
「写真も動画ももっと本格的に撮りたいけど、どのカメラを選べばいいかわからない…」そんな方に人気なのが、SONYのα6400とCanonのEOS R10。
どちらも軽量コンパクトながら、優れたオートフォーカス性能や高画質な撮影が可能で、初心者から中級者まで幅広く支持されています。
しかし、得意分野や操作感にはそれぞれ違いがあり、選び方次第で撮影体験は大きく変わります。
本記事では、両機種の魅力と違いをわかりやすく解説したいと思います!
最後に私がどちらが気に入ったのかも紹介していますので、是非最後までご覧ください。
結論
機種 | EOS R10 | a6400 |
性能 | 凄く良い | 良い |
操作性 | 凄く良い | 良い |
価格 | 約118,000円 | 約106,000円 |
EOS R10
- EOS R10がおすすめな人
- ・より動きの速い被写体を撮影したい
- EOS R10のおすすめシーン
- ・野鳥撮影
・スポーツの撮影


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a6400
- a6400がおすすめな人
- ・長時間の動画撮影がしたい
- a6400のおすすめシーン
- ・イベントなどの長時間の動画撮影


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仕様一覧
数あるスペックの中から、特に比較の際に注目しておきたいポイントをピックアップして一覧にまとめました。
比較で差が出やすいポイントを、ひと目でわかるようにまとめました。
機種 | EOS R10 | a6400 |
発売日 | 2022年7月28日 | 2019年2月22日 |
カメラ部有効画素数/総画素数 | 最大約2420万画素/約2550万画素 | 約2420万画素/約2500万画素 |
サイズ・タイプ | 約22.3×14.9mm CMOSセンサー | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
ファインダー型式 | OLEDカラー電子ビューファインダー | 電子式ビューファインダー |
ファインダー画面サイズ | 0.39型 | 1.0cm(0.39型) |
ファインダードット数 | 約236万ドット | 2,359,296 ドット |
液晶モニター形式 | TFT式カラー液晶モニター | TFT駆動 |
液晶モニター画面サイズ | 3.0型(画面比率3:2) | 7.5cm(3.0型)ワイド |
液晶モニタードット数 | 約104万ドット | 921 600ドット |
測距輝度範囲 | [静止画] EV-4.0~20 (F1.2レンズ※・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100で使用時) [動画] EV-3.5~20 (F1.2レンズ※・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100・フルHD(29.97fps/25.00fps)使用時) | EV-2-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
AFエリア | スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、全域AF、フレキシブルゾーンAF(AF1、AF2、AF3) | ワイド(425点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式))/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット/トラッキング(ワイド/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット) |
露出補正 | 1/3、1/2段ステップ±3段 | ±5.0EV (1/3EV, 1/2EV ステップ選択可能) |
ISO感度(標準出力感度) | [静止画撮影] 常用ISO感度:ISO100~32000(1/3、1段ステップ)拡張ISO感度(相当):H(51200) | [静止画撮影時] ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) [動画撮影時] ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
ホワイトバランス | オート(雰囲気優先/ホワイト優先)、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ、マニュアル、色温度指定(約2500~10000K)、ホワイトバランス補正、ホワイトバランスブラケティング可能 | 静止画撮影時:1/4000-30秒、バルブ、 動画撮影時:1/4000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
シャッター方式 | メカシャッター、電子先幕、電子シャッター | 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター |
シャッタースピード | [静止画撮影]:メカシャッター/電子先幕設定時:1/4000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ 電子シャッター設定時:1/16000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ [動画撮影]:動画自動露出:1/4000~1/25※1秒 動画マニュアル露出:1/4000~1/8※1秒※1ハイフレームレート[入]設定時は1/125秒(NTSC)または1/100秒(PAL) ※撮影モードやフレームレートによって変化する | 静止画撮影時:1/4000-30秒、バルブ、 動画撮影時:1/4000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
連続撮影 | 高速連続撮影+:最高約15コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約23コマ/秒(電子シャッター) 高速連続撮影:最高約6.3コマ/秒(メカシャッター)、最高約7.7コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター) 低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(メカシャッター/電子先幕/電子シャッター) | Hi+時:最高約11コマ/秒、Hi時:最高約8コマ/秒、Mid時:最高約6コマ/秒 、Lo時:最高約3コマ/秒 |
記録媒体 | SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-I対応) | メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(M2)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I 対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I 対応)、microSD メモリーカード、microSDHC メモリーカード、microSDXC メモリーカード |
データタイプ 静止画 | JPG、HIF、CR3 | JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.31、 MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.3フォーマット) |
データタイプ 動画 | MP4 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD: MPEG-4 AVC/H.264 |
記録画素数 静止画 | L(ラージ):約2400万(6000×4000)画素 M(ミドル):約1060万(3984×2656)画素 S1(スモール1):約590万(2976×1984)画素 S2(スモール2):約380万(2400×1600)画素 RAW:約2400万(6000×4000)画素 C-RAW:約2400万(6000×4000)画素 | Lサイズ: 6000 x 4000(24M),Mサイズ: 4240×2832(12M),Sサイズ: 3008x2000(6.0M) |
記録画素数 動画 | [HDR PQ:OFF] 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約120Mbps 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約60Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約230Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約120Mbps 4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約120Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約70Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約60Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約35Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約30Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約12Mbps フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約90Mbps [HDR PQ:ON] 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約170Mbps 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約85Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約340Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約170Mbps 4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約180Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約100Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約90Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約50Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約45Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約28Mbps フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約135Mbps | 動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160(30p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(24p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(30p, 60M) 約60Mbps 3840 x 2160(24p, 60M) 約60Mbps 動画記録 撮影モード (XAVC S HD) 1920 x 1080(120p, 100M) 約100Mbps 1920 x 1080(120p, 60M) 約60Mbps 1920 x 1080(60p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(30p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(24p, 50M) 約50Mbps 動画記録 撮影モード(AVCHD) 1920 x 1080(60i, 24M, FX) 約24Mbps(最高ビットレート) 1920 x 1080(60i, 17M, FH) 約17Mbps(平均ビットレート) スロー & クイックモーション撮影 (S&Q) 動画記録画素数(フレームレート) 1920x1080 (60p), 1920x1080 (30p), 1920x1080 (24p) 撮像フレームレート 1fps,2fps,4fps,8fps,15fps,30fps,60fps,120fps |
ボディー内手ブレ補正機構 | 非搭載 | 非搭載 |
インターフェース 有線 | USB Type-C/HDMI端子 タイプD(マイクロ)/Φ3.5mmステレオミニプラグ | USB Type-B/HDMIマイクロ端子(タイプD)マイク端子 |
Wi-Fi | 〇 | 〇 |
Bluetooth® | 〇 | 〇 |
電源 | LP-E17 | NP-FW50 |
撮影時間(ファインダー撮影時) | 約210枚 | 約360枚 |
USB充電 | USB電源アダプター PD-E2/PD-E1使用 | 〇 |
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠) | 約122.5(幅)×87.8(高さ)×83.4(奥行)mm | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.7 (奥行き)mm |
質量(本体のみ) | 約382g | 約359g |
カラー | ブラック | ブラック/シルバー |
価格(2025年8月時点) | 約118,000円 | 約10,6000円 |
押さえておきたいポイント
さらにここは押さえておきたいというポイントをまとめてみました。
機種 | EOS R10 | a6400 |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
瞳AF | 対応 | 対応 |
USB給電 | 専用のアダプターが必要 | 対応 |
自撮り | 対応 | 対応 |
4K動画撮影 | 対応 | 対応 |
ファインダーの有無 | 対応 | 対応 |
両機種ともここだけは押さえといて欲しいというポイントもしっかり押さえられていました。



外観の比較
カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、両機種の外観デザインやサイズ感、重さなどを比較していきます。




機種 | EOS R10 | a6400 |
サイズ | 約122.5(幅)×87.8(高さ)×83.4(奥行)mm | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.7 (奥行き)mm |
外観はどの面をとってもa6400の方がコンパクトです。
また標準レンズ自体も薄いので鞄に入れても邪魔になりにくいというメリットがあります。



質量


機種 | EOS R10 | a6400 |
質量(本体のみ) | 約382g | 約359g |
質量はそれほど変わりませんが若干a6400の方がコンパクトです。
ダイヤル


エントリー機種だとダイヤルが1つのものも多いですが、両機種ともダイヤルが2つ備わっています。
カメラにダイヤルが2つある最大のメリットは、主要な撮影パラメーターを直感的かつ同時に操作できる点です。
a6400は背面に2つ備わっているので、親指で両方のダイヤルを回すのに対して、EOS R10は人差し指と親指でダイヤルを変更できます。
要するにEOS R10の方がより素早く数値を変更できるので、シャッターチャンスを逃しにくいというメリットがあります。
グリップ


望遠レンズなど重量があるレンズを使用するとバランスが保ちにくくなります。
そんな時にグリップが握りやすいとカメラを安定させることができるので、ブレが少なく撮影できるというメリットがあります。
手のサイズもあるので、個人的な意見になりますが、a6400のグリップは横に厚みがあり、あまり深くないので握りやすくはないです。
EOS R10はグリップも程よい細さで深さもあるので、しっかり握ることができました。
パネル


両機種とも自撮りが出来ますが、パネルの展開が違います。
a6400はチルト式で上に展開させて自撮りができます。チルト式はボディの横の端子と干渉することがないというメリットがありますが、自撮りは少々見ずらいと感じました。
EOS R10はバリアングル式のパネルです。
自由自在にパネルを展開できるがメリットで自撮りもしやすいです。



スペックの比較
次にスペックの比較をします。
ここでは、初心者の方でも安心して選べるように、多くのカメラに共通するおすすめの特徴をわかりやすくご紹介します。
購入前に確認しておくことで、自分にぴったりの一台がきっと見つかるはずです。
解像力の比較
カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。
解像力はレンズが関係しますが、レンズキットに付いているレンズで比較してみました。
そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。


全体的に見ると違いがわかりずらいので拡大してみました。
拡大


中心の拡大は違いは良く分かりませんでしたが、右上の部分を見るとEOS R10の方が解像力が高いと感じました。



iso感度の比較
写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。
ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。
またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。
そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!
全体的に見ると違いがわかりづらいのでiso3200を拡大してみました。
拡大


機種 | EOS R10 | a6400 |
ISO感度(標準出力感度) | [静止画撮影] 常用ISO感度:ISO100~32000(1/3、1段ステップ)拡張ISO感度(相当):H(51200) | [静止画撮影時] ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) [動画撮影時] ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
数値的な違いは表せないので、はっきりとどちらが綺麗とは言えないですが、a6400の方がノイズの量が少ないと感じました。
ですので暗いシーンでもa6400の方が綺麗に撮れると感じました。



フォーカス性能の比較
動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。
そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました。
- 検証リスト
- ・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
ダンスのシーンでは顔に手が被るシーンもありましたが、EOS R10の方がより正確にフォーカスのガイドが追従していました。
遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?
というテストではa6400の方が若干反応している時間が長かったですが、ほんとに誤差でした。



動画性能の比較
動画も綺麗に撮りたいという方にとっては動画性能も見ておくべきポイントになります。
動画の撮れるサイズなどで綺麗に撮れたり、フレームレートで動画の雰囲気も変わるの抑えてくと便利です。
参考までに実際に撮影した映像をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
機種 | EOS R10 | a6400 |
連続撮影 | [HDR PQ:OFF] 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約120Mbps 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約60Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約230Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約120Mbps 4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約120Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約70Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約60Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約35Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約30Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約12Mbps フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約90Mbps [HDR PQ:ON] 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約170Mbps 4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約85Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約340Mbps 4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約170Mbps 4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約180Mbps フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約100Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約90Mbps フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約50Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約45Mbps フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約28Mbps フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約135Mbps | 動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160(30p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(24p, 100M) 約100Mbps 3840 x 2160(30p, 60M) 約60Mbps 3840 x 2160(24p, 60M) 約60Mbps 動画記録 撮影モード (XAVC S HD) 1920 x 1080(120p, 100M) 約100Mbps 1920 x 1080(120p, 60M) 約60Mbps 1920 x 1080(60p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(30p, 50M) 約50Mbps 1920 x 1080(24p, 50M) 約50Mbps 動画記録 撮影モード(AVCHD) 1920 x 1080(60i, 24M, FX) 約24Mbps(最高ビットレート) 1920 x 1080(60i, 17M, FH) 約17Mbps(平均ビットレート) スロー & クイックモーション撮影 (S&Q) 動画記録画素数(フレームレート) 1920x1080 (60p), 1920x1080 (30p), 1920x1080 (24p) 撮像フレームレート 1fps,2fps,4fps,8fps,15fps,30fps,60fps,120fps |
EOS R10


a6400


手振れ補正の比較
スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。
そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります。
今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!
同じ条件で撮影をしてみましたが、特に違いは感じられずこのぐらいかなという印象です。



連続撮影の比較
連続撮影とは、シャッターボタンを押し続けると、何枚も写真を連続で撮れる機能のことです。
この機能を使うと、たとえばスポーツの決定的な瞬間や、子どもや動物が動いている場面などでも、一番いいタイミングの写真をあとから選ぶことができます。
カメラによって、1秒間に撮れる枚数(コマ数)が違うので、連続撮影の速さもチェックポイントになります。
機種 | EOS R10 | a6400 |
連続撮影 | 高速連続撮影+:最高約15コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約23コマ/秒(電子シャッター) 高速連続撮影:最高約6.3コマ/秒(メカシャッター)、最高約7.7コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター) 低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(メカシャッター/電子先幕/電子シャッター) | Hi+時:最高約11コマ/秒、Hi時:最高約8コマ/秒、Mid時:最高約6コマ/秒 、Lo時:最高約3コマ/秒 |
EOS R10の方が連写速度が速いので、より一瞬のシーンでもベストショットが撮れる確率が高いです。



両機種の良かったポイント
実際に使ってみて、片方の機種にしか備わっていない機能で「これはいいな!」と感じた両機種のポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。
EOS R10の良かったポイント
まずはEOS R10の良かったポイント紹介したいと思います。
AFONのボタン

- AF-ONとは
- カメラのオートフォーカス(AF)を作動させるためのボタンのことです。
通常、オートフォーカスはシャッターボタンを半押しすることで作動しますが、AF-ONボタンを使うと、シャッターボタンとは別の動作としてAFを操作できます。
フォーカスを固定しておきたい場合に便利な機能です。
マルチコントローラー

- マルチコントローラーとは?
- マルチコントローラーとは、主にフォーカスポイント(AFポイント)の選択やメニュー操作などに使え、ジョイスティックになっているので、直感的に操作ができる
またボタンもシャッターボタンの位置に近いので、ファインダーを覗いたまま操作もできます。
撮影に集中ができるというメリットもあります。
M-fn


- M-fnとは?
- M-fn…撮影でよく使う機能が割り当てられていて、ダイヤルを回してすぐに変更することができる。
ファインダーを覗いた状態でも変更することができます
M-fnの方が設定を変えやすく素早く設定を変更できました。
メイン・サブ電子ダイヤル

冒頭でも解説しましたが、ハイエンドモデルには大体、前後にダイヤルが付いていることがほとんどで、EOS R10にも対応しています。
素早く数値を変更できるので、シャッターチャンスを逃しにくいというメリットがあります。


a6400の良かったポイント
次にa6400のメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
コンパクト

全体的にEOS R10と比べてコンパクトでした。
持ち運びがしやすいというのが魅力的な点です。
動画の記録時間の制限がない
Eos R10は1回の記録時間が最大2時間で、2時間に達した時点で動画撮影が自動的に終了されます。
しかしa6400はその様な縛りはありません。
2時間以上回す場面はあまりないかもしれないですが、長く回したい方はおすすめです。
USB給電ができる

EOS R10は専用のケーブルがあればUSB給電ができますが、購入する必要があります。
ですが、a6400はType-BのケーブルがあればUSB充電はもちろんUSB給電をすることができます。
なので動画撮影でもUSB給電をしながら撮影ができるので、長時間の動画撮影をしたい方はおすすめです。


両機種の残念だったポイント
使ってみて「ここはもう少し工夫があればもっと良くなるかも」というポイントもいくつかありました。
あくまで個人の感想ではありますが、正直にお伝えします。
EOS R10の残念だったポイント
まずはEOS R10の残念だったポイントを解説していきたいと思います。
USB給電をするには専用のケーブルが必要
EOS R10はUSB電源アダプター PD-E1を使わないとUSB充電もしくは給電が出来ません。
EOS R10残念だったポイントはこれだけですが、これが結構大きな残念なポイントです。
わざわざ買わないといけないし、忘れたらUSB給電が出来ない、そして結構大きいので、邪魔になるというデメリットがあります。
なのでこの理由で長めの動画を撮るなら、私はEOS R10は買わないと感じました。
a6400の残念だったポイント
次にa6400の残念だったポイントも紹介したいと思います。
USB端子がType-B

EOS R10に比べると十分ありがたいことなのですが、強いて言うならa6400はUSB端子がType-Bということ。
現在はType-Cが主流なので、ケーブルを忘れないようにする必要があります。
タッチパネルが簡易的な操作しかできない

EOS R10はMENU画面やモニターのアイコンをタップしての設定など直感的に操作できる。
一方a6400はタッチパネルが一応対応していますが、簡易的なスポットフォーカスなどの操作しか備わっていない。
なので直感的に操作できないのは初心者の方には残念な点になると感じました。
メリット・デメリット
これまで紹介したものも含めメリット・デメリットにまとめました。
EOS R10
- AFONのボタンを搭載
- マルチコントローラーを搭載
- M-fnを搭載
- メイン・サブ電子ダイヤルを搭載
- USB給電をするには専用のケーブルが必要


a6400
- 動画の記録時間の制限がない
- USB給電ができる
- コンパクト
- USB端子がType-B
- タッチパネルが簡易的な操作しかできない


まとめ

以上がEOS R10とa6400の比較でした。
EOS R10は
・ダイヤルが前後に1つずつ搭載
・グリップが握りやすい
・フォーカスも早い
・連写速度も速い
という理由から「動きの速い物を撮影したい」という方におすすめしたいと思いました。
a6400は
・USB給電ができる。
・動画の記録制限がない
という理由から「イベントなどの長時間の動画撮影がしたい」という方におすすめしたいと思いました。
最後に僕はどちらが気に入ったのかと言うと、、、EOS R10を選びました!
理由としてダイヤルが前後についているということでした。
Mモードで撮影することも多いので、直感的に操作ができるというのが魅力的でした!
また他のカメラのレビューや機種別の設定方法の紹介もしていますので、是非ご覧ください!
ではまた!


