今回はSONYのa6700とa6400どちらもミラーレスのAPS-Cサイズで人気の機種です。
a6700の方が発売日が新しく値段も数万円ほど変わるので「スペック的にはどの様な違いがあるのだろう?」というように、どちらを購入しようか悩んでいる方も多いかと思います。
そこで今回は両機種の違いについてわかりやすく解説していきたいと思います!
最後に私がおすすめしたい機種はどらかも紹介します!
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結論
- a6700がおすすめ人
- ・バリアングルで撮影がしたい
・長い時間撮影撮影をしたい
・超望遠レンズを使用したい
・APS-Cのボディで性能が高いものが欲しい
- a6400がおすすめ人
- ・安くてある程度の性能が高いカメラが欲しい
・これからカメラを始めたい
仕様一覧
まず最初に仕様の紹介です。
機種 | a6700 | a6400 |
発売日 | 2023年7月28日 | 2019年2月22日 |
撮像素子 | APS-Cサイズ (23.3 x 15.5 mm)、Exmor R CMOSセンサー | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
カメラ有効画素数 | 静止画時: 最大約2600万画素、動画時: 最大約1990万画素 | 約2420万画素 |
総画素数 | 約2700万画素 | 約2500万画素 |
記録画素数 [3:2] | APS-C時 Lサイズ: 6192 x 4128 (26 M) Mサイズ: 4384 x 2920 (13 M) Sサイズ: 3104 x 2064 (6.4 M) | Lサイズ: 6000 x 4000(24M) Mサイズ: 4240×2832(12M) Sサイズ: 3008x2000(6.0M) |
画質モード | RAW、JPEG、HEIF (4:2:0 / 4:2:2)、RAW+JPEG、RAW+HEIF | RAW、RAW+JPEG、JPEG |
4Kフレームレート 3840 x 2160 | 119.88p 59.94p 29.97p 23.98p | 30p 24p |
スロー & クイックモーション撮影 (S&Q) | 〇 | 〇 |
スロット | SD (UHS-I/II対応)カード用スロット | SD (UHS-I/II対応)カード用スロット |
フォーカス検出方式 | ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式) | ファストハイブリッドAF (位相差検出方式/コントラスト検出方式) |
測距点数 | 静止画時: 最大759点 (位相差検出方式) 動画時: 最大495点 (位相差検出方式) | 425点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) |
検出輝度範囲 | EV-3 - EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) | EV-2-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
認識対象 | 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | 人物、動物 |
測光方式 | 1200分割ライブビュー分析測光 | 1200分割ライブビュー分析測光 |
測光範囲 | EV-3 - EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) | EV-2- EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
露出補正 | ±5.0 EV (1/3 EV、1/2 EV ステップ選択可能) | ±5.0EV (1/3EV, 1/2EV ステップ選択可能) |
ISO感度(推奨露光指数) | 静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時: ISO 100 - 32000相当、AUTO (ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能) | 静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時:ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
ファインダー形式 | 1.0 cm (0.39型)電子式ビューファインダー (XGA OLED) | 1.0cm(0.39型) 電子式ビューファインダー |
ファインダー総ドット数 | 2,359,296 ドット | 2,359,296 ドット |
ファインダー倍率 | 約1.07倍 (35 mm判換算: 約0.70倍)、50 mmレンズ、無限遠、視度-1 m-1時 | 約1.07倍(35mm判換算:約0.70倍、50 mmレンズ、無限遠、視度-1m-1時) |
液晶モニター形式 | 7.5 cm (3.0型) TFT駆動 | 7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動 |
タッチパネル | 〇 | 〇 |
液晶モニタードット数 | 1 036 800 ドット | 921 600ドット |
シャッター方式 | メカシャッター / 電子シャッター | 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター |
シャッター速度範囲 | 静止画撮影時 (メカシャッター): 1/4000-30 秒、 バルブ、静止画撮影時 (電子シャッター): 1/8000-30 秒、動画撮影時: 1/8000-1 秒 | 静止画撮影時:1/4000-30秒、バルブ、 動画撮影時:1/4000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
手ブレ補正方式 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) | 交換レンズ側対応 (レンズ仕様による) |
補正効果 (静止画時) | 5.0段 (CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、 FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時) | - |
連続撮影速度 | Hi+: 最高約11コマ/秒 | Hi+時:最高約11コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | JPEG Lサイズ エクストラファイン: 143枚、JPEG Lサイズ ファイン: 1000枚以上、JPEG Lサイズ スタンダード: 1000枚以上、RAW: 59枚、RAW+JPEG: 44枚、RAW (ロスレス圧縮): 23枚、RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 18枚 | JPEG Lサイズ エクストラファイン:99枚, JPEG Lサイズ ファイン:115枚, JPEG Lサイズ スタンダード:116枚, RAW:46枚, RAW+JPEG:44枚 *5 |
USB端子 | Type-C | Type-B |
マイク端子 | 〇 | 〇 |
ヘッドホン端子 | 〇 | - |
使用電池 | NP-FZ100 | NP-FW50 |
連続動画撮影時 | ファインダー使用時: 約190分、 液晶モニター使用時: 約185分 (CIPA規格準拠) | ファインダー使用時:約125分 液晶モニター使用時:約125分 (CIPA規格準拠) |
質量(g)(バッテリーとメモリカードを含む) | 約493 g | 約403g |
質量(g)(本体のみ) | 約409 g | 約359g |
外形寸法 (幅 x 高さ x 奥行) | 約122.0 x 69.0 x 75.1 mm、約122.0 x 69.0 x 63.6 mm (グリップからモニターまで) | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 49.9 (奥行き)mm(グリップからモニターまで) |
サイズ・質量・外観の比較
前から見た目はそれほど変わらないですね。
a6700の方がグリップが深く握りやすいです。
a6700はバリアングルなので、使わない時は液晶を守ることができます。
a6400の方が厚みは薄くコンパクト。
そしてa6400の方が軽い。
両機種とも自撮りはできますが、パネルの展開方法が違います。
好みは分かれるかもしれませんが、a6700のバリアングル式が主流で展開が幅広く出来ます。
ハイアングルの撮影時はバリアングルだと横にパネルがくるので少し邪魔だと感じる時があります。
そう思うと個人的にはハイアングルの撮影はチルト式の方が好みです。
もちろんローアングルでも180度パネルを展開させて確認ができます。
機種 | a6700 | a6400 |
USB端子 | Type-C | Type-B |
a6700の方が端子が新しいType-Cです。充電をする場合、最近はiphoneもType-Cなので、ケーブルが1本あれば両方充電できます。
一方a6400はType-Bになっているので、もう1本必要なのが、デメリット。
SDカードの差し込み口はa6700は左横から差し込み、a6400は下から差しむタイプ。
三脚を付けた場合だとa6400の下からだと取り出しにくいことが多いです。
ですので抜き差しは、a6700の方が便利です。
a6700のポイント
a6400のポイント
操作性の比較
a6700のダイヤル
ここはシャッターチャンスを逃さない大きなポイントになる。
a6700は前面、背面の上部、背面の下部に3つダイヤルが付いている、SS、F値、isoを瞬時に変更することができる。
結果シャッターチャンスを逃しにくいというメリットがある。
a6400のダイヤル
a6400は背面の上部、背面の下部にダイヤルが付いている。
ダイヤルは2つなので、a6700よりか少し扱いにくい。
a6700のRECボタン
a6700のRECボタンはシャッターボタンの横にありボタンも大きく押しやすい。
a6400のRECボタン
a6400のシャッターボタンは側面に付いていてボタンが小さいので少し押しにくい。
a6700の特徴
動画、静止画のレバーがモードダイヤルと別についていて簡単に変更できる。
解像力の比較
機種 | a6700 | a6400 |
カメラ有効画素数 | 静止画時: 最大約2600万画素 動画時: 最大約1990万画素 | 約2420万画素 |
拡大
見た感じでは解像力の違いはわからなかったです。
動画性能の比較
機種 | a6700 | a6400 |
4Kフレームレート 3840 x 2160 | 119.88p 59.94p 29.97p 23.98p | 30p 24p |
両機種とも4K撮影ができますが、4Kフレームレートの仕様が少し違います。
a6700の方がより滑らかに撮影ができます。
フォーカス性能の比較
機種 | a6700 | a6400 |
測距点数 | 静止画時: 最大759点 (位相差検出方式) 動画時: 最大495点 (位相差検出方式) | 425点(位相差検出方式) 425点(コントラスト検出方式) |
認識対象 | 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | 人物、動物 |
動画瞳AF | 〇 | - |
フォーカスのスピードの違いについてテストしてみた。
手振れ補正の比較
機種 | a6700 | a6400 |
補正効果 (静止画時) | 5.0段 (CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、 FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時) | - |
iso感度の比較
機種 | a6700 | a6400 |
ISO感度(推奨露光指数) | 静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時: ISO 100 - 32000相当、AUTO (ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能) | 静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時:ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
a6700
a6400
isoでノイズの違いについて調べてみました。
バッテリーの比較
機種 | a6700 | a6400 |
使用電池 | NP-FZ100 | NP-FW50 |
連続動画撮影時 | ファインダー使用時: 約190分 液晶モニター使用時: 約185分 (CIPA規格準拠) | ファインダー使用時:約125分 液晶モニター使用時:約125分 (CIPA規格準拠) |
次にバッテリーの比較をしてました。
連続撮影の比較
機種 | a6700 | a6400 |
連続撮影速度 | Hi+: 最高約11コマ/秒 | Hi+: 最高約11コマ/秒 |
連続撮影は変わらなく、早い動きに対しても十分な連写速度です。
メリット・デメリット
次に各機種のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
a6700
- ヘッドホン端子がついている。
- 高性能
- バッテリー容量が大きく長持ち
- 少々高い
- 若干重たい
a6400
- コスパが良い
- a6700より軽い
- ヘッドホン端子がない
- 手振れ補正がない
- 動画瞳AFは作動しない
まとめ
以上がa6700とa6400の比較でした。
最後に私がおすすめしたい機種はa6700です。
バッテリーの持ちも良く、私は動画も撮影するので、やはりヘッドホンで確認したいというのがあるので、a6700を選びました!
でも初めてカメラを買うという方はa6400のスペックで十分だと思います。
またダブルズームレンズキットがお得でおすすめです!