Contax G MOUNT カメラレビュー

CONTAX G Biogon28mm/f2.8 オールドレンズを徹底解説!実写レビュー

現在は製造されていませんが、今もなお人気のコンタックス。

今回はBiogon28mm/f2.8がジャンク品で18,000円と
曇りやカビが無く状態は良かったので、すぐさま購入。


おそらくAFは作動しないと思うので、この値段だとは思いますが、
実際に撮影をしてみて、あの時に即購入をしたのは、
後悔は無く、むしろ買って良かったと感じながらこの記事を書いています。



このレンズの特徴や、実際にスチールや、動画で撮影をしてみましたので、ご覧ください。

本記事のリンクには広告が含まれています。

170年以上の歴史を持つカールツァイスのレンズ

日本のカメラメーカーヤシカとカール・ツァイスが共同開発されたのがCONTAX
そしてその中でコンタックスG1、G2が発売され対応したレンズとして販売されたのが
今回購入したG Biogon28mm/f2.8になる。

Gマウントレンズは歴史はほかのレンズと比べると浅く
Biogon28mm/f2.8は1994年に販売されたレンズになります。

発売日品名
1994Biogon T*28mm F2.8
1994Hologon T*16mm F8
1994Planar T*45mm F2
1994Sonnar T*90mm F2.8
1996Biogon T*21mmF2.8
1996Planar T*35mmF2
1996Vario-Sonnar T*35-70mm F3.5-5.6

世界的に有名なカールツァイス製でありながら、比較的安い値段で購入できるので、
値段だけ見ると良いレンズなのか?と思うかもしれません。

私も気になったので、このレンズについて詳しく調べてみた。

Biogon(ビオゴン)は広角レンズとして有名なレンズ構造

レンズの品名を見るとTessar(テッサー)やDouble Gauss(ダブルガウス)など様々な名称があることがわかります。
そしてこのレンズには品名にBiogon(ビオゴン)と表記されている。

これが表しているものとはレンズの構造の名称として表記されている。

ではBiogonのレンズの特徴とは?

メモ

レンジファインダーの広角レンズとして販売されていた。

そしてBiogon28mm/f2.8のレンズ構成図がこちら。

レンズ構成は5群7枚で対称型が特徴です。

マウントアダプターを使ってみた

後ろ玉の方が飛び出しています。

メモ

注意するポイントとしてはマウントアダプターを介して、使用する場合は
後ろ玉がセンサーに当たらないかということを注意した方が良い。

このマウントアダプターはa7Ⅳで問題なく使うことが出来たよ!

マウントアダプターにマニュアルリングが付いているのが特徴です。

私が購入したのはマニュアルタイプです


さらに、マウントアダプターを購入を検討されている方に知って頂きたいのは
このCONTAX G Biogon28mm/f2.8はオートフォーカスに対応したレンズということです。

マニュアルタイプとオートフォーカスに対応したタイプがあるよ!

高級感を感じさせる外観

ボディのカラーはコンタックスG1、G2と統一性を持たすために統一しているのだとは思いますが、
ゴールドっぽい色や触った感じも高級感がありテンションが上がります。

これはレビューすることではないかもしれないが
個人的には、このレンズキャップが凄く気に入っている

つまんで外すタイプのキャップではなく筒状で押してはめるだけ、
この押して中の空気が抜けていく感触が癖になる。
普通に撮影する限り決して落ちないが、無くすと変わりのものが少なそうだし、
あっても高そうなので、無くさないように注意したい。

重量150gであり、ボディと付けても、重さを感じさせないので、
スナップ撮影など、長時間首にかけても特に苦にはならなかった。

性能について

最短撮影距離は50cmなので、f2.8で最短撮影距離50cmでこれぐらいぼかせることができます。


ただチェーンにU字型カギがあった場合、そこをピンポイントで狙いたいなら、もう少し焦点距離があるレンズの方が良いと思った。

描写力のテストをしてみた

テスト内容は、F値を変更して撮影してみました。ピントは中心の円のエンブレムのところに合わしています。
F2.8の時はぼやけている感じがします。

F値を高めると全体的にシャープになっています。
シャープでコントラストもしっかりしているという印象を受けました。

F2.8
   
F4
F5.6
   
F8
F11
   
F16
   
F22


買う前に気になったのが、

F2.8なので、F1.8mmレンズの方が背景がボケやすいし、明るく撮影できるから、

どうなんだろう。。。と気にはなったが、スナップ撮影で、

あまりボケがほしいということもなく、実際その辺は気にならなかったです。

レンズ仕様CONTAX G Biogon 28mm/f2.8
構成5群7枚
最短撮影距離50cm
重量150g
最小絞りF2.8
最大絞りF22

逆光での撮影

FE24-70mm F2.8GMで撮影をしてみた

SONYのFE24-70mm F2.8GMで同じ焦点距離にして設定も同じ設定で撮影をしてみました。
周辺部分はBiogon28mm/f2.8のほうがぼやけているが中心の部分はコントラストも綺麗でシャープに表現されている。

CONTAX G Biogon28mm/f2.8はどんな撮影に適しているか

・スナップ撮影
広角レンズなので、スナップ撮影をしたい方におススメ!
またコンパクトで持ち運びにも便利。
シャープな表現ができるので、私個人的にはリッチな演出ができる感じがしました。

個人的な評価

内容評価
描写力★★★★✰
ボケ味★★★✰✰
重量★★★★✰
レア度★★✰✰✰
価格★★★✰✰

まとめ

contax Gマウントのレンズを初めて使いましたが、

描写力もよく、コントラストも強く感じます。
街に出かけるのが楽しくなってしまうレンズです。


個人的には気に入っているので、他のGマウントレンズも気になりました。

また他のレンズも試して紹介したいなと思います。

実写

スポンサードリンク

-Contax G MOUNT, カメラレビュー