適な設計している

 といういうことです。


〈ショートフランジバックとは〉

 レンズのマウントから撮像面までの距離のことを表し

 構造上の理由からレンズの設計に自由度が増し設計しやすくなる。


 

 Artは

 2012年以降発売されているレンズは

 「Art」「Contemporary」「 Sports 」の3つのカテゴリーに分けられています。

 レンズの外観にその称号が刻まれています。


 SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

 AのArtが刻まれていている

「あらゆる設計要素を最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発し

 高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン」

 を表しています。


より作品を作り込む為のレンズというようなイメージです。

 レンズ種類としては大口径単焦点レンズ、広角レンズ、超広角レンズ、マクロレンズ

 フィッシュアイレンズ などです。

 それでは次に外観の説明をしていきたいと思います。


外観

 

 

レンズフード

  標準レンズなどとの違いはこのレンズは一体型ということです。

  要するに取り外しができないレンズフードとなっております。


   ・レンズのフロントがレンズの縁よりも出ている。

  個人的な意見ですが、レンズフードが取り外せないのは

  レンズのフロント部分が出ているので、傷つけないために

  取り外しができないのではないかと思います。


  フロントが出ているのは広角になるとこのようにでます。     

レンズキャップ

  こちらも標準レンズなどの違いは、レンズキャップが

  筒状のようなキャップになっているということです。

  キャップのようにカチッというロック的なものがないです。

  ただスカスカでもないので、肩からかけても落とす

  ということはなさそうです。


  無くしてしまうとキャップだけでも4000円はするので、

  無くさないように気をつけたいですね。

  またレンズのフロント部分が出ているので、

  プロテクターは使用できないです。

  こちらも傷つけないように気をつける必要があります。

 

AELボタン

  こちらのボタンで自分の好きな機能を

  カスタムボタンとして割り当てることができる機能です。


 

AF⇄MF

  レンズ側でも瞬時にAF⇄MFが切り替えられます。


 

ズームリング

  ズームリングは程よく重さがあり、高級感を感じさせます。


   

マニュアルリング

  レンズが太めで細かい調節もしやすく回しやすいです。


 

リアフィルターホルダーを装備

  レンズのフロント部分ではなくリアの部分にフィルターをつけることが出来ます。

  例えばこのレンズ様にハクバ写真産業から「Haida Rear Lens ND Filter Kit」

  が発売されていて、リアの部分につけて撮影すること出来ます。


  そのフィルターが外れないようにレンズ側にロックをかけるスイッチがあります。


 

  

レンズを構えた時のバランス

   レンズをつけた時のバランスはボディとレンズの前後のバランスは

   均等に近くレンズも太めなので、持ちやすいです。


   それでは次にスペックの紹介をしたいと思います。

スペック

   

F2.8通し

  ・これも星景撮影する方にとっても明るく撮影をすることが出来るので

   魅力的なポイントだと思います。


   また花など風景を撮影する時に背景をボケ気味にできるので

   F2.8というのは表現の幅が広がると思います。

 

フォーカス音

   ・動画で撮影していても全く聞こえないほどです。


 

フォーカススピード

   ・ステッピングモーターが内蔵し高速化と静音性も快適

    顔/瞳優先AFなどの動画撮影でも快適な撮影が可能となっている


      

 

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最前面の大口径非球面を含む3枚の非球面レンズを使用

  ・非球面レンズとは球面や平面ではない曲面から出来ているレンズのことを指していて

   収差とはレンズの中央から入る光とレンズの端から入る光の焦点のずれで起こる現象で

   レンズ周りの画質が落ちてしまうという現象です。


   しかしこのレンズはコマ収差などを抑え圧倒的な解像感を実現している。

   これは星景撮影をする方には特に重要なポイントになると思います。

   中心側の星は綺麗に写っているが周りはコマ収差が出ているという状況を防ぐことが出来ます。

 

ナノポーラスコーティング

  ・SIGMA独自のコーティング技術の指しています。

   このことで逆光やフレアやゴーストの反射光を大幅に低減できる機能です。

   広角なので、どうしても太陽など光が入ってしまうというシーンも多いと思いますが、

   私自身も使っていてますが、気になっていません。


 

歪みについて

  ・広角レンズとなると気になるのはどうしても画像の歪みです。

   実際に撮ってみました。

   水平をしっかりとり撮影をしてみた。


14mmは少し歪みがみられますが、

いつもlight roomの自動補正をかけています。

なくても普段の撮影では気にならないです。

14~16mmで建物を撮影するなら補正が必要ですね。  

防塵防滴

  防塵防滴に加えレンズの最前面に撥水・防汚コートを採用している


 

円形絞り11枚羽

  円形ボケで柔らかい表現も可能です。 

 

 




詳細
レンズ構成 11群17枚
絞り羽枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 28cm
最大撮影倍率 1:7.3
マウント Eマウント、Lマウント
質量 795g

メリット

 このレンズは14-24mmは私個人的にはちょうど良い

 焦点距離だと思っています。


 動画でもよく活用しますが、例えば結婚式のシーンで

 2台で撮影するとなると一台は私が別のレンズで

 重要なシーンを撮影して、もう一台はこのレンズをつけて

 広めで撮っておくことができ描写力も良く

 安心して撮影をすることが出来ます。


 また会場などの撮影の14-24mmを使って14mmだと広すぎて

 余分な部分も入ってしまい人も小さくなるので、

 14mm F1.8 DG HSM | Art などの明るく広角な単焦点レンズも魅力的ですが、

 14-24mmはその場の状況に臨機応変に対応できるのが魅力的です。


注意するポイント

 広角レンズなので、このレンズに限らずのことですが、

 プロテクターを付けれないので、傷をつけないように注意して撮影する必要があります。


どんな撮影に適しているのか?

 星景、建築、風景など壮大に映したい時に活躍してくれます。


まとめ

 私も建築や動画の抑えとして活用していますが

 描写力も良く安心して撮影ができています。


 引き続きこのレンズを活用したいと思いますし、

 星景の撮影がまだできていないので、

 試した時にはご紹介したいと思います。

実写

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