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「EOS R10」と「ZV-E10ⅱ」の違いは?特徴やおすすめを比較レビュー

今回はCanon EOS R10とZV-E10ⅱの比較をしたいと思います!

両機ともAPS-Cセンサーを搭載し高画質を誇りますが、EOS R10は動体撮影を支える高速AFと機敏なレスポンスに強みがあり、ZV-E10 IIは映像制作を意識した機能構成と操作性の進化がポイントになります。

高性能ということは見て取れますが、両機種とも価格も似ていて初心者の方は特にどの様な違いがあるかわからないという方も多いかと思います。

本記事では、実機を使ってスペックだけでは見えにくい特徴について詳しく解説していきたいと思います!

最後に私がどちらが気に入ったのかも紹介していますので、是非最後までご覧ください。

結論

機種EOS R10ZV_E10ⅱ
性能凄く良い凄く良い
操作性凄く良い良い
価格約118,000円約120,000円

EOS R10

EOS R10がおすすめな人
・より動きの速い被写体を撮影したい
・写真をメインで使用したい
EOS R10のおすすめシーン
・野鳥撮影
・スポーツの撮影

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ZV-E10ⅱ

ZV-E10ⅱがおすすめな人
・長時間の動画撮影がしたい
・Vlog撮影がしたい
・動画をメインで撮影がしたい
ZV-E10ⅱのおすすめシーン
・イベントなどの長時間の動画撮影

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仕様一覧

数あるスペックの中から、特に比較の際に注目しておきたいポイントをピックアップして一覧にまとめました。

比較で差が出やすいポイントを、ひと目でわかるようにまとめました。

機種EOS R10ZV-E10 II
発売日2022年7月28日2024年8月2日
カメラ部有効画素数/総画素数最大約2420万画素/約2550万画素静止画時: 最大約2600万画素、動画時: 最大約1990万画素/約2700万画素
サイズ・タイプ約22.3×14.9mm CMOSセンサーAPS-Cサイズ (23.3 x 15.5 mm)、Exmor R CMOSセンサー
ファインダー型式OLEDカラー電子ビューファインダー-
ファインダー画面サイズ0.39型-
ファインダードット数約236万ドット-
液晶モニター画面サイズ3.0型(画面比率3:2)7.5 cm (3.0型) TFT駆動
液晶モニタードット数約104万ドット1 036 800 ドット
測距輝度範囲[静止画]
EV-4.0~20
(F1.2レンズ・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100で使用時)
[動画]
EV-3.5~20
(F1.2レンズ・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100・フルHD(29.97fps/25.00fps)使用時)
EV-3 - EV20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用)
検出方式デュアルピクセルCMOS AFファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)
認識対象「人物」、「動物優先」、「乗り物優先」人物、動物、鳥
露出補正1/3、1/2段ステップ±3段±5.0 EV (1/3 EV、1/2 EV ステップ選択可能)
ISO感度(標準出力感度)[静止画撮影]
常用ISO感度:ISO100~32000(1/3、1段ステップ)拡張ISO感度(相当):H(51200)
静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 100 - 32000相当 *2、AUTO (ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能)
ホワイトバランスオート(雰囲気優先/ホワイト優先)、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ、マニュアル、色温度指定(約2500~10000K)、ホワイトバランス補正、ホワイトバランスブラケティング可能2500 K - 9900 K
シャッター方式メカシャッター、電子先幕、電子シャッター電子シャッター
シャッタースピード[静止画撮影]:メカシャッター/電子先幕設定時:1/4000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ
電子シャッター設定時:1/16000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ
[動画撮影]:動画自動露出:1/4000~1/25※1
動画マニュアル露出:1/4000~1/8※1秒※1ハイフレームレート[入]設定時は1/125秒(NTSC)または1/100秒(PAL)
※撮影モードやフレームレートによって変化する
静止画撮影時 (電子シャッター): 1/8000-30 秒、動画撮影時: 1/8000-1 秒
連続撮影高速連続撮影+:最高約15コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約23コマ/秒(電子シャッター)
高速連続撮影:最高約6.3コマ/秒(メカシャッター)、最高約7.7コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター)
低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(メカシャッター/電子先幕/電子シャッター)
Hi+: 最高約11コマ/秒
記録媒体SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-I対応)SD (UHS-I/II対応)カード用スロット
データタイプ 静止画JPG、HIF、CR3RAW、JPEG、HEIF (4:2:0 / 4:2:2)、RAW+JPEG、RAW+HEIF
データタイプ 動画MP4XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264、XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265
記録画素数 静止画L(ラージ):約2400万(6000×4000)画素
M(ミドル):約1060万(3984×2656)画素
S1(スモール1):約590万(2976×1984)画素
S2(スモール2):約380万(2400×1600)画素
RAW:約2400万(6000×4000)画素
C-RAW:約2400万(6000×4000)画素
APS-C時 Lサイズ: 6192 x 4128 (26 M)、Mサイズ: 4384 x 2920 (13 M)、Sサイズ: 3104 x 2064 (6.4 M)
記録画素数 動画[HDR PQ:OFF]
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約120Mbps
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約60Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約230Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約120Mbps
4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約120Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約70Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約60Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約35Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約30Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約12Mbps
フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約90Mbps
[HDR PQ:ON]
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約170Mbps
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約85Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約340Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約170Mbps
4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約180Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約100Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約90Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約50Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約45Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約28Mbps
フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約135Mbps
動画記録 撮影モード (XAVC HS 4K)
3840 x 2160 (4:2:0, 10bit) (約)
59.94p (150 Mbps / 75 Mbps / 45 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps / 30 Mbps)
3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (200 Mbps / 100 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps)
動画記録 撮影モード(XAVC S 4K)
3840 x 2160 (4:2:0, 8bit) (約)
59.94p (150 Mbps)、29.97p (100 Mbps / 60 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 60 Mbps)
3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (200 Mbps)、29.97p (140 Mbps)、23.98p (100 Mbps)
動画記録 撮影モード (XAVC S HD)
1920 x 1080 (4:2:0, 8bit) (約)
119.88p (100 Mbps / 60 Mbps)、59.94p (50 Mbps / 25 Mbps)、29.97p (50 Mbps / 16 Mbps)、23.98p (50 Mbps)
1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (50 Mbps)、29.97p (50 Mbps)、23.98p (50 Mbps)
動画記録 撮影モード (XAVC S-I 4K)
3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (600 Mbps)、29.97p (300 Mbps)、23.98p (240 Mbps)
動画記録 撮影モード (XAVC S-I HD)
1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (222 Mbps)、29.97p (111 Mbps)、23.98p (89 Mbps)
ボディー内手ブレ補正機構非搭載非搭載
スロットUHS-II、UHS-I対応SD (UHS-I/II対応)カード用スロット
インターフェース 有線USB Type-C/HDMI端子 タイプD(マイクロ)/Φ3.5mmステレオミニプラグマスストレージ / MTP、USB Type-C®端子(SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠)、
HDMI端子、HDMIマイクロ端子 (タイプD)
Wi-Fi
Bluetooth®
電源LP-E17リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100
USB充電USB電源アダプター PD-E2/PD-E1使用
大きさ(幅・高さ・奥行き)(CIPA準拠)約122.5(幅)×87.8(高さ)×83.4(奥行)mm約114.8 x 67.5 x 54.2 mm (グリップからモニターまで)
質量(本体のみ)約382g約292 g
価格(2025年8月時点)約118,000円約120,000円

押さえておきたいポイント

さらにここは押さえておきたいというポイントをまとめてみました。

機種EOS R10ZV-E10 II
タッチパネル対応対応
瞳AF対応対応
USB給電専用のアダプターが必要対応
自撮り対応対応
4K動画撮影対応対応
ファインダーの有無対応非搭載

両機種ともここだけは押さえといて欲しいというポイントもしっかり押さえられていました。

外観の比較

カメラ選びで意外と重要なのが、デザインや手に持ったときのフィット感。
毎日使うものだからこそ、自分の好みに合った外観や操作性も大切なポイントです。
ここでは、両機種の外観デザインやサイズ感、重さなどを比較していきます。

機種EOS R10ZV-E10 II
サイズ約122.5(幅)×87.8(高さ)×83.4(奥行)mm約114.8 x 67.5 x 54.2 mm (グリップからモニターまで)

外観はどの面をとってもZV-E10ⅱの方がファインダーが付いていないこともありコンパクトです。

また標準レンズ自体も薄いので鞄に入れても邪魔になりにくいというメリットがあります。

質量

機種EOS R10ZV-E10 II
質量(本体のみ)約382g約292g

質量もZV-E10ⅱの方が軽いです。

ダイヤル

エントリー機種だとダイヤルが1つのものも多いですが、両機種ともダイヤルが2つ備わっています。

カメラにダイヤルが2つある最大のメリットは、主要な撮影パラメーターを直感的かつ同時に操作できる点です。

ZV-E10ⅱは背面に2つ備わっているので、親指で両方のダイヤルを回すのに対して、EOS R10は人差し指と親指でダイヤルを変更できます。
要するにEOS R10の方がより素早く数値を変更できるので、シャッターチャンスを逃しにくいというメリットがあります。

ですが、そもそもZV-E10ⅱは動きの速い被写体を撮るということに適していないので、仕方ないかなという印象です。

グリップ

望遠レンズなど重量があるレンズを使用するとバランスが保ちにくくなります。
そんな時にグリップが握りやすいとカメラを安定させることができるので、ブレが少なく撮影できるというメリットがあります。

手のサイズもあるので、個人的な意見になりますが、グリップは横に厚みがあり、深みもある程度あります。
大きい手ではなければ持ちやすいかなというイメージです。
EOS R10はグリップも程よい細さで深さもあるので、しっかり握ることができました。

パネル

両機種とも自撮りが出来るバリアングル式のパネルです。
自由自在にパネルを展開できるがメリットで自撮りもしやすいです。

端子

機種EOS R10ZV-E10 II
端子USB Type-C/HDMI端子 タイプD(マイクロ)/Φ3.5mmステレオミニプラグマスストレージ / MTP、USB Type-C®端子(SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2)に準拠)、
HDMI端子、HDMIマイクロ端子 (タイプD)

個人的にはZV-E10 IIにはヘッドホン端子が付いているのがありがたいです。

スペックの比較

次にスペックの比較をします。

ここでは、初心者の方でも安心して選べるように、多くのカメラに共通するおすすめの特徴をわかりやすくご紹介します。
購入前に確認しておくことで、自分にぴったりの一台がきっと見つかるはずです。

解像力の比較

カメラを選ぶときに気になるポイントのひとつが、“どれくらい細かく写るのか”=解像力です。
風景のディテールや、被写体の質感までしっかり写し出せるかどうかは、写真のクオリティに大きく関わってきますよね。

解像力はレンズが関係しますが、レンズキットに付いているレンズで比較してみました。

そこで、どのくらい細部まで描写できるのか、実際に撮影した写真をもとにチェックしてみました。

全体的に見ると違いがわかりずらいので拡大してみました。

拡大

中心の拡大は違いは良く分かりませんでしたが、右上の部分を見るとEOS R10の方が解像力が高いと感じました。
ZV-E10ⅱのレンズが新しくなったので期待していたのですが、ちょっと残念です。

iso感度の比較

写真を撮るうえで意外と重要なのが、ISO感度の設定です。
明るい場所では気になりませんが、夜景や室内など暗いシーンでは特に大切な要素になります。

ISO感度を上げれば暗い場所でも明るく撮れる反面、ノイズが出やすくなるというデメリットがあります。

またこのノイズはISOの設定が同じでも、機種によってノイズの量の差があります。

そこでどのくらいのISO感度までキレイに写せるのか?チェックしてみました!

全体的に見ると違いがわかりづらいのでiso3200を拡大してみました。

拡大

機種EOS R10ZV-E10 II
ISO感度(標準出力感度)[静止画撮影]
常用ISO感度:ISO100~32000(1/3、1段ステップ)拡張ISO感度(相当):H(51200)
静止画撮影時: ISO 100 - 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 - 6400、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 100 - 32000相当 *2、AUTO (ISO 100 - 6400相当、上限/下限設定可能)

数値的な違いは表せないので、はっきりとどちらが綺麗とは言えないですが、ZV-E10ⅱの方がノイズの量が少ないと感じました。
ですので暗いシーンでもZV-E10ⅱの方が綺麗に撮れると感じました。

フォーカス性能の比較

動きの速い被写体や、スポーツなど少し離れた位置からの撮影では、フォーカス性能が特に重要になってきます。
フォーカスの精度が低いと、せっかくのシャッターチャンスでもピントが合っていない写真になってしまうことも…。

そこで、フォーカスの反応速度や精度をチェックするために、以下の3つのシーンでテストを行ってみました。

検証リスト
・ダンスシーンで、どれくらいフォーカスが追従してくれるか?
・振り向いた瞬間に、どれだけ素早く反応できるか?
・遠く離れた被写体にも、しっかりピントが合うのか?

ほとんど違いはわからないというのが正直なところですがスローモーションで見ると若干ZV-E10ⅱの方が早いかなと感じました。
ただこれだけしっかりと追従しているので普段の撮影では全く問題がないレベルです。

動画性能の比較

動画も綺麗に撮りたいという方にとっては動画性能も見ておくべきポイントになります。

動画の撮れるサイズなどで綺麗に撮れたり、フレームレートで動画の雰囲気も変わるの抑えてくと便利です。
参考までに実際に撮影した映像をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

機種EOS R10ZV-E10 II
連続撮影[HDR PQ:OFF]
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約120Mbps
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約60Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約230Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約120Mbps
4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約120Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約70Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約60Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約35Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約30Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約12Mbps
フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約90Mbps
[HDR PQ:ON]
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約170Mbps
4K UHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(軽量):約85Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約340Mbps
4K UHDクロップ(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約170Mbps
4K UHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約470Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(標準):約180Mbps
フルHD(ハイフレームレート動画)/(119.88/100.00fps)/IPB(軽量):約100Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(標準):約90Mbps
フルHD(59.94/50.00fps)/IPB(軽量):約50Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約45Mbps
フルHD(29.97/25.00/23.98fps)/IPB(標準):約28Mbps
フルHD(タイムラプス動画)/(29.97/25.00fps)/ALL-I:約135Mbps
動画記録 撮影モード (XAVC HS 4K)
3840 x 2160 (4:2:0, 10bit) (約)
59.94p (150 Mbps / 75 Mbps / 45 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps / 30 Mbps)
3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (200 Mbps / 100 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 50 Mbps)
動画記録 撮影モード(XAVC S 4K)
3840 x 2160 (4:2:0, 8bit) (約)
59.94p (150 Mbps)、29.97p (100 Mbps / 60 Mbps)、23.98p (100 Mbps / 60 Mbps)
3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (200 Mbps)、29.97p (140 Mbps)、23.98p (100 Mbps)
動画記録 撮影モード (XAVC S HD)
1920 x 1080 (4:2:0, 8bit) (約)
119.88p (100 Mbps / 60 Mbps)、59.94p (50 Mbps / 25 Mbps)、29.97p (50 Mbps / 16 Mbps)、23.98p (50 Mbps)
1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (50 Mbps)、29.97p (50 Mbps)、23.98p (50 Mbps)
動画記録 撮影モード (XAVC S-I 4K)
3840 x 2160 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (600 Mbps)、29.97p (300 Mbps)、23.98p (240 Mbps)
動画記録 撮影モード (XAVC S-I HD)
1920 x 1080 (4:2:2, 10bit) (約)
59.94p (222 Mbps)、29.97p (111 Mbps)、23.98p (89 Mbps)

EOS R10

ZV-E10ⅱ

手振れ補正の比較

スマホで写真を撮ったときに、ちょっと手が動いただけで写真がブレてしまったことはありませんか?
カメラでも同じように、手が少し動いただけで写真がぼやけたり、動画がゆれたりしてしまうことがあります。

そんなときに助けてくれるのが、「手ぶれ補正(てぶれほせい)」という機能です。
この機能があると、カメラが自動で手の小さな動きをおさえてくれるので、はじめての方でもキレイに写真や動画が撮りやすくなります

今回は、手ぶれ補正が**どれくらいしっかり効くのか?**を試してみました!

同じ条件で撮影をしてみましたが、特に違いは感じられずこのぐらいかなという印象です。

連続撮影の比較

連続撮影とは、シャッターボタンを押し続けると、何枚も写真を連続で撮れる機能のことです。

この機能を使うと、たとえばスポーツの決定的な瞬間や、子どもや動物が動いている場面などでも、一番いいタイミングの写真をあとから選ぶことができます

カメラによって、1秒間に撮れる枚数(コマ数)が違うので、連続撮影の速さもチェックポイントになります。

機種EOS R10ZV-E10 II
連続撮影高速連続撮影+:最高約15コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約23コマ/秒(電子シャッター)
高速連続撮影:最高約6.3コマ/秒(メカシャッター)、最高約7.7コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター)
低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(メカシャッター/電子先幕/電子シャッター)
Hi+: 最高約11コマ/秒

EOS R10の方が連写速度が速いので、より一瞬のシーンでもベストショットが撮れる確率が高いです。

両機種の良かったポイント

実際に使ってみて、片方の機種にしか備わっていない機能で「これはいいな!」と感じた両機種のポイントをまとめてみました。
見た目だけではわからない部分や、使ってみて初めて気づいた使いやすさなど、実際の使用感をもとに正直にお伝えしていきます。

EOS R10の良かったポイント

まずはEOS R10の良かったポイント紹介したいと思います。

AFONのボタン

AF-ONとは
カメラのオートフォーカス(AF)を作動させるためのボタンのことです。
通常、オートフォーカスはシャッターボタンを半押しすることで作動しますが、AF-ONボタンを使うと、シャッターボタンとは別の動作としてAFを操作できます。

フォーカスを固定しておきたい場合に便利な機能です。

マルチコントローラー

マルチコントローラーとは?
マルチコントローラーとは、主にフォーカスポイント(AFポイント)の選択やメニュー操作などに使え、ジョイスティックになっているので、直感的に操作ができる

またボタンもシャッターボタンの位置に近いので、ファインダーを覗いたまま操作もできます。

撮影に集中ができるというメリットもあります。

M-fn

M-fnとは?
M-fn…撮影でよく使う機能が割り当てられていて、ダイヤルを回してすぐに変更することができる。
ファインダーを覗いた状態でも変更することができます

M-fnの方が設定を変えやすく素早く設定を変更できました。

メイン・サブ電子ダイヤル

冒頭でも解説しましたが、ハイエンドモデルには大体、前後にダイヤルが付いていることがほとんどで、EOS R10にも対応しています。
素早く数値を変更できるので、シャッターチャンスを逃しにくいというメリットがあります。

ZV-E10 IIの良かったポイント

次にZV-E10ⅱのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。

縦向き横向きの表示を切り替えれる

カメラは縦・横どちらの向きにも対応していて、縦に構えると画面の表示も自動で縦向きに切り替わります。
だから、縦動画や縦構図の写真を撮るときも、操作しやすくて快適です。

またショート動画の撮影がしたいという方も縦向きで撮影しても表示が見やすくおすすめです。

ズームレバー搭載

ZV-E10 IIは、本体にズームレバーが搭載されています。

レンズ側の操作だけでなく、カメラ本体からもなめらかにズームできるというメリットがあります。

レンズ側とボディ側を使ってみたのですが、ボディ側の方が使いやすかったので便利だと感じました。

ヘッドホン端子が付いている

エントリー〜ミドルクラスはヘッドホン端子が付いていないことが多いです。
なので動画撮影をする時に例えば外部のマイクを使って音を取り込んでノイズが出ていても気づきにくいです。

なので動画で音声もしっかり撮りたいという方はヘッドホン端子がある方が絶対良いのですが、ZV-E10 IIはヘッドホン端子が備わっています。

ですので、安心して動画撮影ができます。
さすがVlogカメラだと感じました。

全体的にEOS R10と比べてコンパクトでした。

持ち運びがしやすいというのが魅力的な点です。

バッテリーの容量も大きく長時間の撮影が可能

前期種とのバッテリー比較

ZV-E10 IIは、バッテリーが前モデルの**NP-FW50(約1020mAh)からNP-FZ100(約2280mAh)**へと大幅に容量アップ。
約2倍以上になったことで、長時間の動画撮影や旅行先での撮影でも、バッテリー残量により余裕を持って臨めます。

個人的には結構長時間撮影ができると感じています。

1つだけは少し心細いので、何個か持っていますが写真の撮影は十分撮影ができます。
動画だとよく撮る方は2個ぐらい持っておくのがおすすめです。

動画の記録時間の制限がない

Eos R10は1回の記録時間が最大2時間で、2時間に達した時点で動画撮影が自動的に終了されます。
しかしZV-E10ⅱはその様な縛りはありませんがSONYのHPだと最大で約13時間だそうです。
2時間以上回す場面はあまりないかもしれないですが、長く回したい方はおすすめです。

SDカードを横から挿せる

エントリークラスのカメラはSDカードをそこからタイプが多いです。
しかしZV-E10Ⅱは横からSDカードを挿せるので三脚を付けた状態でも簡単に対応できるのが良かったです。

Type-CでUSB給電ができる

EOS R10は専用のケーブルがあればUSB給電ができますが、購入する必要があります。
ですが、ZV-E10ⅱはType-CのケーブルがあればUSB充電はもちろんUSB給電をすることができます。

なので動画撮影でもUSB給電をしながら撮影ができるので、長時間の動画撮影をしたい方はおすすめです。

両機種の残念だったポイント

使ってみて「ここはもう少し工夫があればもっと良くなるかも」というポイントもいくつかありました。
あくまで個人の感想ではありますが、正直にお伝えします。

EOS R10の残念だったポイント

まずはEOS R10の残念だったポイントを解説していきたいと思います。

USB給電をするには専用のケーブルが必要

EOS R10はUSB電源アダプター PD-E1を使わないとUSB充電もしくは給電が出来ません。
EOS R10残念だったポイントはこれだけですが、これが結構大きな残念なポイントです。

わざわざ買わないといけないし、忘れたらUSB給電が出来ない、そして結構大きいので、邪魔になるというデメリットがあります。

なのでこの理由で長めの動画を撮るなら、私はEOS R10は買わないと感じました。

ZV-E10ⅱの残念だったポイント

次にZV-E10ⅱの残念だったポイントを紹介したいと思います。

ファインダーが非搭載

これはVlog用のカメラなので仕方ないことですが、個人的にはファインダーが付いていないことが残念でした。。。

電子シャッターのみしか対応していない

ZV-E10ⅱはシャッター方式が電子シャッターのみとなっています。

電子シャッターにはデメリットがあり、動く被写体での「ローリングシャッター歪み」があります。

スポーツ撮影や乗り物、手持ちでのパン(左右振り)時に発生しやすいです。

実際に写真を撮りましたが、それほど早くない電車でしたが、歪みが見られました。
なので動きの速い写真を撮りたいというかは向いてないと感じました。

メリット・デメリット

これまで紹介したものも含めメリット・デメリットにまとめました。

EOS R10

メリット
  • AFONのボタンを搭載
  • マルチコントローラーを搭載
  • M-fnを搭載
  • メイン・サブ電子ダイヤルを搭載
デメリット
  • USB給電をするには専用のケーブルが必要

ZV-E10ⅱ

メリット
  • 縦向き横向きの表示を切り替えれる
  • ズームレバー搭載
  • ヘッドホン端子が付いている
  • バッテリーの容量も大きく長時間の撮影が可能
  • 動画の記録時間の制限がない
  • SDカードを横から挿せる
  • Type-CでUSB給電ができる
デメリット
  • ファインダーが非搭載
  • 電子シャッターのみしか対応していない

まとめ

以上がEOS R10とZV-E10ⅱの比較でした。

EOS R10は
・ダイヤルが前後に1つずつ搭載
・グリップが握りやすい
・フォーカスも早い
・連写速度も速い
という理由から「動きの速い物を撮影したい」という方におすすめしたいと思いました。

ZV-E10ⅱは
動画に特化しているので、特に「Vlog撮影をしたい」という方におすすめしたいと思いました。

最後に僕はどちらが気に入ったのかと言うと、、、EOS R10を選びました!

写真を撮ることも多いので、ファインダーが備わってほしかったので、EOS R10を選びました!



また他のカメラのレビューや機種別の設定方法の紹介もしていますので、是非ご覧ください!

ではまた!

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